[プレスリリース]テクノロジーが価値観に影響、44%が「思いやりを深める効果がある」と回答

2019/10/09  レノボ・ジャパン 株式会社 

レノボ、テクノロジーが日常生活と社会に与えるインパクトに関する国際調査を実施

レノボ・ジャパン株式会社(本社東京都千代田区、代表取締役社長デビット・ベネット、以下レノボ)は本日、テクノロジーの発展と、他社への理解と思いやりについての意識調査を発表しました。


レノボは、テクノロジーが日常生活と社会に与えるインパクトに関する国際調査を実施しました。その結果、テクノロジーの発達により、他者への理解と思いやりが社会的に深まっているとした回答者が日本で44%にのぼるなど、人々の価値観にスマートデバイスをはじめとするテクノロジーが様々な影響を与えていることがわかりました。この調査は世界10か国(日本、米国、メキシコ、ブラジル、中国、インド、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア)でのべ15,226人を対象に、2019年3月から4月にかけて実施しました。

社会の分断や「エコーチェンバー現象」への懸念の中で、他者との相互理解をテクノロジーが促進
ソーシャルメディアの普及により、閉じた集団の中で考え方や物事への見方が増幅され極端になっていく「エコーチェンバー(共鳴室)現象」の拡大など、社会の分断をテクノロジーが助長するのではないかという懸念が現れ始めました。この調査でも、全調査対象の60%(日本では34%)が、人々が深く考えずに判断してしまう傾向が強まっているようだと回答しました。また、49%(同43%)は、世の中に自己中心的な人が増えたと回答しています。

一方で、回答者の70%(日本では67%)はテクノロジーによって好奇心が旺盛になったと考えています。ソーシャルメディアや動画共有プラットフォームを活用して国や文化が異なる人と直接”コネクテッド”な交流ができるようになり、投稿や動画といったコンテンツによって、様々な社会背景のもとにある自分たちとは異なる生活様式への理解が進んでいます。

こうした状況の中で、テクノロジーによってお互いを理解しあい、思いやりの心を深めることができるようになると考える人が増えています。日本では44%が肯定的な回答で、この数値は調査対象10か国平均の35%を上回るほか、先進国では最も高い数値でした【グラフ1.】。また、思いやりが失われつつあるとした回答者は日本では13%にとどまり、肯定的な回答者を大きく下回りました。

66%はVRが価値観に与えるプラスの効果に期待、中国など新興国で高い傾向
この調査ではまた、将来新たに出現するテクノロジーが価値観にさらに大きな影響を与える可能性が明らかになりました。全調査対象のうち66%が、VRには他者への思いやりと理解を促進する可能性があると回答し、自分の目で様々な世界を見ることができるようになるため、世界中の人との精神的、感情的なつながりを深められる可能性を肯定しました。

VRが人々の価値観に与える影響については、調査対象10か国が二極化しました。中国を筆頭とする新興国では、VRが価値観にプラスの影響を与えることができると信じる人が多数を占めています。たとえば、VRによってお互いをより理解できるようになると考えている人の割合は中国で90%、インドで88%となっています。一方、先進国では相対的に低く、日本では51%、最下位のドイツでは48%でした【グラフ2.】。

ある回答者が残した「自分は世界の隅々まで知っていると思っていた人でも、VRによって、日常生活で耐えなければならない痛みや苦しみをもつ人々が様々なコミュニティや社会の中にもっと多くいることに気付くだろう」というコメントは、この調査結果を端的に表しています。

レノボは、グローバルテクノロジー企業として、テクノロジーにより日常生活と社会にプラスの効果をもたらすことを信条としています。テクノロジーを適切に活用することは、他者への共感や寛容といった価値観をはぐくむ一助になります。

心理学者、Jocelyn Brewer氏のコメント:
思いやり、つまり他人の感情や経験を尊重する人間性来の能力が、テクノロジーによって低下しているという批判がしばしばなされます。しかし、テクノロジーをうまく使いこなせば、多様な社会環境に暮らす世界中の人々と交流し経験を分かち合うことができるようになります。これにより精神的な豊かさと自分と異なる様々な考えへの肯定的なとらえ方が増し、他の人のために行動を起こすことへの関心も高まります。

Lenovoのユーザーおよびカスタマーエクスペリエンス担当副社長、Dilip Bhatiaのコメント:
同じような物の見方や意見を有している人ばかりが集まってしまうと、正しいか正しくないかはさておき、その集団内で意見が増幅・先鋭化し他を排除してしまう「エコーチェンバー(反響室)現象」が進み、社会の分極化につながる懸念があります。

こうした中でレノボは、スマートテクノロジーやVR技術が、多様な考え方を受け入れる素地になると考えています。世界中の人々と “コネクテッド”な状態になることや、自分とは違う社会環境にある人の生活を自分の目で直接見ることをテクノロジーは可能にします。異なる立場や異なる考え方の人々とお互いに理解を深めることが容易になり、ひいてはより人間的に、思いやり深い心をもてるようになります。これはすばらしいことではないでしょうか。

調査について:
レノボは、世界10か国(日本、米国、メキシコ、ブラジル、中国、インド、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア。質問票の言語は8言語)、のべ15,226人を対象にした国際調査を実施しました。調査サンプルは、各国の18歳以上のネット人口の分布に沿って抽出しました。調査は2019年3月31日から4月27日にかけて実施しました。全10か国の調査対象全体に関する統計数値は95%有意水準で+/- 1%ポイントの誤差の範囲内、各国別の調査対象に関する統計数値は95%有意水準で+/- 3%ポイントの誤差の範囲内です。テクノロジーが日常生活と社会に与えるインパクトについて、現在、および将来について回答者がどのように考えているかを調査目的としています。





関連プレスリリース
レノボ、テクノロジーが日常生活と社会に与えるインパクトについて国際的な意識調査を実施
https://www.lenovo.com/jp/ja/news/story/2019-08-12

※本原稿はレノボ本社広報サイトの原稿を抄訳したものです。本記事の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語を優先します。
https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/new-global-study-by-lenovo-reveals-how-tech-is-impacting-our-human-values/

他の画像

関連業界