電気銅カーボンフットプリント算定の第三者保証を取得

2024/05/21  住友金属鉱山 株式会社 

2024 年5月 21 日

電気銅カーボンフットプリント算定の第三者保証を取得
「グリーンメタル構想」をさらに進展


住友金属鉱山株式会社(本社:東京都港区)は、東予工場(愛媛県西条市)で生産した電気銅について、製品のライフサイクルにおける温室効果ガス(GHG)排出量である「カーボンフットプリント」を算定し、その結果について第三者保証を取得しました。

このたびの算定結果と、鉄やアルミニウム等の業界で既に利用されているマスバランス方式による「グリーンメタル」の考え方を踏まえて、従来よりもカーボンフットプリント(Scope1+Scope2+Scope3)が 25%以上少ない電気銅を「グリーンカッパー」として提供することを検討しています。

カーボンフットプリントは、顧客やサプライチェーンでのニーズの高まりから、カーボンニュートラルに向けた施策を講じる上でも重要となっており、今回の算定においては、東予工場で生産した電気銅について、原材料調達から出荷まで(Cradle to Gate)の電気銅 1kg あたりの GHG 排出量を、主に ISO14067:2018 と、経済産業省と環境省が発行したカーボンフットプリント ガイドラインに則って算定しました。

このカーボンフットプリント算定結果の検証にくわえて、加工・流通過程の管理(Chain of Custody)の妥当性の確認を、第三者機関である DNV ビジネス・アシュアランス・ジャパン株式会社で行い、同社から保証を得ました。

住友金属鉱山は低炭素貢献製品の提供に向けた「グリーンメタル構想」を進めています。銅製錬だけではなく、上流である鉱山の開発・運営も手掛けている強みをいかして、サプライチェーン全体での低炭素化を推進しており、今後もカーボンニュートラルをはじめとする持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進め、企業価値の向上に努めてまいります。

以上

<本件に関する報道関連のお問い合わせ>
住友金属鉱山株式会社 広報 IR 部 TEL: 03-3436-7705

関連業界