インドネシアで薬剤情報サービス事業を本格的に立ち上げ - 医療機関のDX推進と医療品質向上を支援

2024/07/16  インフォコム 株式会社 

インドネシアで薬剤情報サービス事業を本格的に立ち上げ
医療機関のDX推進と医療品質向上を支援

  • 2024/07/16
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インフォコム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒田 淳)は、2021年より研究開発の位置付けでサービス展開してきた東南アジア向け薬剤情報サービス「RxPert(アールエキスパート)」について、インドネシアで本格的に事業を立ち上げますのでお知らせします。

背景

インフォコムは、国内トップクラスのシェアを誇る医薬品情報検索システム「DICS」シリーズを1994年から提供しています。2021年より「DICS」で培ったノウハウを活用した東南アジア向けサービス「RxPert」を開発し、フィリピンやマレーシアのヘルステック企業と業務提携を行い、「RxPert」のサービス展開を進めてまいりました。

2023年度には、インドネシアの電子カルテベンダー2社との業務提携、クリニックマネジメントシステムベンダー、Klinik Pintar Technologies Pte. Ltd.(CEO: Harya Bimo、以下Klinik Pintar)との資本・業務提携を行い、Klinik Pintarのシステムに「RxPert」を組み込んで今年4月より販売を開始しました。これまでに600以上の施設に導入いただいています。インドネシア政府は、2022年よりすべての医療機関に対し医療情報管理のデジタル化や標準化を進めており、今後ヘルスケアにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)がさらに加速することが見込まれます。

概要

「RxPert」は、病院・クリニック等の医療機関が処方する薬剤の基本情報や禁忌情報の参照機能のほか、相互作用のチェック機能や薬剤アレルギーアラート等の機能を有するクラウドサービスです。本サービスにおける薬剤データベースは専任の薬剤師チームにより定期的に更新されるため、医師や薬剤師は常に最新の情報へのアクセスが可能となり、薬剤処方の質の向上と業務効率化をサポートします。また、インドネシアにおける国民皆医療保険対象薬剤を特定できる機能も備え、現地政府のデータベースに電子カルテ情報を連携する際に必須となる共通薬剤コードにも対応しています。

当社は、インドネシアにおいて本格的に「RxPert」事業を立ち上げ、現地医療機関が利用する電子カルテ等に「RxPert」を連携し、初期費用の負担なく月額利用料のみで利用可能なサブスクリプションモデルで提供し、今年度中にインドネシアにて2,000施設以上への導入を目指しています。

「RxPert」の詳細はこちら:https://rxpert.id/

今後の展開

当社は「RxPert」について、今後他の東南アジア諸国への横展開等を行い、2028年度までに10億円の売上規模を目指します。

以上

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