「連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別利益計上見込みに関するお知らせ」 を掲載しました。

2024/05/14  東邦亜鉛 株式会社 

2024 年 5 月 14 日
東邦亜鉛株式会社

連結子会社の異動(株式譲渡)及び特別利益計上見込みに関するお知らせ

当社は、5 月 13 日開催の取締役会において、当社資源事業において保有する豪州エンデバー鉱山操業子会社(Cobar Operations Pty Ltd(以下 COPL 社)及び Endeavor Operations Pty Ltd(以下 EOPL 社))の株式を譲渡する契約の締結について決議し、本日、譲渡先である豪州証券市場(以下ASX)の上場会社であるPolymetals Resources Ltd(以下 Polymetals 社)の 100%子会社の Cobar Metals Pty Ltd(以下 Cobar Metals社)と契約しましたのでお知らせいたします。

また、当該契約における前提条件の充足により取引が成立することに伴い、今後、特別利益を計上する見込みとなりましたので、あわせてお知らせいたします。



1.事実の概要

鉱山ポートフォリオの見直しの一環として、2020 年初から休山に移行していた豪州ニューサウスウェールズ州にあるエンデバー鉱山について、同鉱山権益等を保有する当社の連結子会社である豪州鉱山会社CBH Resources Limited(以下 CBH 社)の 100%子会社である COPL 社と EOPL 社を譲渡する契約をASX 上場の資源会社 Polymetals 社の 100%子会社である Cobar Metals 社と締結することを 5 月 13 日開催の当社取締役会において決議し、本日締結しました。

当該契約における前提条件の充足によって取引が成立した後、COPL 社の親会社となる Polymetals 社が州政府に対して鉱山の原状回復を行う実質的な義務を負うことになります。一方、当社は現在差し入れている環境保証を譲渡後も引き続き2 年間継続しますが、譲渡時点に差し入れている環境保証の金額が上限となります。したがって、当社としては、本取引により同鉱山の管理義務及び閉山時に当社自らが実質的に原状回復を行う義務自体から解放され、将来の追加負担の可能性も抑制できることになります。

また、取引成立後に、当該子会社の株式譲渡にかかる売却益約18 億円を特別利益として計上する見込みであります。

2.今後の見通し

本取引成立の前提条件として、COPL 社及び EOPL 社の株式及び資産を CBH 社へ担保差入れを行うことについてPolymetals 社の株主承認が必要となることから、本日、同社より ASX へ本取引公表と 6 月下旬での臨時株主総会開催について通知を行っております。Polymetals 社株主承認後、速やかに取引が成立する予定です。

3.当社業績に与える影響

上記の特別利益は、2024 年度連結決算に計上する見込みであります。なお、2024 年度連結業績予想につきましては、現在策定中である事業再生計画とあわせて、まとまり次第、すみやかにお知らせいたします。

以上

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