IIJ、クラウドサービス「IIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2」の西日本リージョンを開設し、ディザスタリカバリ機能を提供開始
GIO P2 Gen.2 東日本リージョンの災害復旧先として、手軽かつ低コストに対策を実現可能
2024年7月1日
株式会社インターネットイニシアティブ
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当社は、パブリッククラウドの“手軽さ”とプライベートクラウドの“自由度”の両方のメリットを備えたクラウド（IaaS）サービス「IIJ GIO（ジオ）インフラストラクチャーP2 Gen.2（以下GIO P2 Gen.2）」の設備を新たに西日本に開設し、GIO P2 Gen.2のメニュー「フレキシブルサーバリソース」のディザスタリカバリ（災害復旧、以下DR）機能を、本日より提供開始します。お客様は東日本リージョンのメインサイトとあわせて本機能を契約いただくことで、クラウド基盤の東西冗長構成を容易かつ低コストに構築できます。
フレキシブルサーバリソース DR機能の特徴は以下のとおりです。
DR環境の構築が容易に可能
専用のコントロールパネルを通じて、仮想マシン（VM）レプリケーションにかかわる一連の機能の設定ができ、DR 保護対象の VM の選択やDR サイトへの切り替え操作等を簡単に行えます。エージェントレス方式のため、稼働している同期元VMの設定変更などは不要です。
通信経路の切り替えまで自動で実施
利用拠点から東西リージョンへの接続ネットワークにはIIJプライベートバックボーンを利用できます。その場合、災害や障害等の異常発生時もメインサイトと同じIPアドレスのまま、シームレスにDRサイトに通信経路を切り替えできます。通信経路の切り替えは、メインサイトへの通信断をトリガーにした自動切り替えか、コントロールパネル操作での手動切り替えを選択できます。
コストを抑えたDR対策が可能
DR対象は1ノード単位で指定が可能です。プライオリティの高いシステム群に限定してスモールスタートするなど、最適な構成を低コストで実現できます。DRサイト構築のための新たな設備や機器の導入は不要で、かつ、正常時はストレージリソースなどの最小限の課金となるため、コストを抑えた対策が可能です。
なお、西日本リージョンはDR専用サイトとして提供します。西日本リージョンを単独で利用することはできません。
レプリケーション機能利用料金
- 初期費用：0円
- 月額費用：10,000円/台（※）
- （※）別途サーバリソースの利用料金が発生します（非アクティブ時はストレージリソース費用のみ発生）。
DR構成イメージ
サービスの詳細は以下サイトをご覧ください。
IIJは今後も、付加価値の高いクラウドサービスの提供を通じて、お客様のDX推進をサポートしてまいります。
なお、本機能は先行して、TISインテックグループの株式会社アイ・ユー・ケイ様に、エンドユーザ様向けサービスとして採用をいただき、エンドースメントを頂戴しております。
エンドースメント
株式会社アイ・ユー・ケイは、「IIJ GIOインフラストラクチャーP2 Gen.2」の「フレキシブルサーバリソース」における「DR機能」のリリースを心より歓迎いたします。弊社はエンドユーザ様の社内システム更改にあたり、クラウド移行先の一つとして、本サービスを採用いたしました。
この度の機能追加により、サーバ単位でのレプリケーションなど、エンドユーザ様が求める様々なDR対策要件への対応を実現しました。また、本サービスの利用は、弊社の運用負荷を大きく低減することにもつながると期待しています。
株式会社アイ・ユー・ケイ
ITサービス本部 本部長 上村 純丘
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株式会社インターネットイニシアティブ 広報部
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