WellmiraとArteryex、PHRを活用した多職種連携の有効性を実証

2026/06/01  ネオス 株式会社 

2026 年6月1日

Wellmira と Arteryex、PHR を活用した多職種連携の有効性を実証
~医師の判断支援における有効性を確認、「パシャっとカルテ」「カロママ プラス」
両社アプリの連携によるPHR利活用拡大の有用性の検討へ~


経済産業省「令和7年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(PHRを活用した多職種連携におけるユースケース創出に向けた実証調査事業)」の実証事業者に採択された株式会社Wellmira(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:渡辺 敏成、以下「Wellmira」)と、Arteryex株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:李東瀛、以下「Arteryex」)は、2026 年1 月13 日より実施しておりましたユースケース「医療・日常生活データの一元管理による多職種連携・業務効率化支援(『支えるノート for 介護』―必要な情報を必要な人に、必要な時に―)」の実証を完了し、PHRを介した多職種連携の有用性を確認しましたので、結果をご報告いたします。

参考プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000057.000044584.html

本実証では、Arteryexが運営する医療情報管理アプリ「パシャっとカルテ」の医療・バイタルデータと、Wellmiraが運営するAI健康アプリ「カロママ プラス」の食事・生活データをPHR※として一元管理できるプラットフォーム『支えるノート for 介護』を、介護施設に導入。医師・看護師・薬剤師・介護士の多職種間やご家族で情報を共有する運用を3週間にわたり検証いたしました。

その結果、PHRを介した医療・生活データの一元閲覧環境が、医師による利用者の状態把握および早期介入判断の支援に有効であることが確認できました。

両社は、本実証で得られた知見を活かし、「パシャっとカルテ」と「カロママ プラス」の連携によるPHR利活用拡大の有用性について検討を開始いたします。

※ PHR:Personal Health Record(パーソナル・ヘルス・レコード)、個人の健康や身体の情報を記録した健康・医療・介護などのデータのこと

ユースケース「医療・日常生活データの一元管理による多職種連携・業務効率化支援 (『支えるノート for 介護』―必要な情報を必要な人に、必要な時に―)」の概要

本実証は、株式会社とやまかいごが運営する介護施設を実証フィールドとし、2026年1月13日から2月上旬にかけての約3週間で実施いたしました。本実証には、医師・薬剤師・訪問看護師・介護士、施設利用者、ご家族にご参加いただきました。

項目 内容
実証期間 2026年1月13日(火)~2026年2月上旬
実証フィールド 株式会社とやまかいごが運営する介護施設
参加者
医師・薬剤師・訪問看護師・介護士・施設利用者・ご家族
連携データ
・医療情報・検査結果・薬剤情報・バイタル(パシャっとカルテ)
・食事画像・メニュー・喫食量・水分摂取量(カロママ プラス)
・主訴・服薬・排泄記録(支えるノート for 介護)
検証項目 ①PHRデータの閲覧・利用頻度 ②異常検知・投薬判断の簡便さ
③多職種間の情報共有満足度 ④加算算定可能性

■主な検証結果

1.医療・日常生活データを活用した判断支援の有効性 ― 医師の早期介入判断を支援

PHRを介して医療・生活データを一元的に閲覧できる環境を構築したところ、医師を中心に、利用者の状態把握や早期介入判断を支援できる可能性が確認できました。 体温・血圧・服薬状況のアラート機能は、重症化予防のための早期介入(医師への報告、臨時訪問判断等)の補助として有効に機能することを確認しました。

2.多職種間の情報共有の有効性 ― 医師からの「指示伝達」が円滑化

『支えるノート for 介護』を介した情報共有について、医師からは「他職種との情報共有が円滑になった」との評価が得られ、PHRを介した情報伝達が医師の判断・指示伝達において有効であることが確認できました。

3.診療・介護報酬加算への寄与可能性

本実証で利用したシステムにより、生産性向上推進体制加算Ⅱの算定要件であるICT活用状況・記録体制の整備が可能であることを確認いたしました。今後は申請・報告業務の自動化を前提としたプロダクト改善により、現場負担を抑えた形での加算算定の実運用化を目指します。

