三重県立美術館「特集展示 植松永次 ―土と火」を開催します

2024/06/26  三重県庁 

令和06年06月26日

三重県立美術館「特集展示 植松永次 ―土と火」を開催します

植松 永次(うえまつ えいじ)(1949年 兵庫県神戸市生まれ)は三重県伊賀市を拠点に活動する現代美術家です。長く「土と火」をテーマに制作を続けてきました。本展では、柳原義達記念館の空間にあわせ、植松が新作と旧作を組み合わせた展示を行います。

1.開催要項
(1)展覧会名
「特集展示 植松永次 ―土と火」
(2)期間
令和6年7月27日(土)から9月29日(日)まで
(3)会場
三重県立美術館 柳原義達記念館
(4)開館時間
9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)
(5)休館日
月曜日(8月12日、9月16日、9月23日は開館)、8月13日(火)、9月17日(火)、
9月24日(火)
(6)観覧料
一般310(240)円、学生(大学・各種専門学校等)210(160)円、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※家庭の日(8月18日、9月15日)は団体割引料金となります。
(7)主催
三重県立美術館
(8)助成
公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会

2.期間中のイベント
・アーティストトーク
作家が自作について語ります。
日時 9月15日(日) 14時から14時40分まで
参加をご希望の方は柳原義達記念館入口にお集まりください。
※展示室に入場するため、観覧券が必要です。

3.展覧会の内容について
植松 永次(うえまつ えいじ)(1949年 兵庫県神戸市生まれ)は三重県伊賀市を拠点に活動する現代美術家。1970年代、既成の美術表現に疑問を感じたことをきっかけに、土を用いた制作を始めました。土をはりつけ、乾かすことから始まった制作には、窯での焼成、野焼きの手法が加わり、長く「土と火」をテーマに制作が続けられています。
自然の営みや宇宙の時間の流れに関心を寄せ、自らの存在をこの一部ととらえる植松は、空や星の動き、草木や虫の息遣いに意識を向けながら制作を試みてきました。「できるだけつくらないようにつくる」ことを心がけ、制作においては土の個性を観察することや、偶然に得られる発見や驚きを重んじています。その作品は一見素朴な土塊のようですが、素材の個性や自然のうつろいを観察する植松のまなざしが色濃くあらわれ、観るものの記憶や認識を強く刺激します。
本展では、柳原義達記念館の空間にあわせ、植松が新作と旧作を組み合わせた展示を行います。土や自然との対話からうまれた独自の表現を、ぜひお楽しみください。

関連資料

  • チラシ(PDF(1MB))

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