2026年4月27日
東日本旅客鉄道株式会社
盛 岡 支 社
踏切事故防止に向けた取り組みについて
JR 東日本盛岡支社では、踏切の安全性向上や廃止、改良に向け、さまざまな取り組みを行っています。また、お客さまや地域の皆さまに事故防止への理解を深めていただくため、「春の全国交通安全運動期間(4月6日~15日)」には各地で啓発活動を実施したほか、通年でポスター等による情報発信、学校での鉄道安全教室の開催などに取り組んでいます。
今後も、こうした取り組みを継続し、踏切事故防止に努め、お客さまに安心してご利用いただける鉄道を目指してまいります。
1 踏切における安全対策について
(1) 踏切の安全性向上への取り組み
① 列車との接触を防ぐ取り組み
踏切内に立ち往生した自動車等を検知して列車に知らせる「障害物検知装置」や、列車に危険を知らせるための「踏切支障報知装置(非常ボタン)」を整備し、乗務員に踏切内の異常を知らせ、列車との接触を防ぐ安全対策を行っています。
【障害物検知装置】
【踏切支障報知装置(非常ボタン)】
② 警報機や遮断桿のない踏切における取り組み
警報機や遮断桿のない踏切では、防草シートの敷設や近接木伐採等による見通し確保、車両通行禁止の踏切における物理的デバイス(柵)の設置などを行っています。
【防草シート】
(2) 踏切の廃止や改良に向けた取り組み
【物理的デバイス(柵)】
① 踏切の廃止に向けた取り組み
警報機や遮断桿のない第4種踏切と遮断機のない第3種踏切については、周辺環境やご利用実態の変化等を鑑みつつ、廃止を基本に沿線自治体との協議を進めています。
2025 年度は、釜石市との協議および地域の皆さまにご理解をいただき、釜石線陸中大橋~洞泉駅間の笹鼻踏切を廃止しました。
【廃止前】
② 踏切の改良に向けた取り組み
【廃止後】
地域の皆さまに安心して踏切を通行いただくことを目的に、沿線自治体と踏切道の拡幅や、しゃ断装置の新設による3種踏切の1種化など、踏切改良に向けた協議を進めていきます。
2 各種啓発活動の実施について
駅や運転免許センターにおけるポスター等での情報発信や全国交通安全運動期間にあわせた働きかけ、学校での交通安全教室など、年間を通じてさまざまな啓発活動を実施しています。
(1) 駅や運転免許センターでの情報発信
【踏切支障報知装置(非常ボタン)体験装置】
(場所:盛岡運転免許センター)
【体験装置を使用した啓発活動】
(盛岡駅構内)
(2) 春の全国交通安全運動の取り組み
警察等の関係機関と連携し、さまざまな啓発活動を各エリアで実施しました。
【事故防止への呼びかけ】
(八戸線 鮫~陸奥白浜駅間 魚市場踏切) (気仙沼市県道26号線沿線)
【踏切支障報知装置体験】
(一ノ関駅西口駅前)
≪春の全国交通安全運動(4月6日~15日)の取り組み≫
(3) 学校での鉄道安全教室の実施
踏切の正しい通行方法や危険性、万が一の列車の止め方を学んでいただき、事故を未然に防ぐことを目的に、学校での鉄道安全教室を開催しています。
【小学生を対象にした鉄道安全教室】
(滝沢市立篠木小学校)・(青森市立千刈小学校)