マレーシアにおける子会社の設立に関するお知らせ

2024/06/06  株式会社 セブン銀行 

2024 年6月6日
株式会社セブン銀行

マレーシアにおける子会社の設立に関するお知らせ

当社は、2024 年5月30 日付で、7-ELEVEN MALAYSIA SDN. BHD. (以下 SEM)の100%子会社である 7-ELEVENSERVICES SDN. BHD. (以下 SES)、現地投資持株会社である HQZ CREDIT SDN. BHD. (以下 HQZ)、現地投資持株会社である SMRT HOLDINGS BERHAD (以下 SMRT)との4 社共同出資により、セブン銀行の海外子会社としては米国、インドネシア、フィリピンに次いで4 拠点目となるマレーシアの現地法人(以下、本子会社)を設立いたしましたので、お知らせいたします。



1.本子会社設立の背景

マレーシアは現在 3.7%(2023 年 GDP成長率/マレーシア統計局調べ※)で経済成長をしており、インドネシア・フィリピンと同様に若い世代が多く、人口ボーナス期が 2050 年まで続くと予測されています。また、現金流通量が年々拡大していることから、有望なアジア市場の一つとして捉えております。

特に、マレーシアの生活習慣では、日常的に現金払いをする人の割合が7 割を超えており、ATM平均出金利用件数が日本や他のアジア各国と比較して高く、また現在のATM総台数は国内全体でも約 15,000 台程度に留まることから、当社としては同国でのATM事業の成長性が見込めると判断いたしました。

※出典:外務省ホームページ(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/malaysia/data.html)

2.本子会社の事業内容

本子会社は首都であるクアラルンプールを拠点とし、銀行支店や既存ATMの少ない地域を中心に紙幣還流式のATM設置を進め、これまで培ったノウハウを活かしたATM運営を行います。現地では、コンビニエンスストア店内に設置されているATMは少なく、約 40 年にわたりマレーシアにおけるコンビニエンスストアのアイコンとして国民から親しまれているセブン‐イレブンの店舗に順次設置していくことで、コンビニATMとして新たな金融サービスを提供し、「金融×小売サービス」の実現を目指してまいります。

3.本子会社の概要

(1) 名 称 ABADI TAMBAH MULIA INTERNASIONAL MALAYSIASDN. BHD.
(2) 所在地 マレーシア、クアラルンプール
(3) 代 表 者 の 氏 名 渡部 譲
(4) 事 業 内 容 ATM運営事業
(5) 資本金 13.2 百万MYR(約 396百万円)
※1MYR=30JPYで計算
(6) 設 立 年 月 日 2024 年5月 30日
(7) 出 資 比 率
セブン銀行:50.1%
SES:24.9%
HQZ:20.0%
SMRT:5.0%

4.共同出資相手先の概要

(1)SES の概要

(1) 名 称 7-ELEVEN SERVICES SDN. BHD.
(2) 所在地 マレーシア、クアラルンプール
(3) 代 表 者 の 氏 名 Tan U-Ming
(4) 事 業 内 容 投資持株会社
(5) 設 立 年 月 2024 年4月
(注)SESの親会社であるSEMは、7-Eleven International LLCから付与されたエリアライセンスに基づき、マレーシア国内でコンビニエンスストア事業を運営しておりますが、当社の親会社である株式会社セブン&アイ・ホールディングスの関係会社ではありません。

(2)HQZの概要

(1) 名 称 HQZ CREDIT SDN. BHD.
(2) 所在地 マレーシア、クアラルンプール
(3) 代 表 者 の 氏 名 Hew Chee Wai
(4) 事 業 内 容 投資、債権管理、貸付け等を行う投資持株会社
(5) 設 立 年 月 1991 年5月

(3)SMRT の概要

(1) 名 称 SMRT HOLDINGS BERHAD
(2) 所在地 マレーシア、セランゴール州
(3) 代 表 者 の 氏 名 Maha Ramanathan Palan
(4) 事 業 内 容 投資持株会社
(5) 設 立 年 月 2004 年6月

5.業績等への影響

本件による当社の今期の連結業績に与える影響は軽微と見込んでおります。

以 上

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