■実証から見えた価値と今後の展望

本実証を通じて、PHRを活用した多職種連携が、医師の判断支援および介護現場におけるデータドリブンなケア提供基盤として機能しうることを確認しました。両社は本成果を踏まえ、以下の3つの軸で社会実装を検討してまいります。

① 「パシャっとカルテ」と「カロママ プラス」の連携によるPHR利活用拡大の有用性を検討

本実証では、「パシャっとカルテ」の医療・バイタルデータと「カロママ プラス」の食事・生活データを統合的に活用することによる価値を確認することができました。両社はこの知見を踏まえ、両サービスのさらなる連携によって「医療データ」と「食・生活データ」を横断的に活用するPHR利活用のユースケースの有用性について、検討を開始いたします。具体的には、健康診断結果や検査値と食生活データを掛け合わせた行動変容支援、服薬・処方情報と栄養データを連携させた重症化予防、慢性疾患を抱える利用者へのきめ細やかな生活習慣サポートなど、「医療」と「生活」の両面から個人の健康を支援する新たな価値提供の可能性を探ってまいります。

② プロダクトの体験設計アップデートと検証スケールの拡大

職種別の業務フローに応じた通知条件の最適化、入力導線の改善、評価ロジックの拡充を進めるとともに、検証施設・対象者数を拡大し、長期的な有効性および医療・介護アウトカムの定量評価を行ってまいります。

③ 継続的なエビデンス蓄積に基づく制度提言

ICT を活用した多職種連携が、利用者の重症化予防および社会保障費削減に資することを示すエビデンスを継続的に蓄積し、複数年度にわたる検証を経て、新たな診療・介護報酬の加算項目の創設に向けた政策提言を行ってまいります。

●事業者情報

PHR 事業者:株式会社Wellmira https://www.wellmira.jp/

本事業で提供したサービス: 「カロママ プラス」

AI 健康アプリ「カロママ プラス」 https://calomama.com/

食事・運動・睡眠などのライフログを入力すると、パーソナルAIコーチ「カロママ」から実践的な 健康アドバイスが届きます。健康診断結果やウェアラブルデバイスとのデータ連携が可能で、 PHRデータやライフログデータを日々記録することで、パーソナルな健康アドバイスを提供します。

サービス事業者:Arteryex株式会社 https://arteryex.biz/

本事業で提供したサービス: 『支えるノート for 介護』、「パシャっとカルテ」

医療情報管理アプリ「パシャっとカルテ」 https://arteryex.biz/click-karte/ 健康診断の結果や検査結果、お薬手帳などの医療情報を簡単にデータ化して管理できる、 一般消費者向けアプリです。

<テクミラホールディングスについて>
【商 号】テクミラホールディングス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【上場市場】東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:3627)
【代表者】池田 昌史
【U R L】https://www.tecmira.com
【グループ事業内容】
◆ライフデザイン事業
ゲームの開発・販売やキッズ向け知育サービス等コンシューマ向けビジネスの展開、HealthTech、FinTech、EdTech、
HRTech 等Tech サービスの提供
◆AI&クラウド事業
AI チャットやクラウドアドレス帳サービスなどのSaaS、DXおよびAIソリューションの提供
◆IoT&デバイス事業
Edge IoT やタブレットPC等のICT製品等の開発・製造、カスタマーサポート業務受託

<Wellmira について>
【商 号】株式会社Wellmira
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【U R L】https://www.wellmira.jp/
【代表者】渡辺 敏成
【事業内容】
・企業/健保/自治体/スポーツクラブ向けAI健康アプリ「カロママ プラス」
・健康経営サポートサービスの歩数計アプリ 「RenoBody」
・指導員×AIのハイブリッド型オンライン特定保健指導サービス「カロママオンライン」
・管理栄養士・栄養士向けのポータルサイト「かわるPro」
・その他、ヘルスケアITサービスの開発、食や健康関連のメディア運営

<このニュースリリース・素材の提供に関するお問合せ先>
テクミラホールディングス株式会社
担当: 経営企画部 広報チーム
Email: info@tecmira.com
〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
https://www.tecmira.com

※記載されている社名、製品名、ブランド名、サービス名は、すべて各社の商標または登録商標です。

関連業界