フィンランド政府推進の森林管理と林業自動化向けデジタルツインソリューションの開発を支援

2024/07/04  Kudan 株式会社 

2024年7月4日
Kudan株式会社

Kudan、フィンランド政府推進の森林管理と林業自動化向けデジタルツインソリューションの開発を支援

Kudanは、フィンランド農林省の傘下の研究機関であるフィンランド天然資源研究所(LUKE)に独自の人工知覚技術を提供し、森林管理と林業自動化に向けたデジタルツインソリューションの開発を支援していることをお知らせいたします。

欧州最大の林業国であり、世界的な林業先進国として知られるフィンランドでは、森林資源のデータ管理、IoTを活用した伐採プロセスなど、スマート林業や林業DXと呼ばれる先端技術の活用が推進されています。

今回、Kudan独自の人工知覚技術であるKudanSLAMを活用して、森林の精緻な3Dデジタルツインを生成し、樹木の太さ・高さ・形状・位置などの情報をデータベースで一元管理することで、伐採や保全対象の原木を自動抽出可能にし、効率的な森林資源の分析を実現します。

Kudan技術を搭載したバックパック型のモバイルマッピング機器を活用することで、従来のドローンを利用したレーザー計測では枝葉による遮蔽などで困難となっていた、精緻で高い解像度の樹木情報を取得できるようになるだけではなく、効率的なデータ取得・生成により、広い森林領域をスピーディーにデジタル化することが可能になります。

加えて、将来的にはロボティクス向けの人工知覚技術の応用などを通して、森林保全や伐採のプロセスにおける林業機械の自動運用に向けた計画も構想されており、Kudanはフィンランドの森林環境や自然生態系を維持しながら、林業における労働生産性を高める先進的な取り組みを支援してまいります。

(今後の見通し)

本開示内容による当期業績への影響は現時点では軽微と見込んでおります。今後開示すべき事象が生じた際は速やかに開示いたします。

【Kudan株式会社について】

Kudanは、人工知覚(AP)のアルゴリズムを専門とする深層技術の研究開発企業です。人工知覚(AP)は、人工知能(AI)と相互補完する技術として、機械を自律的に機能する方向に進化させるものです。現在、Kudanはロボティクス・デジタルツイン・自動運転などを中心に幅広い次世代ソリューションに対して技術ライセンスを提供しています。詳細な情報は、Kudanのウェブサイト(https://www.kudan.io/jp/)をご参照ください。

■会社概要

会 社 名:Kudan株式会社
証券コード:4425(東証グロース)
代 表 者:代表取締役CEO 項大雨

■お問い合わせ先はこちら

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