2024年７月26日
全保連株式会社
電力使用量データを活用した見守りサービス「Z-Support Premium」提供開始のお知らせ
～中部電力ミライズコネクト株式会社との業務提携により新保証サービスを展開～
全保連株式会社（代表取締役社長執行役員：迫 幸治、以下「当社」）は、中部電力ミライズコネクト株式会社（代表取締役社長：秋山 光輝、以下「中部電力ミライズコネクト」）との業務提携により、2024 年８月１日から「Z-Support Premium」（電力使用量データの変化や自然災害情報から入居者様およびそのご家族、または不動産会社等に安否確認等を行うサービス。以下「本サービス」といいます。）の提供を開始しますので、下記の通りお知らせします。
記
１． 本サービスの概要等
昨今、社会の高齢化が進行する中で、高齢者が単身で賃貸住宅に住まわれる状況が広がっています。かかる状況下にあっては、高齢者ご自身の不安もさることながら、賃貸人側でも、万が一の事態が生じた場合に賃貸経営に及ぼすリスクへの対応を考えなければなりません。こうした実情を踏まえると、高齢者がお一人で住まいを確保し、安心して生活することは決して容易ではありません。
当社は、2017年より家賃債務保証サービスに付帯する形で「賃借人事故対応費用保険」を提供し、いち早く高齢者を支援する取組みを強化して参りましたが、このたび中期経営計画(*)に掲げる成長戦略のひとつである「高齢者戦略」の第一弾として、本サービスの提供開始を決定しました。なお、本件は高齢者だけではなく、障がいをお持ちの方や若年層等の単身入居者様を見守るためのサービスとしてもご活用いただけます。
本サービスをご利用いただくと、業務提携先の中部電力ミライズコネクトが電気のスマートメーターから取得した電力使用量の変化を独自のアルゴリズムで分析します。そして数日間連続で異変が検知された場合には、中部電力ミライズコネクトがＳＭＳや自動音声電話で、入居者様ご本人やご家族に安否確認を行い、併せて賃貸物件を管理している不動産会社にも状況を連絡いたします。更に、気象庁等からの情報を元に、契約物件の近隣で自然災害が発生したことを認識した場合にも、入居者様の安否確認を行いますので、本サービスのご利用者様には、入居に纏わる様々なリスクにいち早くご対応いただけるようになります
誰もが健康で安心して暮らせる社会の実現に向けて、当社は家賃債務保証サービスを革新し未来に向けた新たな価値を提供してまいります。
(*)当社の中期経営計画については、2024年5月15日に開示した決算説明資料をご参照下さい。
２．本サービスのスキーム図
３．業務提携先～中部電力ミライズコネクトの概要
会社名 中部電力ミライズコネクト株式会社
所在地 愛知県名古屋市中区栄４丁目５－３ KDX名古屋栄ビル 10 階
代表者 代表取締役社長 秋山 光輝
資本金 17.5億円（中部電力ミライズ51%、三菱商事49％）
事業内容 日本国内におけるくらし全般のサービス提供に関する事業
以上
