「GPT?4 Turbo with Vision」「DALL?E3」導入およびモバイル対応による生成AIチャットツール利用の加速について

2024/07/19  株式会社 みずほフィナンシャルグループ 

2024年7月19日

株式会社みずほフィナンシャルグループ

「GPT-4 Turbo with Vision」「DALL-E3」導入およびモバイル対応による生成AIチャットツール利用の加速について

株式会社みずほフィナンシャルグループ(執行役社長:木原 正裕、以下「FG」)は、このたび、グループ各社(※)で利用している社内専用の生成AIチャットツール「Wiz Chat」に、画像認識に対応したAIモデル「GPT-4 Turbo with Vision」および画像生成AIモデル「DALL-E3」を導入するとともに「Microsoft Teams」アプリ連動によるモバイル・スマホ音声入力対応を実施しました。

  • ※FG、みずほ銀行、みずほ信託銀行

「Wiz Chat」は2023年6月の導入以降、翻訳や文章の要約などあらゆる場面で活用され、月間数千時間の業務削減を実現しています。今回のバージョンアップにより、画像の入出力機能や、外出・移動中など様々な場面での生成AIの利用が可能となるため、一層の業務効率化と営業体力の捻出が期待できます。
今後も音声入出力、インターネット検索、ファイル連携機能の追加、最新モデルの導入など、バージョンアップに積極的に取り組んでいく予定です。

〈みずほ〉では成長を支える経営基盤の強化として「DX推進力強化」を掲げています。なかでもAI活用を重要テーマと捉え、2024年4月にAI活用による業務・プロセス変革を推進する専門部署「AIX推進室」を、FGデジタル企画部内に新設しました。
AIX推進室は企画、業務改革推進に強みを持つメンバーに加え、グループ会社のAI専門人材など多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されており、現在は、社内文書や事務手続書等の検索・照会、提案書のドラフトや稟議書の作成など複数のテーマについて、業務への適用に向けた検証を進めています。

今後も、大手テック企業やスタートアップ企業などAIに強みを持つ外部パートナーとの幅広い連携も模索しながら取り組みを継続し、業務効率化ひいては営業活動の質向上につなげていきます。

以上

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