服飾の専門学校生と伝統工芸の職人が共に西陣織の未来を考えるアップサイクルプロジェクトを開始。西陣織工業組合とサスティナブルブランド「RiFUKURU」が連携して取り組みます。

2024/06/17  株式会社 ニッセンホールディングス 

2024年6月17日

服飾の専門学校生と伝統工芸の職人が共に西陣織の未来を考えるアップサイクルプロジェクトを開始。西陣織工業組合とサスティナブルブランド「RiFUKURU」が連携して取り組みます。

株式会社ニッセン(本社:京都市南区、代表取締役社長:羽渕淳)のサスティナブルブランド「RiFUKURU(リフクル、以下RiFUKURU)は、京都市、西陣織工業組合と連携し、伝統工芸品「西陣織」を活性化し、未来につなげるための活動『京都西陣 未来へつなぐ懸け橋プロジェクト』の取り組みを開始いたしました。現役の服飾専門学校生が、西陣織の製造過程で発生する残反や残糸のアップサイクルを企画するこのプロジェクトは、2023年5月に始動。ファッションを学ぶ若い世代の作品を通じて、より多くの方が伝統工芸の未来を考えるきっかけになることを目指しています。このたび、本プロジェクトの2年目となる「京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト2024」の開始をご連絡いたします。進捗状況はブランドサイト内の特設ページで随時報告予定です。

▼プロジェクト特設サイト
https://www.rifukuru.jp/column/category/bridge_project/kyoto_nishijin/2024/

「京都西陣 未来へつなぐ架け橋プロジェクト」開催経緯
経済産業大臣の指定を受けている工芸品のうち、「織物」に分類されている38の工芸品(2022年11月時点)について認知度と保有率を調査したところ、いずれも「西陣織」が1位でした。じつに、回答者の7割以上が認知しており、48%の人が「西陣織」を持っていると回答。しかし「西陣織」の歴史や技など「詳細については知らない」という人が、保有者の8割以上を占める結果となり、認知されているのは、名称だけということが明らかになりました。

第1回目は、ファッション関連の専門学校生を対象にした西陣織の残反・残糸のアップサイクルプロジェクトを、コンテスト形式で開催。複数の学校から、100名以上の学生に参加いただきました。11月には、多数の応募作品の中から選ばれた優秀賞の表彰式を西陣織会館で開催しました。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.nissen-hd.co.jp/ir/pdf/2024_6_17_PR_1.pdf

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