オラクル、IDC MarketScapeで Utilities CIS & Billingのリーダーに選出

2024/06/14  日本オラクル 株式会社 

オラクル、IDC MarketScapeで Utilities CIS & Billingのリーダーに選出

複雑な請求、商用顧客および企業顧客の管理、デマンド・レスポンス、および低所得消費者向けの革新的なプログラムにおいて、その卓越性を評価

テキサス州オースティン — 2024年6月14日

(本資料は米国2024年5月9日にオラクル・コーポレーションより発表されたプレスリリースの抄訳です)

エネルギーを取り巻く環境が進化する中、電気・水道事業者はサービス・ポートフォリオの多様化、クラウド・テクノロジーの採用、カスタマー・エクスペリエンスの優先順位付けを行うことで適応してきました。オラクルは、組織が個人および商用顧客と、企業顧客の両方の拡大するニーズを満たすことができるようサポートするその能力が認められ、IDC MarketScape: Worldwide Customer Information System & Billing Solutions for Utilities 2024 Vendor Assessmentにおいてリーダーに選出されました。1 こちらからレポートの抜粋をお読みいただけます。

IDC Energy Insightsのリサーチ・ディレクターであるGaia Gallotti氏は次のように述べています。「2016年の最後のレポート以降、市場の変化によって、CISおよび請求(CIS&B)ソリューションに対する公益事業者の期待値が大きく変化しました。革新的な製品とサービスにより、コストを削減し、顧客の需要を満たすことのできる包括的なテクノロジー・プラットフォームが求められるようになりました。オラクルは、2024 IDC MarketScapeの公益事業向けCISおよび請求ソリューション部門において、リーダーのカテゴリに位置付けられました。Oracle Energy and Waterの顧客プラットフォーム・ソリューションには、複雑なC&I顧客を含む、エネルギー転換を行う顧客のニーズに対応できるよう設計された、幅広い特徴や機能が備わっています。特にオラクルは、統合ソリューションと導入オプションの幅広いポートフォリオ、デマンド・レスポンスと予測分析に特化した機能、高度な分析とAIに対する重点的な取り組みにおいて、当社のレポートで高く評価されました。」

最新の柔軟なオプション

古いレガシーの顧客情報システム(CIS)を使用している多くの公益事業者が、業界のイノベーションや規制関連のニーズに対応するのに苦慮しています。これらのニーズに対応するため、オラクルは、統合された顧客エンゲージメント、法人営業、カスタマー・エクスペリエンス、エネルギー管理、Meter-to-Cash、フィールド・サービス、バックオフィスに関する幅広い機能を提供する、高度な顧客プラットフォームを構築しました。

Portland General Electric、Gas South、Lubbock Power & Light、Lower Colorado River Authorityなど、あらゆる規模の公益事業者がオラクルの統合顧客請求およびMDMプラットフォームを使用して、提供サービスの強化、スマート・メーターの導入サポート、優れたサービスを提供するための360度ビューを実現しています。お客様は、「Oracle Utilities Customer Cloud Service」またはオンプレミスへのCIS導入環境である「Oracle Utilities Customer to Meter」を使用して、SaaSの利便性または総所有コストの削減のどちらを優先させるかを選択できます。

IDC MarketScapeが評価した主な強みは、複雑な法人顧客を管理する公益事業に対するオラクルの柔軟なサポート体制です。IDC MarketScapeは、「Oracle Energy & Waterの顧客プラットフォーム・ソリューションは、世界中で実装およびサポートされているほか、運用モデルや規制構造によって、公益事業者がCISおよび請求製品に多額の投資を行うことのできる、北米、ヨーロッパ、中東、アジアなどの確固たる顧客フットプリントを持っています」と言及しています。

将来を見据えた分析とAI

オラクルの製品を使用することで、公益事業者は顧客、バックオフィス、フィールド・オペレーション全体で、AIを活用したワークフローと自動化を適用し、運用の効率化とサービス・コストの削減を実現できます。組込みの分析とインサイトにより、リクエストに応じて、最も関連性の高い情報をコールセンターのオペレーターと顧客の両方に示すことができます。IDC MarketScapeは、「Oracle Energy and Waterの統合ソリューションの広範なポートフォリオの一部として利用可能な追加の拡張機能があります。これには、顧客の支払い能力を分析するツールが含まれ、低所得顧客を特定して利用可能な低所得プログラムを予測するための予測分析、料金分析、料金比較、複雑な見積を行うことができます」と言及しています。

また、IDC MarketScapeは、オラクルの変革的なテクノロジーに対する将来を見据えた投資についても言及しており、「オラクルは生成AIに投資し、生成AI機能を統合して、ナレッジ記事の作成の簡略化、顧客との通話内容の要約、電子メール・サポート・リクエストへの応答の生成、チャット内での回答の提案を行うユースケースを開発しています」と紹介しています。

Oracle Energy and Waterのシニア・バイスプレジデント兼ゼネラル・マネージャであるCreighton Oylerは次のように述べています。「世界の電気・水道会社が現行のCIS&B機能と将来の戦略を評価するうえで、統合の容易さ、新しいビジネス・モデルに対する柔軟なサポート、AIによるCXイノベーションを提供できる最新のソリューションを検討することが重要です。オラクルがこのベンダー評価におけるリーダーのカテゴリで選出されたのは、斬新なエンドツーエンドのテクノロジーにより、公益事業者がビジネスを変革する方法を絶えず拡大し続けている当社の取り組みが評価された結果であると考えています」

レポートの抜粋をこちらからお読みいただけます。

【本件に関するお問い合わせ先】

  • 日本オラクル株式会社

  • 広報室 谷地田
  • pr-room_jp@oracle.com
  • 03-6834-3020

IDC MarketScapeについて

IDC MarketScapeベンダー評価モデルは、特定の市場におけるICT(情報通信テクノロジー)サプライヤーの競争力について概説することを目的に設計されています。この調査手法では、定性的および定量的基準に基づく厳密なスコアリング手法を採用しており、その結果、特定の市場における各ベンダーの位置づけが単一のグラフで示されます。IDC MarketScapeは、ITや電気通信ベンダーの製品およびサービス、能力、戦略、現在および将来の市場成功要因を有意義に比較できる明確なフレームワークを提供します。また、このフレームワークにより、テクノロジー・バイヤーは、現在および将来のベンダーの強みと弱みを360度評価することができます。

1 IDC MarketScape: Worldwide Customer Information System & Billing Solutions for Utilities 2024 Vendor Assessment(文書番号: US49060523)、2024年3月。

Oracle Energy and Waterソリューションの詳細をさらに確認したい方は、こちら から LinkedIn のディスカッションにぜひご参加ください。

オラクルについて

オラクルは、アプリケーションを統合したスイートと安全な自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudで提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)について詳しくは、 www.oracle.com をご覧ください

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Oracle、Java、MySQL、およびNetSuiteは、Oracle Corporationの登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。

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