令和 6(2024)年 7 月 5 日
内閣府経済社会総合研究所
景気統計部
景気動向指数(令和 6(2024)年 5 月分速報)
結果の概要
① 5 月のＣＩ（速報値・令和 2(2020)年=100）は、先行指数：111.1、一致指数：116.5、遅行指数：108.0 となった（注）。
先行指数は、前月と比較して 0.2 ポイント上昇し、3 か月ぶりの上昇となった。3 か月後方移動平均は 0.20 ポイント下降し、6 か月ぶりの下降となった。7 か月後方移動平均は 0.28 ポイント上昇し、10 か月連続の上昇となった。
一致指数は、前月と比較して 1.3 ポイント上昇し、3 か月連続の上昇となった。3 か月後方移動平均は 1.40 ポイント上昇し、2 か月連続の上昇となった。7 か月後方移動平均は 0.13 ポイント上昇し、5 か月ぶりの上昇となった。
遅行指数は、前月と比較して 2.1 ポイント上昇し、3 か月ぶりの上昇となった。3 か月後方移動平均は 0.50 ポイント上昇し、2 か月連続の上昇となった。7 か月後方移動平均は 0.22 ポイント上昇し、2 か月ぶりの上昇となった。
② 一致指数の基調判断
景気動向指数（ＣＩ一致指数）は、下げ止まりを示している。
(注) 公表日の 3 営業日前(令和 6(2024)年 7 月 2 日(火))までに公表された値を用いて算出した。
以下の理由により、先行指数・遅行指数はＣＩ及びＤＩともに遡及改訂されている。
？ 「L4 実質機械受注（製造業）」は、実質化に用いる国内品資本財物価指数の遡及改訂に伴い、令和 6(2024)年 2 月分以降が遡及改訂された。
？ 「Lg3 実質法人企業設備投資（全産業）」は、実質化に用いる民間企業設備デフレーターの遡及改訂（令和 4(2022)
年 4-6 月期）に伴い、令和 4(2022)年 4 月分以降で遡及改訂。
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/202405psummary.pdf