町工場の約8割が売上2割以上減、業界を跨いだ販路開拓の難しさが浮き彫りに

2020/09/15  キャディ 株式会社 

~新常態の販路開拓は「オンライン」にシフト傾向~

日本のモノづくりをテクノロジーで変革するキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤勇志郎)は、日本全国計104社の金属加工などを行う町工場を対象に、製造業の販路開拓に関するアンケート調査を実施しました。


■調査サマリー

約8割の町工場の直近3ヶ月の売上が2割以上減
コロナ前後の主要顧客の業界数は変化なし・減少を合わせると97%。業界を跨いだ販路開拓の難しさが浮き彫りに
町工場の71%は販路開拓に課題を感じていると回答
展示会出展はコロナ前の1/5以下に。販路開拓は「オンライン」にシフト傾向


■調査結果
1. 約8割の町工場の直近3ヶ月の売上が2割以上減少。5月時点の調査より5割減の割合は13%増加した


参考:前回5月に実施したアンケート調査結果
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000039886.html

2. 主要顧客の業界数に「変化なし」と答えたのは76%、「減少した」と合わせると97%


3. 町工場の71%は販路開拓に課題を感じていると回答。次いで多かったのは技術者の育成、生産管理・改善で、どちらも3割を超える結果に


4. コロナ前後の販路開拓手段で変化が一番大きかったのは「展示会への出展」で、コロナ後では2割以下に。一方、「オンライン展示会」や「オンラインセミナーの自社開催」など新たな手段を取り入れる町工場の数は増えた


5. 販路開拓における悩み(一部抜粋)

口コミや紹介以外の幅広い顧客層へのアクセスが難しい。小口から育てていくための社内リソースが足りない。総合的な対応を求める資材担当者様が多く、自社と周りの協力企業様だけでは回せない案件は獲得が難しい
オンラインでの開拓を考えているがアプローチの仕方、継続の手段、方法がわからない
上場企業と取引をしたいが、販路が無い
当社の所在地に発注企業が少ない
自社ホームページ経由、Google広告など反応が乏しく成果につながり難い
マッチする顧客が見つかりにくい
ニッチな分野を得意としているので、自社の強みと、顧客のニーズの合致が難しい
訪問営業が出来ない中で、新規営業活動が難しい状況になっている
直接会って担当者の方と会うのが一番だと感じているが出来ない
取引先自体の売り上げがかなり下がっているため、他社を開拓したいが、開拓できたとしても新規顧客としての扱いであるため、受注自体もかなり少ない
現在どうやって新規顧客を開拓していいか分からない


■総括
前回5月のアンケート調査実施から2割以上売上を落としている町工場の割合が1割以上増加し、町工場の経営状況はより厳しくなっていると言えます。従来の主要な販路開拓手段である展示会の出展や直接の訪問による営業活動が難しくなり、多くの町工場が販路開拓を最も重要な喫緊の経営課題と捉えています。一方、コロナ前後の主要顧客の業界数は変化なし・減少を合わせると97%と、業界を跨いだ販路開拓の難しさが浮き彫りになりました。新たにオンラインの手段の活用に舵を切る町工場も僅かながら出てくるなど、新常態に合わせたコロナ禍の販路開拓手法が注目されます。

■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2020年 9月 1日(火)~ 9月 8日(火)
調査対象:全国の町工場104社

<キャディ株式会社>
本社所在地: 東京都台東区蔵前1丁目4 - 1 (総合受付3F)
代表者  : 代表取締役 加藤勇志郎
設立   : 2017年11月9日
資本金  : 1億円
事業内容 : 製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」の開発運営
URL   : https://caddi.jp/

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