都立動物園・水族園からのお知らせ

2024/09/26  東京都  

2024年09月26日 建設局, (公財)東京動物園協会

都立動物園・水族園からのお知らせ 第9号

今年度第9回の都立動物園・水族園のイベント情報を下記のとおりお知らせします。

多摩動物公園

  1. コアラ来園40周年記念イベント
  2. 「第10回都立動物園アフリカフェア」開催!アフリカとアフリカの野生動物を知る

多摩動物公園

1.コアラ来園40周年記念イベント

多摩動物公園(園長 渡部浩文)は、日本で初めてオーストラリアからコアラを受け入れた動物園の一つです。昭和59年10月25日に飼育を開始して以来、コアラの飼育を続け、繁殖や研究に取組んできました。今年で40年を迎えることを記念しイベントを開催します。ぜひご来園ください。


コアラ来園40周年 ポスター

1.企画展「コアラ来園40周年 年表で振り返るコアラ飼育の歴史」

コアラが来園する前の準備段階から最近の様子までを年表で振り返るパネルを掲示します。コアラを飼育するにあたっての施設整備や餌となるユーカリの調達、飼育の苦労などをエピソードと写真で紹介します。専用輸送箱やコアラの剥製、骨格標本の展示、コアラの飼育の歴史が伺える動画の視聴コーナー、野生での生息地であるオーストラリアの紹介コーナーもあります。ぜひご覧ください。


初来園のコアラ「タムタム」(左)と「トムトム」(右)

期間

令和6年10月10日(木曜日)~11月26日(火曜日)

場所

ウォッチングセンター
(ウォッチングセンターの閉館時間は16時30分)

2.講演会

日時

令和6年10月26日(土曜日)
13時30分~15時00分
※終了時間が前後する場合があります。

場所

ウォッチングセンター 動物ホール

対象

小学4年生以上

定員

100名 ※事前申込制

内容

講演

「よみがえれコアラの森」

講師

天野陽介(あまのようすけ)氏(世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン))

要旨

2019年12月から2020年2月にかけて燃え続けたオーストラリアの大規模森林火災に対し、WWF(世界自然保護基金)はまず、緊急対応を展開。そして2021年7月からは、オーストラリアの自然再生をめざす取り組みを開始しました。めざすのは、火災前の状況に戻すことだけではなく、それ以前から続いてきた森林破壊や、気候変動による影響などのリサーチや対策にも併せて取り組み、オーストラリア本来の自然を取り戻すことです。オーストラリアの森と野生動物たちの「これから」を守るために、これまでの活動と、今後の展望について、WWFジャパンのスタッフが解説します。


森にすむコアラ
(天野陽介/WWFジャパン)

天野氏プロフィール

ニュージーランドのマッセー大学で動物学と生態学を専攻。その後、毒蛇調査の研究助手としてタイの保護区へ。そこで密猟などの違法現場に何度も直面。単に動物学だけでなく、人間社会を理解する必要があると感じ、コスタリカの平和大学で天然資源と平和学の修士号を取得。その後、国連大学でSATOYAMAイニシアティブのプロジェクトに携わり、日本の里山のように世界にも存在する人と自然のバランスがとれた貴重な場所の保全、研究、普及を担当。2019年7月からWWFジャパンの自然保護室森林グループでオーストラリアとボルネオ島インドネシア領、日本国内の活動を担当する。


天野陽介氏

応募方法

多摩動物公園公式ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)受付フォーム(外部サイトへリンク)からお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.net及び@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、多摩動物公園 教育普及係までご連絡ください。


受付フォーム

問い合わせ先

多摩動物公園教育普及係
電話 042-591-1611(代表)
※受付時間は9時30分~17時00分

締切

令和6年10月20日(日曜日)送信分まで有効
※先着順で受け付けます。定員になり次第募集を終了します。
※締切前に定員に達した際は、多摩動物公園公式ホームページでお知らせします。
※応募はひとり1回に限ります。また、1回につき4名まで応募できます。同じ応募者による複数の応募はすべて無効になりますのでご注意ください。
※お申し込みの際にご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

