理系分野の女子学生育成に向けた取組み~「Girls Meet STEM 事業」への参画~

2024/07/12  SOMPOホールディングス 株式会社 

2024年7月12日
SOMPOホールディングス株式会社

理系分野の女子学生育成に向けた取組み~「Girls Meet STEM 事業」への参画~

SOMPOホールディングス株式会社(グループCEO取締役代表執行役社長:奥村 幹夫)は、公益財団法人 山田進太郎D&I財団(設立者兼代表理事:山田進太郎、株式会社メルカリ 代表執行役CEO)※が展開する、女子中学生・高校生がSTEM(科学・技術・工学・数学)分野に興味や関心を持ってもらうことを目的とした「GirlsMeet STEM 事業」に参画したことをお知らせします。

※山田進太郎D&I財団:https://www.shinfdn.org/

1.背景

SOMPOグループでは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)をグループの成長に欠かせない重要な取組みの一つと位置づけ、推進しています。その目的を、「社員視点」「会社視点」「社会視点」の3つから捉え、自律した個の違いを「尊重」して「対話」する企業風土・文化を醸成し、社員の誇りや働きがいを高め、成長を後押しすること(社員視点)、多様な個の活躍と意思決定の質の向上を、価値創造力とレジリエンスにつなげること(会社視点)、そしてマイノリティを含むあらゆる人が安心して活躍できる職場・社会を作ること(社会視点)を掲げています。

経済協力開発機構(OECD)の2021年の統計によると、大学など高等教育機関の卒業・修了生に占める日本の女性比率は「自然科学・数学・統計学」分野で27%、「工学・製造・建築」分野で16%といずれも加盟38カ国の最下位で、女性の理工系人材の育成が遅れている実態が明らかになっています。SOMPOグループにおいては、データサイエンス、保険数理やファイナンスなど多様な部門でSTEM人材が幅広く活躍していますが、女性の活躍できるフィールドはまだたくさん広がっています。

こうした背景から、STEM分野でのジェンダーギャップの解消に向け、このたび「Girls Meet STEM 事業」のうち、女子中高生がSTEM分野の仕事をする女性との対話や職場体験を通じて、STEM分野に興味や関心を持ってもらうための「Girls Meet STEM Career」にSOMPOグループとして参画します。

2.参画の内容(予定)

■目的:STEM分野で働く女性との対話や職場体験を通じた、女子中高生のSTEM分野への進路選択の支援
■実施時期:中学・高校の夏/冬/春休み期間
■参加対象者:女子中高生 各回15名から50名程度
■所要時間:2~3時間程度
■実施内容:体験型オフィスツアー、オンライン座談会
■申込方法:以下の Girls Meet STEM プログラムWEBページからご応募ください。
「Girls Meet STEM」プログラムWEBページ:https://www.shinfdn.org/gms

3.今後について

今年5月に公表したSOMPOグループの中期経営計画(2024~2026年度)にて掲げた人材戦略では、グループ人材投資の拡大により、職員の専門性の向上を図り、プロフェッショナルとしての価値を提供し続けることを通じて、持続的な企業価値の向上を目指していきます。DEIの追求は、その重要な要素の一つであり、今後も様々な分野におけるジェンダーギャップの解消に向けた取組みを進め、多様な視点・経験・価値観を持つ人材が活躍できるDEIのカルチャー醸成に向け、取り組んでいきます。

以上

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