「令和5年度 博士(後期)課程1年次における進路意識と経済状況に関する調査」の速報版資料を公表しました(6/25)

2024/06/25  科学技術・学術政策研究所(NISTEP) 

「令和5年度 博士(後期)課程1年次における進路意識と経済状況に関する調査」の速報版資料を公表しました(6/25)

2024年6月25日(火)

文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP, 所長 大山真未)の第1調査研究グループでは2024年2月から2024年4月において、日本国内の博士課程を持つ全大学における2023年度の博士(後期)課程入学者を対象として「令和5年度 博士(後期)課程1年次における進路意識と経済状況に関する調査」を実施いたしました。

本速報版資料では、ウェブ調査票の全ての必須回答の設問に回答した完全な有効回答5,632件に基づき、調査結果のうち『博士(後期)課程修了後に希望する就業先・教育研究職の度合い』などを示しています。調査対象者に博士(後期)課程修了後に希望する「就職先・専門職」を尋ねると、「未定」を含めた回答のうち「大学等の教育機関」が42%でもっとも高く、ついで「民間企業」の19%となっていました。また、博士(後期)課程修了後に希望する「教育研究職・非教育研究職の度合い」を尋ねると、「分からない」を含めた回答のうち「強く教育研究職」と「やや教育研究職」の合計割合は56%となっていました。なお、本発表は速報であり、暫定的な集計値を掲載しています。

今後、確報に相当する報告書の公表については2024年内を予定しています。確報が発表された後は、確報をご利用ください。本調査の実施に際し、多大なご協力をいただいた大学事務局および博士課程学生の皆様に心から感謝申し上げます。

速報の内容については、

「令和5年度 博士(後期)課程1年次における進路意識と経済状況に関する調査」の速報版資料

より御覧ください。

【参考1】令和5年度 博士(後期)課程1年次における進路意識と経済状況に関する調査[日本語版ウェブ調査票]

【参考2】令和5年度 博士(後期)課程1年次における進路意識と経済状況に関する調査[英語版ウェブ調査票]

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