2026 年5月29日
株 式 会 社 海 帆
株式会社ビッグハンズとの業務提携契約締結及びフィジカルAIを活用した
スマート厨房化プロジェクト開始に関するお知らせ 当社は、本日開催の取締役会において、株式会社ビッグハンズとの間で、食器洗浄ロボットを中心としたフィジカル AI・スマート厨房ソリューションの導入検討、パイロット導入、効果検証及び今後の多店舗展開に向けた業務提携契約を締結することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
1.本業務提携の背景及び目的
当社グループが運営する飲食店舗においては、人手不足、人件費の上昇、採用・教育コストの増加、厨房バックヤード業務の負担増加、ならびに多店舗展開におけるオペレーション品質の平準化が重要な経営課題となっております。
特に、居酒屋業態における食器洗浄業務は、ピークタイムに作業が集中しやすく、食器の種類、油汚れ、洗い残し、食器の破損、閉店後作業等への対応に多くの工数を要する業務領域です。これらの業務は、店舗スタッフの労務負担、提供スピード、衛生品質、従業員定着率及び店舗収益性に影響を与える重要な要素であると認識しております。
一方、近年、AI は単なるデジタル情報処理にとどまらず、カメラ、センサー、ロボットアーム、制御ソフトウェア等と連動し、現実空間における作業を認識、判断、実行する「フィジカルAI」へと進化しております。これにより、従来は人手に依存していた現場作業の一部についても、自動化、省人化、品質の平準化及びデータ化が可能となりつつあります。
このような環境のもと、当社は、フィジカル AI 機器、ロボット、関連ソフトウェア及び周辺機器等の導入支援を行う株式会社ビッグハンズと提携し、食器洗浄ロボットを中心としたスマート厨房化プロジェクトを開始いたします。
本プロジェクトは、単なる省力化設備の導入ではなく、厨房バックヤード業務の自動化、作業時間の削減、洗浄品質の平準化、衛生管理の高度化、店舗オペレーションの標準化、ならびにデータに基づく店舗運営の実現を目指す取り組みです。
当社は、本業務提携を通じて、飲食店舗における構造的な人手不足及びコスト上昇への対応を強化するとともに、収益性の改善、店舗運営効率の向上、従業員の労務環境改善及び中長期的な企業価値向上を図ってまいります。
2.本業務提携の内容
本業務提携において、当社及び株式会社ビッグハンズは、当社店舗における食器洗浄業務を中心とした厨房バックヤード業務の効率化及びスマート厨房化を目的として、以下の事項に取り組んでまいります。
まず、当社が指定する店舗において、厨房レイアウト、作業導線、既存設備、電源、給排水、通信環境、作業時間、人員配置等の現地調査を実施し、食器洗浄ロボットその他フィジカル AI機器の導入可能性、設置場所、運用方法及び必要設備を検討いたします。そのうえで、1 店舗でのパイロット導入を行い、実際の店舗オペレーションにおける稼働状況、作業時間、人件費への影響、洗浄品質、安全性、故障頻度、光熱費・洗剤使用量、費用対効果等を定量的に検証いたします。検証結果を踏まえ、導入効果が確認された場合には、当社の直営店舗及びFC店舗への展開可能性を検討し、店舗運営の効率化、コスト構造の改善、衛生品質及びサービス品質の向上を図ってまいります。
また、株式会社ビッグハンズは、本件に関する国内窓口として、機器メーカー、施工会社、保守業者、消耗品サプライヤー等との連絡調整、仕様確認、見積取得、購入手続、設置調整、初期稼働支援、操作説明、保守受付及び効果検証に関する支援を一元的に担う予定です。
3.フィジカルAIを活用したスマート厨房化プロジェクトの概要
本プロジェクトでは、食器洗浄ロボットを中心に、既存の厨房設備と連携可能なフィジカルAI・スマート厨房ソリューションの導入を検討いたします。
フィジカル AI は、現実空間における物体、作業環境、人の動き、作業状況等をセンサーやカメラ等により認識し、ロボットや機器を通じて実際の作業を自動化・高度化する技術領域です。飲食店舗においては、食器洗浄、仕分け、搬送、洗剤投入、稼働状況の可視化、エラー検知、作業時間の分析等への応用が期待されます。
当社は、まず食器洗浄工程を対象として、フィジカル AI による作業自動化及びデータ化を進め、将来的には店舗運営全体の効率化、シフト最適化、衛生管理の高度化及び多店舗横展開に活用していくことを検討いたします。
本プロジェクトの主な検証項目は以下のとおりです。
公式ページ(続き・詳細)はこちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3133/tdnet/2825946/00.pdf