熊谷組とアストマックスでPPA事業の協業を開始~合同会社ACEを通じたコーポレートPPA事業~

2024/07/12  株式会社 熊谷組 

熊谷組とアストマックスでPPA事業の協業を開始~合同会社ACEを通じたコーポレートPPA事業~

2024年07月12日

株式会社熊谷組
アストマックス株式会社

株式会社熊谷組(社長:上田 真 本社:東京都新宿区、以下「熊谷組」)とアストマックス株式会社(社長:本多 弘明 本社:東京都品川区、以下「アストマックス」)は、コーポレートPPA事業(以下「本事業」)の協業を開始いたします。
PPA(Power Purchase Agreement)とは、需要家と発電事業者間の長期間の電力購入契約のことであり、自然エネルギー電力を使いたい需要家が、発電事業者や小売電気事業者と長期契約を結び、自然エネルギー由来の電力を購入することです。
本事業の事業主体は、熊谷組とアストマックスが匿名組合出資する特別目的会社(SPC)である合同会社ACEです。

熊谷組は、総合建設業として長きに渡り土木事業、建築事業を柱として事業活動を続けております。近年では既存事業の周辺事業として、太陽光発電、風力発電をはじめとした再生可能エネルギーの施工にも力を入れ、多くの案件を手掛けております。
アストマックスは、総合エネルギー事業と金融事業を軸として事業を展開し、特に総合エネルギー事業では、再生可能エネルギー等を利用した発電及び電気の供給に関する事業、開発済みの太陽光発電所の売電、保守・運用管理、コーポレートPPA事業及び蓄電池事業などに取り組んでおります。

事業の背景

国内の電力料金の状況は、我が国を取り巻く社会経済情勢の変動による原油価格の高止まり、円安などの影響に伴い引き続き上昇傾向です。
また、企業の脱炭素への取り組みがより求められており、カーボンニュートラルやRE100等を検討中の企業に太陽光発電設備などで発電した自然エネルギー由来の電力を既存契約電力に置き換えて使用する仕組みの普及に貢献するため、本事業の開始に至りました。

事業概要

合同会社ACEが発電事業者となり、PPAを締結する事業を展開します。PPAを締結した需要家は、初期投資が不要で再生可能エネルギー発電設備を導入し、生み出した電力を使用することにより、脱炭素化が図れます。またPPA期間中は供給単価が固定されるため、電力料金の安定化ならびに低減が期待できると考えております。さらに、太陽光エネルギー等から生まれたCO2排出ゼロの電力を使用することが環境経営のアピールポイントとなり、需要家の企業価値向上に寄与することが見込まれます。

本事業の第1弾として、日本プラスト株式会社様(本社:静岡県富士宮市)と2024年7月1日付でPPAを締結いたしました。

導入する太陽光発電設備の概要

設備容量 192.10kW(PCS出力:150kW)
供給開始 2025年2月(予定)
契約期間 20年間

熊谷組及びアストマックスはそれぞれの強みを活かし、合同会社ACEを通じて、本事業を積極的に推進し、再生可能エネルギーの導入加速に取り組んでまいります。

【お問い合わせ先】

リリースに関するお問い合わせ先

株式会社熊谷組
経営戦略本部 広報部
TEL:03-3235-8155

アストマックス株式会社
経営企画部
TEL:03-5447-8400

本事業に関するお問い合わせ先

株式会社熊谷組
新事業開発本部 新事業企画推進部
TEL:03-6756-0329

アストマックス株式会社
再生可能エネルギー関連事業部
https://www.astmax.co.jp/contact/(お問い合わせフォーム)

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