2024 年９月25日
農林中央金庫
野村不動産コマース株式会社
「野村不動産コマース：ニッポンの農畜産物支援プロジェクト」第1弾実施
~ 生産者支援や食品ロスへの取り組みに着手 ~ 農林中央金庫(本店：東京都千代田区／代表理事理事長：奥和登)、野村不動産コマース株式会社(本社：東京都新宿区／代表取締役社長：矢野忠孝、以下「野村不動産コマース」）は、野村不動産コマースが施設運営を行う都市型商業施設「GEMS（ジェムズ）」15 棟、計 81 店舗において、「野村不動産コマース：ニッポンの農畜産物支援プロジェクト(以下「本プロジェクト」)」を2024年8月31日から実施いたしました。SDGｓに積極的に取り組む生産者支援や食品ロス等、日本の農業が抱える課題を少しでも解決していけるよう連携してまいります。
本プレスリリースのポイント
1. 2024 年8月31日から「野村不動産コマース：ニッポンの農畜産物支援プロジェクト」をGEMS15棟81店舗で実施
2. 生産者支援や食品ロスについて、飲食店事業者や消費者に理解いただくことを企図した取り組み
3. 農林中央金庫が野村不動産コマースに生産者や農林水産品の紹介を行い、野村不動産コマースがその生産物を飲食店事業者に提供することで、活動啓蒙や生産者支援を実施
1. 「野村不動産コマース：ニッポンの農畜産物支援プロジェクト」の実施背景
野村不動産コマースは、飲食ビジネスに関わる企業として、環境保全等に取り組む先進的農業の生産者の支援や食品ロス問題※1の解決に係る検討を進めておりました。今般、農林中央金庫との協働により、限りある資源を生かし持続可能な社会の実現に繋がる取り組みとして着手することが実現しました。
※1 農林水産省HP URL： https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/attach/pdf/161227_4-108.pdf
2. 第1弾：生産者支援 北海道トップファームグループ「サロマ和牛」のご提供
本プロジェクト第 1 弾は生産者支援として、8月31日よりGEMS15棟81店舗で、北海道常呂郡佐呂間町の「トップファームグループ」が肥育する「サロマ和牛」を使ったメニューをお客様に提供いたしました。「サロマ和牛」は JA 全農ミートフーズ株式会社様が供給し、野村不動産コマースを通じてGEMSの入居テナント様に提供いたしました。「トップファームグループ」は、生産から肥育、出荷までグループが手掛ける一貫生産にこだわり、常に品質の安定したおいしい牛肉づくりに取り組んでいます。独自の取り組みとして、牛の糞尿を短時間で堆肥化させる革新的な設備を導入し、循環型農業を実践しています。また給餌や治療歴等をトレースできる「牛生体管理システム」で一元管理も行っています。
さらに同グループは2023 年2月にネパール国ドリュケル市と佐呂間町の協力のもと「畜産ガールズプロジェクト」を立ち上げ、女性活躍の推進も行う等、畜産業界の明るい未来のため先駆的な取り組みを行っています。
今回は、GEMS の入居テナント様や来訪されるお客様にその活動実態をご理解いただくため、参加店舗に「トップファームグループ」の紹介や、活動状況の概要等をわかりやすくご覧いただけるテーブルテントをご用意しました。
今後も本取り組みで志ある生産者の商品を「見て、知って、味わって」いただきたいと考えております。
北海道トップファームグループHP URL： https://top-farm.jp/
3. サロマ和牛について
サロマ和牛はトップファームグループの農場で大切に 育てられた黒毛和牛です。アニマルウェルフェア※2を 重視した家畜に配慮した飼養管理によって、健康な 牛づくりを行っています。サロマ和牛は、くさみが少なく、 肉質のキメが細かく上質で、食感が柔らかく、 香り豊かなのが特徴です。
※２ 感受性を持つ生き物としての家畜に心を寄り添わせ、誕生から死を迎えるまでの間、 ストレスをできる限り少なく、行動要求が満たされた、健康的な暮らしができる飼育方法 をめざす畜産のあり方
一般社団法人 アニマルウェルフェア畜産協会HP
URL：https://animalwelfare.jp/
（参考）「トップファームグループ」の紹介や活動状況の概要等をテーブルテントにて紹介
公式ページ（続き・詳細）はこちら
https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2024092502511.pdf