三菱HCキャピタルとエムネスが資本業務提携契約を締結

2024/05/09  三菱HCキャピタル 株式会社 

2024 年 5 月 9 日
三菱HCキャピタル株式会社
株式会社エムネス

三菱HCキャピタルとエムネスが資本業務提携契約を締結
持続可能な包括的地域医療体制整備の実現に向けたソリューションを創出


三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:久井 大樹/以下、三菱HCキャピタル)と、株式会社エムネス(代表取締役社長:阿部 伸一/以下、エムネス)は、このたび、遠隔画像診断支援をはじめとするデジタルソリューションの活用による医療現場オペレーションの質の向上ならびに効率化などを通じて、持続可能な包括的地域医療体制の構築を図るべく、資本業務提携契約(以下、本提携)を締結しました。

今後、両社は、本提携にもとづき、両社が保有する技術や専門的な知見を活用し、医療機関および医療従事者間の連携促進、医療機関が有する医療データの活用支援により、地域医療の質と持続可能性の向上に資するソリューションの開発を図ります。

日本の医療は、少子高齢化にともなう高齢者人口の増加、生産年齢人口の減少により、医療従事者不足、医療偏在の解消、医師の働き方改革などが課題となっています。なかでも読影医*1の不足は大きな課題となっており、読影業務の効率化や遠隔画像診断支援サービスの重要度が高まっています。

エムネスは、「身体の状況をありのままに正確にリアルタイムに伝えて、世界中の医師や医療従事者が連携して、患者のために理想の医療を提供できるようにすること」をビジョンに掲げ、医療機関や健診機関向けの遠隔画像診断支援サービス、医用画像を中心とするデータ管理・共有を可能とする医療支援クラウドサービス「LOOKREC」*2を提供しています。また、医療関連データの活用およびデータポータビリティ*3に関連するサービスの開発にも取り組んでおり、ユーザーからのフィードバックにもとづき、サービス品質の改善、新たな機能・ソリューション開発などさらなる提供価値の創出を図ります。

三菱HCキャピタルは、「2023~2025 年度中期経営計画」において、事業戦略に「ビジネスモデルの進化・積層化」を掲げ、デジタルやデータ活用による高付加価値サービスの提供、新ビジネス開発などに取り組んでいます。

ヘルスケア分野においては、ヘルステックや医療DX など先進的な取り組みを通じて、医療機関の経営支援ならびに地域医療サービスの質的向上に取り組んでおり、本提携により、医療機関のDX 化の促進、地域医療連携の効率化支援の加速を図ります。また、取引先医療機関の紹介などを通じた「LOOKREC」をはじめとしたエムネスのデジタルソリューション・プラットフォーム利用者の増加、ならびに医療関連データの蓄積、その活用による既存サービスの拡充、高付加価値化を図ります。

なお、三菱HCキャピタルは、2023 年 4 月、投資を起点としたスタートアップ企業とのオープンイノベーションを通じた新サービスの創出、新事業の開発促進を目的に、「イノベーション投資ファンド*4」の運用を開始しており、本提携は同ファンドを活用したものです。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.mitsubishi-hc-capital.com/investors/library/pressrelease/pdf/2024050901.pdf

他の画像

関連業界