感染症情報（2024年第38週）

2024/09/25　長野県庁　

更新日：2024年9月25日

感染症情報（2024年第38週）

長野県（健康福祉部感染症対策課）プレスリリース令和6年(2024年)9月25日

2024年第38週(2024年9月16日～9月22日)の感染症の発生情報です。

全数把握感染症

結核2例、潜在性結核感染症1例、カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症1例、クロイツフェルト・ヤコブ病1例、劇症型溶血性レンサ球菌感染症1例、侵襲性肺炎球菌感染症2例、百日咳4例の届出がありました。

定点把握感染症

手足口病は先週から減少し、定点あたり9.82人でした。子どもを中心に流行する感染症で、患者の咳やくしゃみ、便などに原因となるウイルスが含まれており、飛沫感染・接触感染・経口感染により感染します。トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には石けん・流水による手洗いを励行し、タオルの共有を避ける、症状がある場合の咳エチケットなど、感染予防に努めましょう。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は4週続けて減少し、定点あたり5.58人でした。体温や健康状態のセルフチェックをしていただくとともに、手洗いや手指消毒、室内の換気、場面に応じたマスクの着脱、咳エチケットなど、基本的な感染対策を心がけましょう。
全国的にマイコプラズマ肺炎の届出数が多い状況が続いており、県内でも過去5年の同時期に比べて届出数が多くなっています。肺炎マイコプラズマによる感染症で、発熱と長く続く咳が主な症状です。患者の咳やくしゃみによる飛沫感染や接触感染により感染しますので、石けん・流水による手洗い、症状がある場合の咳エチケット、タオルの共有を避けるなど、感染予防に努めましょう。

第39週は、10月2日（水曜日）発行予定です。

「長野県感染症情報」も併せてご覧ください。