遠藤照明のLED照明総合カタログ発刊。より豊かな光環境を、より少ないエネルギーで実現するLED 照明器具 全 7,800 型番を掲載。

2024/05/29  株式会社 遠藤照明 

2024 年 5 月

遠藤照明のLED照明総合カタログ発刊。より豊かな光環境を、より少ないエネルギーで実現するLED 照明器具 全 7,800 型番を掲載。

LED 照明器具の製造販売を中心に事業展開する株式会社 遠藤照明は、新しい LED 照明総合カタログ「LEDZ Pro.6」(A4 特寸、本文 1,210 ページ、7,800 型番掲載)を発刊しました(カタログ有効開始日は 2024 年 5 月 1 日)。

――人々の暮らしをより豊かなものにするために、人と光の新しい関係を提案する。
――カーボンニュートラルの実現に向け、照明器具におけるエネルギー利用のさらなる効率化を追求する。

本カタログは、その両立を目指し、『より豊かな光環境を、より少ないエネルギーで。』をコンセプトに、新製品 3,608 型番を含む全 7,800 型番の LED 照明器具を掲載しています。 遠藤照明は、充実した製品ラインナップのご提供を通じて、持続可能な未来を目指し、未来を拓く「光」をつくり続けてまいります。

<新製品の概要>
1.照明の IoT 化へ向けて。納入実績 30,000 件以上、無線制御システム「Smart LEDZ」の拡張性を向上。
2.調光調色を超えた新発想の光源シリーズ「Synca」の対応器具を拡充。人と光の新しい関係を提案します。
3.調色×高効率を実現!ベースダウンライトの大幅な効率アップで、カーボンニュートラルの実現を後押しします。
4.迫る 2027 年、蛍光ランプの製造・輸出入が禁止になる前に LED 化を。リプレイス対応器具を完備。
5.人気のライン照明「Linear」シリーズの光をさらに美しく改良。ペンダントタイプや幕板不要の間接照明タイプも新登場。

<新製品の詳細>
1.照明の IoT 化へ向けて。納入実績 30,000 件以上、無線制御システム「Smart LEDZ」の拡
張性を向上。
「Smart LEDZ(スマートレッズ)」は、信号線不要で照明器具 1 台ごとの制御が可能な無線制御システムであり、2013 年の発売から 30,000 件を超える納入実績を誇ります。この度、「Smart LEDZ」がさらに進化し、制御対象に新たにサーキュレーター*1やモーションセンサーが加わりました。さらに、適合メーカーの照明器具*2も制御対象として一元管理することができるようになりました。加えて、DALI コンバータ*3も新たに発売となるため、「Smart LEDZ」の照明器具を DALI 制御でコントロールすることも可能です。拡張性を大幅に向上し、照明の IoT 化を促進してまいります。

*1:空気還流スポットシステム 「スポットライト型フーリュー[fu:ryu:](R)」
*2:2024 年 4 月時点の適合メーカーは 8 社です。製品の適合可否は適合メーカー企業と遠藤照明で確認しています。適合製品はPWM 信号ユニットで Smart LEDZ システムと接続します。
*3:DALI は、国際規格 IEC62386 に準拠した照明制御方式の名称です。DALI コンバータは DALI Type8(DT8)に対応しており、色温度・カラー調整が可能で一つの DALI デバイスとして機能します。

2.調光調色を超えた新発想の光源シリーズ「Synca」の対応器具を拡充。人と光の新しい関係を提案します。
「Synca(シンカ)」は、自然光(ろうそくの 1800K から青空の 12000K まで)を再現する幅広い色温度*4、5 段階から選べる Duv*5、121 色から選べるペールカラーという 3 つの機能を備えた新発想の光源によるシリーズです。本カタログでは「Synca」のラインナップをさらに拡充しました。JDR-mini タイプのLED ランプが新たに発売となり、埋込穴 60mm の小型ダウンライトやΦ40mm のミニスポットライトといった、お客様からの小型化ニーズにお応えします。その他、デザインオフィスなどでご好評いただいているリングペンダントも、「Synca」による調光調色やカラーライティングが可能になります。こころとからだを健やかに保つ光、人や空間を魅力的に彩る光など、従来の考え方を超えて人と光の新しい関係をご提案します。

*4:光の色を表す単位。黒体に高熱を加えた際に放射される光の色を、そのときの黒体の温度で表現する。色温度が低いほど赤みがか った光色、色温度が高いほど青みがかった光色となる。
*5:黒体放射軌跡からの偏差(Δuv)を 1000 倍した値。マイナスの値が大きくなるほど赤みが強く、プラスの値が大きくなるほど緑みが強くなる。

3.調色×高効率を実現!ベースダウンライトの大幅な効率アップで、カーボンニュートラルの実現を後押しします。
定番のベースダウンライトは、フルモデルチェンジによる大幅な効率アップと器具の軽量化を実現しました。調光調色器具であっても、単色(非調光調色)器具と同等以上*6の固有エネルギー消費効率となり、調色と高効率の両立を可能にします。加えて、器具重量は従来比平均 24%の軽量化を達成。施工負荷の低減に寄与するとともに、使用原材料減による環境負荷の軽減に貢献することで、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを続けてまいります。また、調光調色器具の活用によって明るさと光色を最適化することで、省エネルギーのみに留まらない、人の快適性に配慮した照明計画をご提案します。

*6:弊社 LED 器具との比較。

4.迫る 2027 年、蛍光ランプの製造・輸出入が禁止になる前に LED 化を。リプレイス対応器具を完備。
2023 年 11 月の水銀に関する水俣条約第 5 回締約国会議で、2027 年末までにすべての一般照明用蛍光ランプの製造・輸出入を禁止することが決定されました。蛍光ランプのリプレイスによる LED 化需要がますます高まる今、既存器具はそのままで LED 化を実現する電源内蔵ランプを豊富に取り揃えています。また、2011 年の東日本大震災後に LED 化をされていた場合は、照明器具の適正交換時期である 10 年を過ぎているため、セカンドリプレイス(LED から新しい LED への交換)を推奨しています。現在の LED 照明は、10 年前に比べて圧倒的に高効率であり、大幅な省エネを実現するため、高騰がすすむ電気料金対策にも貢献します。

5.人気のライン照明「Linear」シリーズの光をさらに美しく改良。ペンダントタイプや幕板不要の間接照明タイプも新登場。
直線状に施された、シームレスな光を演出するライン照明「Linear」シリーズ。この度、さらに美しい光を追求すべく、ユニット発光面の均斉度を向上させ、端部の影を抑えることで光ムラの軽減を実現しました。ラインナップも拡充し、上下配光・下配光を選べるペンダントタイプや、幕板用の建築造作が不要で設置するだけの間接照明タイプなどを新たに発売します。R 形状やロの字型など、自由で美しい光のラインを実現します。

■新・LED 照明総合カタログ「LEDZ Pro.6」のご請求ならびに WEB カタログはこちら
本カタログのご請求は、以下 URL よりお申し込みください(発送無料)。
※WEB カタログもご覧いただけます。
https://www.endo-lighting.co.jp/products/catalog/

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/69320/f2436518/8319/4e6a/8b67/f55e172c0e5e/140120240528511482.pdf

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