3.親子向けプログラム「コアラのひみつ 調査隊!」

コアラの体やくらしのひみつについて飼育係のお話を聞いたり、においなどを体験したりする参加型プログラムです。野生でくらすコアラの現状についてもみんなで考えます。
低学年コースと高学年コースの2コースを用意しました。ぜひご参加ください。


令和元年に実施したイベントの様子

日時

令和6年10月27日(日曜日)

  • (1)低学年コース(小学1・2年生)10時30分~12時00分ごろ
  • (2)高学年コース(小学3~6年生)13時30分~15時00分ごろ

場所

ウォッチングセンター 動物ホール

対象

小学生のお子様とその保護者

定員

各回15組 ※事前申込制

応募方法

多摩動物公園公式ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)受付フォーム(外部サイトへリンク)からお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.net及び@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、多摩動物公園 教育普及係までご連絡ください。


受付フォーム

問い合わせ先

多摩動物公園教育普及係
電話 042-591-1611(代表)
※受付時間は9時30分~17時00分

締切

令和6年10月20日(日曜日)送信分まで有効
※先着順で受け付けます。定員になり次第募集を終了します。
※締切前に定員に達した際は、多摩動物公園公式ホームページでお知らせします。
※応募はひとり1回に限ります。同じ応募者による複数の応募はすべて無効になりますのでご注意ください。
※低学年コースはお子様1名につき保護者1名の参加が必須となります。高学年コースは保護者の参加は任意です(お子様のみでの参加が可能です)。就学前のご兄弟は参加できません。
※お申し込みの際にご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

4.ユーカリスペシャルトーク

コアラの飼育に、日本には自生していないユーカリが欠かせません。そのため、コアラ飼育の歴史には、餌であるユーカリ栽培の歴史が伴います。コアラに毎日新鮮なユーカリを供給するため、園内外で栽培していますが、その仕組みや工夫などについて、ユーカリ担当者がお話しします。


ユーカリ栽培温室の様子

日時

令和6年10月26日(土曜日)11時00分~11時30分

場所

アフリカ園 ライオン展望デッキ 集合
(雨天時:ウォッチングセンター)

対象

どなたでもご参加いただけます。

定員

50名程度 ※予約不要、当日先着順で受付

5.ガイドツアー「コアラとその仲間」

オーストラリアには、コアラの他にもユニークな生き物がたくさんくらしています。母親の袋の中で子育てをする有袋類の動物について、動物解説員がお話しします。

日時

令和6年10月25日(金曜日)14時00分~14時30分
令和6年10月26日(土曜日)11時00分~11時30分

場所

コアラ館前 集合

6.「多摩動物公園公式 コアラ来園40周年記念 カスタムフォトグッズ」の受注販売

コアラ来園40周年を記念し、多摩動物公園で飼育されていたコアラのうち30頭の公式写真193点から、お好きな写真を選んで、フォトブックやポストカード等さまざまなグッズを作ることができます。作成・購入方法、価格等は「みんなでつくる公式フォトサービス MINTSUKU(R)(みんつく)(外部サイトへリンク)」よりご確認ください。


MINTSUKU(R)(みんつく)


カスタムフォトグッズ ポスター

販売期間

令和6年9月27日(金曜日)12時00分~令和6年12月31日(火曜日)23時59分

2.「第10回都立動物園アフリカフェア」開催!アフリカとアフリカの野生動物を知る

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、アフリカ各国の自然や文化、観光、野生動物の現状や保全活動などを紹介し、アフリカ各国との友好を深めるきっかけとなるよう、「第10回都立動物園アフリカフェア」を開催します。ぜひご来園いただき、アフリカを身近に感じてください。


アフリカフェアポスター

1.日程

令和6年11月9日(土曜日)、10日(日曜日)

2.場所

多摩動物公園

3.実施内容

アフリカ各国大使館及び関連団体からの参加・協力をいただき、以下のとおり実施します。

(1)オープニングセレモニー

アフリカフェアに参加する各国の代表や来賓によるオープニングセレモニー。ゲストによるトークも行います。12時50分の開始に合わせ、アフリカ音楽の公演から、賑やかにアフリカフェアがスタートします。

