和歌山県立医科大学医学部 教養・医学教育大講座 2024年 夏の公開講座

2024/06/17  和歌山県  

公開日 6月17日
和歌山県立医科大学医学部 教養・医学教育大講座 2024年 夏の公開講座
連絡先 福祉保健部 健康局 医務課
担当者 藤本 奈巳
電話 073-441-2083
FAX --
E-mail
予備知識不要のやさしい内容です。
興味のあるテーマだけでも,気軽に受講していただけます。

1. 日 時:8月12日(月・振替休日) 13時00分~16時00分

2. 会 場:和歌山県立医科大学 紀三井寺キャンパス
図書館棟3階 生涯研修センター研修室

3. 内 容:13:00~14:30 無限の彼方を考えてみると ― 射影幾何学の世界 ―
数学・統計学教室 武田(たけだ) 好史(よしふみ)
ルネサンス初期に絵画の技法の一つとして、透視図法と呼ばれる遠近法の一つ
が普及し始め、その中で“消失点”なるものが導入されました。やがて19世紀
になるとそれは数学の世界に“無限遠点”として取り入れられ、“射影幾何学”
という名の幾何学の一分野が成立しました。
その特徴である「平行な二つの直線は無限の彼方で交わる」という思想を受け
入れたとき、我々の目の前には魅力的な新しい幾何学の世界が広がります。

14:30~16:00 ナノスケールで炭素をあやつる
化学教室 大町(おおまち) 遼(はるか)
フラーレン・カーボンナノチューブ・グラフェンに代表されるナノカーボン
は、炭素原子をナノメートル単位の非常に小さなスケールでつなげた物質で
す。これらの物質には、ナノサイズだからこそ現れる不思議な性質が存在し
ます。基礎科学としてノーベル賞の対象になるだけでなく、近年では実用化
や産業応用が進んでいます。「ナノスケールで炭素原子をつなげて、形を作
り上げ、性質をあやつる」という点に着目し、基礎から応用例までを簡単に
紹介します。

4. 対 象:一般(高校生以上)

5. 受講料:無料

6. 申 込:不要(当日直接会場にお越しください)

7. 問合せ先:和歌山県立医科大学 医学部 教養・医学教育大講座
(メール)natsu2024@wakayama-med.ac.jp

8. その他:
和歌山県立医科大学ホームページ「イベント情報」の「夏の公開講座」をご覧下さい。
お車でお越しの方は、和歌山県立医科大学附属病院駐車場(有料)をご利用ください。
気象警報が発令されている場合、当日の講演は中止とさせていただきます。