2026年6月2日
ラクオリア創薬株式会社
理化学研究所との共同研究契約締結に関するお知らせ
― 計算化学と実測データを融合した創薬支援技術の開発 ―
このたび、ラクオリア創薬株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:須藤 正樹、以下「当社」)は、国立研究開発法人理化学研究所(所在地:埼玉県和光市、理事長:五神 真、以下「理化学研究所」)と、計算化学と実測データを融合した創薬支援技術の開発を目的とする共同研究契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。
本共同研究では、理化学研究所と当社がそれぞれ有する知見および技術を活用し、創薬研究の効率化と高度化に資する新たな創薬支援技術の確立を目指します。具体的には、バーチャルスクリーニングの手法および創薬ワークフローの最適化、結合自由エネルギー評価に基づく合理的な化合物設計指針の確立、ならびに構造生成AIを活用した化合物デザイン手法の高度化などに取り組みます。これらの計算結果については、実測データとの照合により検証を行い、創薬研究への実用性を継続的に評価してまいります。本共同研究で得られる知見を創薬研究の現場へ還元することで、研究開発力のさらなる強化につなげていくことを目的としています。
本共同研究は、理化学研究所 生命医科学研究センター 創薬分子設計基盤ユニットの本間光貴ユニットリーダー参画の下で実施されます。本間光貴ユニットリーダーは、分子動力学計算および量子化学計算とAIを融合したインシリコ創薬基盤の開発を主導しており、多様な創薬標的に対する分子設計およびスクリーニング研究を推進してきました。本分野において国際的にも先導的な役割を担う研究者の一人です。
当社は、本共同研究を通じて創薬支援技術基盤のさらなる高度化を図り、創薬研究の生産性向上につなげてまいります。また、最先端の学術研究機関との連携を強化し、オープンイノベーションを通じた持続的な研究開発力の向上を推進してまいります。
なお、本件による2026年12月期(2026年1月1日~2026年12月31日)の通期連結業績への影響は軽微であり、2026年2月13日に公表した2026年12月期(2026年1月1日~2026年12月31日)の通期連結業績予想に変更はございません。中長期的には、当社の研究開発ポートフォリオの強化および開発パイプラインの拡充に繋がるものと考えております。
以上