2024.07.11 / プレスリリース
キャスター、AI技術をリモートアシスタントサービスに活用
AIモデルの設計から構築、アノテーションの社内実装を行い、EC事業者のビジネス拡大をサポート
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「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げる株式会社キャスター(本社:宮崎県西都市、代表取締役 中川祥太、以下「キャスター」)は、「CASTER BIZ assistant」にご依頼いただくEC(電子商取引)関連業務にアノテーションを活用し、業務の効率化と品質向上に向けた取り組みを推進してまいります。
キャスターは、2024年6月にグラムス株式会社(以下、「グラムス」)を完全子会社化いたしました。グラムスは、EC出品業務の効率化や自動化を推進しており、「ささげ(撮影・採寸・原稿)」と言われる商品データの作成業務を自動化・効率化するアプリ「SASAGE.APP」や商品画像の加工に特化した「ZenFotomatic(＊1)」などのシステムを自社開発し、EC事業者のビジネス拡大をサポートしています。
従来より、グラムスはEC分野のAI開発においてアノテーション(＊２)を行っており、各種大規模言語モデル(LLM)を用いて技術の検証を行っています。現在、「SASAGE.APP」には、GPT-4oが実装されておりますが、性能やユーザーエクスペリエンス向上の観点からGoogleの生成AI「Gemini」への移行を検討しております。
グラムスがキャスターグループに入ったことにより、キャスターはグラムスから技術共有を受け、リモートアシスタントサービス「CASTER BIZ assistant」で依頼されるEC関連業務にアノテーションによる継続的な精度向上を前提としたAI技術を取り入れることが可能となりました。
これにより、迅速な作業完了とコスト効率の改善を行い、顧客満足度を向上させることを目指してまいります。
また、グラムスでは、AIモデルの設計・構築・ゼロからオーダーメイド開発するスクラッチ開発や実装、アノテーションツールのスクラッチ開発をワンストップで行っております。今後はグラムスの技術を活用し、EC以外のさまざまな業界から請け負う業務にもアノテーションを用いて、「CASTER BIZ assistant」のさらなるサービス拡充を図っていく予定です。
参考: グラムス株式会社の完全子会社化に関するプレスリリース
■「CASTER BIZ assistant」について
「採用率1%」の優秀なリモートアシスタントが、人材不足に悩む企業のあらゆるバックオフィス業務を支援するBPaaS(ビジネス・プロセス・アズ・ア・サービス)です。必要な時に必要なだけのリソースを月30時間から提供。
業務の効率化や採用コストの削減にお役立ていただいています。
https://cast-er.com
■グラムスについて
グラムスは、システムエンジニア出身者により創業された組織です。自社のEC出品業務を改善する為に開発した「ZenFotomatic」は、国内大手リユース企業をはじめ世界180を超える国と地域で利用されています。また、EC運営におけるささげ業務を自動化するツール「SASAGE.APP」や、ささげ業務の代行、EC事業向け業務システム開発サービスを展開しております。
会社名 :グラムス株式会社
本社所在地 :大阪府堺市黒土町2339-1
代表取締役 :三浦 大助
事業内容 :EC企業向け業務効率化ツールの開発・提供、各種業務の代行サービス、リユース企業向けの各種システム開発
設立 :2009年6月
URL :https://glamscorp.jp/
＊1:「ZenFotomatic」はグラムス株式会社の登録商標です。
＊2:アノテーションとは、機械学習のための教師データ作成の際にテキストや音声、画像などのデータにタグやメタタグと呼ばれる情報を付与する作業のことです。
※教師データとは、入力に対する正しい出力について記載した正解データのことです。AIシステムの学習方法の1つである「教師あり学習」を行う際に利用されます。AIの「教師あり学習」は、入力に対し正しい出力を返せるように学習させるアルゴリズムです。
