2024年度公開考古学講座「三重を掘る」第2回を開催します

2024/06/26  三重県庁 

令和06年06月26日

令和6年度公開考古学講座「三重を掘る」第2回を開催します

三重県埋蔵文化財センターでは、これまでの発掘調査や研究の成果などを県民のみなさんに紹介する「公開考古学講座」を開催しています。今回は「古墳時代における伊勢・伊賀の須恵器生産」と題して、発掘調査の成果や出土品の解説を交えながら、以下のとおり開催します。



1 行事名 令和6年度公開考古学講座 「三重を掘る」 第2回

2 日時 令和6年7月13日(土) 13時30分から15時00分まで

3 場所 三重県埋蔵文化財センター 嬉野分室学習棟(松阪市嬉野川北町471)
近鉄「伊勢中川」駅下車、東口から徒歩15分
開催場所の詳細は三重県埋蔵文化財センターのホームページをご覧ください。
(https://www.pref.mie.lg.jp/maibun/hp/)

4 演題 「古墳時代における伊勢・伊賀の須恵器生産」

5 講師 渡辺 和仁(三重県埋蔵文化財センター職員)

6 内容 「須恵器」は、古墳時代中期に朝鮮半島から伝えられた技術によって生産が開始され
た土器の種類の一つです。須恵器は、大和王権の中心地の近くにある陶邑古窯跡群
(すえむらこようしぐん・大阪府堺市とその周辺)で生産が開始され、その後各地へ
も製作技術が伝えられました。伊勢・伊賀地域においても古墳時代中期から平安時代
に至るまで須恵器が作られ続けました。
今回の講座では、伊勢・伊賀地域における古墳時代を中心とした須恵器生産の遺跡
を紹介しながら、出土した須恵器の特徴をわかりやすく解説するとともに、須恵器を
作る技術が三重県に伝わり、生産が展開する歴史的な背景を考えます。

7 対象 どなたでも参加できます。事前の申し込みは不要です。(先着60名)

8 参加費 無料

9 問合せ先 (前日まで)三重県埋蔵文化財センター 活用支援課
0596-52-7034
(当日) 三重県埋蔵文化財センター 嬉野分室
0598-42-5886

10 その他
(1)当日の午前9時00分時点で津市または松阪市に暴風警報・大雨特別警報・暴風特別警
報が発表されている場合は中止します。
(2)中止の際には、三重県埋蔵文化財センターのホームページでお知らせしますので、来場
前にご確認ください。