日時

令和6年11月9日(土曜日)12時50分~14時00分

場所

ウォッチングセンター入口(雨天時:動物ホール内)

ゲスト

オスマン・サンコン氏


オスマン・サンコン氏

ゾマホン・ルフィン氏
※会場は外となり、立ち見となります。

(2)アフリカ各国紹介ブース「アフリカン・ディスカバリー」

各国大使館やアフリカに関連した活動を行っている団体などが出展し、アフリカ各国の野生動物や観光情報などの紹介のほか、特産品の販売などを行います。
また、東京都関連のブースも出展予定です。


前回の各国ブース

日時

令和6年11月9日(土曜日)11時30分~16時00分
令和6年11月10日(日曜日)9時30分~16時00分
※9日(土曜日)は各ブースの準備が整い次第、順次開始します。

場所

正門前広場から続く通路

(3)アフリカ音楽&ダンスの公演「アフリカン・ビートで踊ろう!」

日時

令和6年11月9日(土曜日)
11時00分~11時45分、14時00分~14時45分

場所

ウォッチングセンター入口(雨天時:動物ホール内)

出演

Bayefall Revolution(バイファル・レボリューション)
西アフリカ諸国の「グリオ」と呼ばれる伝承音楽家系のミュージシャンが集まったリアル・アフリカンバンドです。西アフリカの伝統楽器のサバールやコラなどを用いた演奏と、力強いアフリカンダンスを披露します。


Bayefall Revolution

(4)講演会「野生のキリンの生きざま 知っているようで知らないキリンの姿」

日時

令和6年11月10日(日曜日)13時30分~14時30分

場所

ウォッチングセンター内 動物ホール
※講師は南アフリカ共和国からオンラインでの出演となります。

対象

小学生以上 ※小学生は保護者同伴

定員

100名 ※事前申込制(先着順)

参加費

無料(入園料も無料となります)

内容

講師

齋藤美保(さいとうみほ)氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科助教)


齋藤美保氏

要旨

キリンは日本の多くの動物園で観察することができます。ところが野生のキリンの観察をした人は日本にはほとんどいません。そのため、キリンが野生ではどのような生き方をしているのか、知る機会がほとんどありません。わたしは、アフリカのタンザニア連合共和国にあるカタヴィ国立公園で、2010年からキリンの仔育てに着目して研究を行ってきました。この講演会では、みなさんに少しでも野生のキリンの生きざまを知ってもらうために、キリンがどのような環境に生息し、どのようなものを食べ、どのような仔育てをしているのかをご紹介したいと思います。またキリンは絶滅の危機に瀕している動物でもあります。キリンが直面している問題、そして彼らを保護するための取組についてもご紹介します。

齋藤氏プロフィール

京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了(博士・理学)。キリンが形成する仔育て集団の適応的意義について、動物行動学の視点から野外や飼育下で調査を行ってきた。近年は仔育て戦略の可変性にも着目し、ハンティングなどの人間活動の影響が顕著な南アフリカ共和国でもフィールドワークを行っている。主著に「キリンの保育園 タンザニアでみつめた彼らの仔育て」(2022年)、「林にかくれるキリンを追う―もっと知りたい野生の姿」(2023年)など。

応募方法

多摩動物公園公式ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)受付フォームからお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.net及び@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、多摩動物公園 教育普及係までご連絡ください。


受付フォーム

問い合わせ先

多摩動物公園教育普及係
電話 042-591-1611(代表)
※受付時間は9時30分~17時00分

締切

令和6年10月27日(日曜日)送信分まで有効
※先着順で受け付けます。定員になり次第募集を終了します。
※締切前に定員に達した際は、多摩動物公園公式ホームページでお知らせします。
※応募はひとり1回に限ります。また、1回につき4名まで応募できます。同じ応募者による複数の応募はすべて無効になりますのでご注意ください。
※お申し込みの際にご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

(5)ワークショップ「アフリカ布で作るマグネットコサージュ」

様々な柄のアフリカ布から好きな柄を選び、お花を作ってコサージュを作りましょう。


マグネットコサージュ

日時

令和6年11月9日(土曜日)、10日(日曜日)
※所要時間は約20分です。

場所

ウォッチングセンター内

定員

各日60名(先着順、各回15名)

