自治体の鳥獣害対策に役立つ「有害鳥獣の捕獲後の適正処理に関する ガイドブック」の改訂作業を担当しました

2024/07/24  株式会社 環境管理センター 

2024 年 7 月 24 日
株式会社環境管理センター

自治体の鳥獣害対策に役立つ「有害鳥獣の捕獲後の適正処理に関する
ガイドブック」の改訂作業を担当しました。


環境調査・分析・コンサルタント業務を行う株式会社環境管理センター(本社:東京都八王子市、代表取締役社長:水落憲吾)は、2024 年 7 月 16 日(火)に国立研究開発法人国立環境研究所により公開された「有害鳥獣の捕獲後の適正処理に関するガイドブック(改訂版)(2024 年 6 月改訂)」の改訂作業を担当しました。

◆概要

近年、農作物への被害を防止するために、シカやイノシシ等の大型動物の捕獲が強化されています。しかし、捕獲後に全ての個体をジビエ等で利用することは難しく、また捕獲後の処理・処分が円滑に行われずに、捕獲活動へ支障をきたしています。そこで、国立環境研究所等の研究機関では捕獲個体の適正な処理方法を調査し、自治体が処理方法及び事業計画を検討する際に必要となる情報の整理を進め、「有害鳥獣の捕獲後の適正処理に関するガイドブック」として公開しました。環境管理センターでは、ガイドブック初版発行時(2019 年)に作成協力を行うとともに、最新の事例や情報を追加した改訂版の作成作業も担当しました。

本ガイドブックは多くの自治体から問い合わせを受けており、自治体の鳥獣害対策に反映されています。最近はネイチャーポジティブへの対応が求められていますが、シカやイノシシによる農林業への被害は、金銭的被害に限らず、生態系に対しても深刻な影響を与えています。環境管理センターでは、ネイチャーポジティブへの対応も含めて、今後も幅広い環境問題に対応していきます。

◆公開先情報
国立環境研究所資源循環領域ホームページ
https://www-cycle.nies.go.jp/jp/report/choju.html

◆ お問い合わせ ◆
株式会社環境管理センター ソリューション事業部 担当:鈴木、小林
E-mail:choju@kankyo-kanri.co.jp
住所:東京都八王子市散田町 3-7-23

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