ご家庭のお客さま向けDRサービス「エコ・省エネチャレンジ機器制御オプション」にシャープ製家庭用蓄電池を追加 [東京電力エナジーパートナー株式会社]

2025/11/27  東京電力ホールディングス 株式会社 

2025 年 11 月 27 日

東京電力エナジーパートナー株式会社
株式会社エナジーゲートウェイ
シャープエネルギーソリューション株式会社

ご家庭のお客さま向けDRサービス「エコ・省エネチャレンジ機器制御オプション」にシャープ製家庭用蓄電池を追加 [東京電力エナジーパートナー株式会社]

東京電力エナジーパートナー株式会社(以下、「東京電力 EP」)は、2024 年 6 月より提供しているご家庭のお客さま向け DR※1サービス「エコ・省エネチャレンジ 機器制御オプション」(以下、「本サービス」)において、本日より、遠隔制御が可能な機器として、新たにシャープ株式会社(以下、「シャープ」)製の家庭用蓄電池を追加いたします。(以下、「本取り組み」)

東京電力 EP、株式会社エナジーゲートウェイ(以下、「EG」)、シャープエネルギーソリューション株式会社(以下、「SESJ」)の 3 社は、2024 年 12 月から 2025 年 3 月にかけて、シャープ製の家庭用蓄電池を遠隔制御する DR の実証(以下、「本実証」)を実施しました。本実証では、あらかじめ策定した運転パターンに基づいて蓄電池が適切に作動し、電力の需給調整に有効な調整力を創出できることを確認しています。本実証を通じて得られた知見をもとに、3 社にて検討を進めた結果、この度、本サービスの対象機器に、シャープ製の家庭用蓄電池を追加することとなりました。本取り組みは、電力小売事業者と蓄電池メーカが協業することで、今後の家庭用 DR リソースの拡大につながる新たな第一歩となります。

本取り組みでは、実証時と同様に、分散型エネルギーの相互接続を容易にする情報通信基盤である Public Power HUB※2(以下、PPH)を東京電力 EP として初めて商用環境下で採用しています。これにより更に多くの家庭用蓄電池の効率的な制御が期待できます。また、クラウドを活用した HEMS※3サービス「COCORO ENERGY※4」と連携することで、各家庭の電気使用状況や気象予報に基づいた AI による賢い自家消費制御を実現し、必要なタイミングで DR の制御を行うことで、経済的で環境に配慮した運転を実現しています。

3 社は、本取り組みを通じて、再生可能エネルギーの有効活用、電力の安定供給、お客さまのご負担軽減につながる新たなご家庭向け DR サービスの普及を進め、2050 年のカーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

以上

※1 デマンドレスポンス(Demand Response)は、需要家側が電力使用量をコントロールすることで、電力需給バランスを調整する仕組み。
※2 電気通信事業などを展開する EX4Energy 株式会社が提供するエネルギー機器相互接続サービス。PPH を用いることで、メーカごとに異なる通信方式を最適に調整することができ、電力会社から複数のメーカに対してより効率的に機器制御指示を行うことが可能になる。
※3 Home Energy Management System の略で、住宅で使用するエネルギーを管理・制御するシステム。
※4 「COCORO ENERGY」とは、AI を活用したシャープのクラウド HEMS サービスの名称。クラウド上の AI がHEMS と連携し、各家庭の電気の使われ方や気象予報などの外部の情報から、お客さまに合わせてエネル ギー機器を賢くコントロールする。

公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2025/pdf/251127j0101.pdf

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