参加費

無料

(6)園内をめぐるスタンプラリー「アフリカン・スタンプラリー」

アフリカを生息地とする動物を多数展示しているアフリカ園や、アフリカフェア会場をめぐる園内完結スタンプラリー「アフリカン・スタンプラリー」を開催します。各ラリーポイントを回りながら、アフリカスタンプを集めてください。全てのスタンプを集めた方のうち、各日先着500名様に記念品をさしあげます。

日時

令和6年11月9日(土曜日)、10日(日曜日)

スタンプ用紙配布場所

アフリカフェア会場内スタンプラリー特設ブース

スタンプ設置場所

多摩動物公園内5箇所

記念品交換場所

アフリカフェア会場内スタンプラリー特設ブース

記念品交換日時

令和6年11月9日(土曜日)、10日(日曜日)
各日10時30分~16時00分
※記念品交換は、アフリカフェア当日多摩動物公園のみで行うことができます。

記念品

オリジナルデザインバンダナ
イラスト:日野市在住の線画家もんでんゆうこ氏


記念品のバンダナ

(7)フォトスポット「ここで撮ろう!アフリカの思い出」

アフリカの魅力を感じる特設フォトスポットを設置します。記念に残る思い出の一枚を撮影してください。

日時

令和6年11月9日(土曜日)、10(日曜日)

場所

アフリカ園サファリ橋付近

(8)アフリカの動物たちの魅力を知ろう 飼育係のおはなし

アフリカフェア開催期間中、都立動物園(恩賜上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園)でアフリカの動物たちについて飼育係がお話しします。詳細が決まり次第、公式ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)で公表します。

(9)アフリカの多彩な文化と野生生物を紹介する企画展「アフリカン・モザイク」

日本から1万キロメートル以上の遠方に位置するアフリカは、55の国・地域から成り、多くの野生生物が暮らす自然だけでなく、多様な文化や技術が息づいています。それらの情報を発信し、アフリカ各国への関心をより一層深めてもらえるような企画展「アフリカン・モザイク」を開催します。

開催期間

令和6年11月7日(木曜日)~12月3日(火曜日)

開催時間

9時30分~16時30分

場所

ウォッチングセンター内

(10)パネル展 アフリカ園担当飼育係が見た劇団四季「ライオンキング」

アフリカの生き物たちのサークル・オブ・ライフを主題にしたミュージカル「ライオンキング」。
多摩動物公園の現役飼育係が実際にライオンキングを観劇したうえで、動物飼育の視点からミュージカルの奥深さを解説した記事を展示します。

日時

令和6年11月9日(土曜日)、10(日曜日)

場所

未定(決まり次第お知らせします)

4.後援

外務省、独立行政法人国際協力機構

5.協力

京王電鉄株式会社、多摩都市モノレール株式会社

個人情報の取扱いについて

イベント等のお申込みの際にいただいた個人情報については、該当イベントのご案内以外に使用しないものとします。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。


公式サイト「東京ズーネット」(外部サイトへリンク)

恩賜上野動物園公式X(旧Twitter)(外部サイトへリンク) 多摩動物公園公式X(旧Twitter)(外部サイトへリンク) 井の頭自然文化園公式X(旧Twitter)(外部サイトへリンク) 葛西臨海水族園公式X(旧Twitter)(外部サイトへリンク)

※別紙1 新しい動物園・水族園の楽しみ方(PDF:240KB)
※別紙2 ご案内(PDF:183KB)

問い合わせ先
(1、2.多摩動物公園の「コアラ来園40周年記念イベント」「第10回都立動物園アフリカフェア」のお知らせについて)
(公財)東京動物園協会【多摩動物公園】教育普及係
電話 042-591-1611(代表)17時00分まで
Eメール tama_kouhou(at)tzps.or.jp
建設局公園緑地部管理課
電話 03-5320-5365
Eメール S0000378(at)section.metro.tokyo.jp
※迷惑メール対策のため、メールアドレスの表記を変更しております。
お手数ですが、(at)を@に置き換えてご利用ください。

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