【殺された妹を思い、犯罪者の「親」になった男の軌跡】「お前の親になったる 被害者と加害者のドキュメント」2019年10月10日(木)全国書店にて発売

2019/10/10  カンサイ建装工業 株式会社 

カンサイ建装工業株式会社の代表取締役である草刈健太郎の著作「お前の親になったる 被害者と加害者のドキュメント」が2019年10月10日(木)に小学館集英社プロダクションより発売されることが決定いたしました。本書は、妹を殺害されたという過去がありながら、現在は出所した元受刑者を雇い就労支援を行う「職親プロジェクト」に携わり、「犯罪者の“親”」として活動している草刈氏のノンフィクションルポルタージュです。



著者・草刈 健太郎について



妹を殺された過去を持つ著者が「犯罪者の“親”」になるまで
2005年、当時アメリカに留学していた草刈氏の妹が同居していた米国人男性に殺害されました。苦しい日々を送る中、あることがきっかけで「受刑者の就労支援」プロジェクトに携わることに。被害者家族として葛藤しながらも、「加害者を減らすことが被害者を減らすことになる」と気づき、またそれが妹から課せられた使命だと感じるように。再犯率45%という現実を真摯に受け止め、元受刑者と向き合い続ける姿を本書に収めました。

<プロフィール>
1973年、大阪府岸和田市生まれ。近畿大学法学部卒業。カンサイ建装工業株式会社をはじめとした3社の代表取締役を務める傍ら、日本財団の再犯防止プロジェクト(職親プロジェクト)を立ち上げメンバーとして推進するなど、幅広く社会復帰促進就労支援を実施。刑務所や少年院からの出所者に社会復帰や就職機会を提供する公益社団法人OMOIYARIプロジェクトを設立し、その代表理事として就労支援以外にも被災地支援や発展途上国支援など活躍の場は多岐にわたる。

【コメント】前法務大臣 衆議院議員 山下貴司氏
「罪を憎んで人を憎まず」
自ら犯罪被害者の遺族でありながら再犯防止に命を懸けて取り組む草刈社長の情熱が凝縮された一冊です!






ノンフィクションルポルタージュ

「お前の親になったる
被害者と加害者のドキュメント」


【目次】
第1章 被害者家族
第2章 絶望と生きる
第3章 職親プロジェクト
エピローグ:「ありがとうね……」

【著】草刈 健太郎
【定価】本体1,400円+税
【出版社】小学館集英社プロダクション



刊行に至った経緯~「ここを一つの区切りに」妹を殺めたチェイスの仮釈放を控えて~

今回この本を書くことを決断したのは、妹を殺めたチェイスが仮釈放されるということを目の前にしたことからです。2019年11月にチェイスの仮釈放委員会が行われ、私自身ロサンゼルスへ向かおうと思っています。

最愛の妹の命を奪われ、残された家族に癒えることのない痛みを与えたことに関しては、怒りと憎しみがあります。しかし、怒りと憎しみと悲しみだけで生きていくことは、とてつもなく辛いことです。被害者遺族でありながら、更生保護・再犯防止に関わった不思議な「担い」に従うことで、私の心に変化があり、そして先日「健太郎、もう福子がいなくなってから15年が経つ。あんたにはここでけじめをつけて、一歩前に進んでほしいわ」と母親から言われました。チェイスが罪を罪と自覚し、心から悔恨の謝罪をしてくるのであれば、ここを一つの区切りにしたい、私なりのけじめをつけたいと思います。

読んでいただいた皆様が一歩踏み出し、そこに何か気になるものがあればそっと手を差し伸べられる、そのお手伝いができれば幸いです。

※あとがきから一部抜粋


【参考】データから見る“犯罪者”の現状

再犯率は実に48.7% 社会復帰が難しい現代社会



初犯者・再犯者ともに減少傾向にあるものの、再犯率は増加の一途をたどり平成29年には48.7%と、検挙者の約2人に1人が再犯者という結果に。
出所者の多くが所持金が少ないため新しい場所で再出発しようにも部屋を借りるお金が無く以前過ごしていた環境から脱することが出来ない、また「前科があること」で受け入れられる企業も少なく、働こうにも働けない環境が再犯率の増加の要因になっています。

(平成30年版 犯罪白書 第5編/第1章/2「再犯防止推進計画」[7つの重点課題]でも、出所者の社会復帰を促進するために、就労・住居の確保、民間協力者の活動の推進、地方公共団体との連携強化などが掲げられています。)
参考:平成30年版「犯罪白書」~進む高齢化と犯罪~

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