FromプラネットVol.148<習い事に関する意識調査>

2021/01/08  株式会社 プラネット 




 国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第148号として、習い事に関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータもご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。


習い事をやっている〇割、始めるつもり多い?少ない?

 新型コロナウイルスで、外出自粛をした人が多かった2020年。増えた在宅時間を使って、何かを学ぼう。そう思った人はどれくらいいるでしょうか。まず、「あなたは、現在習い事をしていますか。」を聞きました。(図表1)現在の習い事状況については、「現在習い事をしている」は10.3%、「現在は習い事をしていないが、これから始めるつもりである」(10.9%)を合計すると21.2%という結果が出ました。
 男女別に見ると、男性が合計で17.6%、女性が合計で24.9%と女性の方が習い事に積極的な傾向が見られました。年代別で見ると、男性は30代が29.7%と突出した値を示しています。女性は70代以上が29.7%、60代が28.3%と続きます。
 次項目の図表2(「これから習い事を始めようと思っている理由をお聞かせください。」)と照らし合わせてみると、男性・30代は「仕事に必要なため」が31.3%「スキルアップ、自分みがきのため」が81.3%「将来の転職などに備えるため」が31.3%と、実務志向な理由を挙げていますが、女性70代以上では「毎日の生活を充実させるため」が57.1%とダントツの理由となっています。全体的に「息抜き、ストレス解消」「毎日の生活を充実させるため」という項目が伸びています。コロナ流行下での時間を学びによって解消しようとする現代人のライフスタイルが見てとれます。



これからチャレンジする理由は?

 これから習い事を始めようと思っていると回答した方に、その理由を聞いたのが、次項目の図表2、3です。習い事を始めようと思っている理由について最も高いのは、「スキルアップ、自分磨きのため」(51.9%)でした。次いで「新しいことを始めたくなったため」(39.4%)、「息抜き、ストレス解消のため」(36.8%)、「毎日の生活を充実させるため」(35.0%)と続きます。
 性年代別でみると、男性・60代は「健康管理のため」の割合が全体よりも高く出ています。性別で比較してみても、男性が「仕事で必要なため」が11.5ポイント、「コロナで自由な時間が増えたため」が5.9ポイント女性を上回っていますが、他の項目ではそれほど差が見られないことが特徴的です。これは、習い事=勉強、資格という従来の価値観から、スポーツ、カルチャーへと広がりを見せている現代の傾向かもしれません。




大人の習い事ベスト10を比べみると・・

 次に、「あなたが過去2年間のうちで、対面型(オフライン)、オンラインで経験したことのある習い事を教えてください。」を聞きました。(図表4、図表5)
 経験したことのある習い事【 対面型(オフライン) 】について最も高いのは、「スポーツ、フィットネスなど運動系」(10.2%)でした。次いで「語学学習」(4.0%)、「ピアノ、ギターなど楽器系」(3.4%)、「パソコン、エクセルなどIT系」(3.3%)と続いています。一方で、経験したことのある習い事【 オンライン 】について最も高いのは、「スポーツ、フィットネスなど運動系」(3.6%)と、割合に差はありますが、対面型と同様に人気の習い事となっています。次いで「パソコン、エクセルなどIT系」(3.1%)、「語学学習」(3.0%)、「宅建など法律系資格取得」(1.1%)と続いています。どちらもスポーツ、運動系が1位になっていますが、対面型の方が6.6ポイント高く、施設使用も含めた「学びの場」が大切なのかもしれません。
 また、対面型は、絵画や音楽などのカルチャー系が多く、オンラインは資格取得などの学習系が多い傾向が見てとれます。参加型で身につく趣味はオフライン、知識取得はオンラインと学びの棲み分け傾向が出てきていることが分かります。



子どもの頃に人気の習い事は?

 では、子どもの頃はどのような習い事をしていたのでしょう?「あなたが、子どもの頃(3歳~小学6年生まで)にしていた習い事を教えてください。」を聞きました。(図表6)
 子どもの頃の習い事について最も高いのは、「毛筆習字、書道」(32.9%)でした。次いで「珠算などそろばん教室」(30.7%)、「ピアノなど鍵盤楽器」(26.1%)、「スイミング」(12.7%)と続きます。性別でみると、女性は「ピアノなど鍵盤楽器」の割合が全体よりも高い値を示していました。
 性年代別でみると、女性20~40代は「ピアノなど鍵盤楽器」、男性20代は「スイミング」ですが、30代は「ピアノなど鍵盤楽器」が最も高くなっています。男女70代以上は「珠算などそろばん教室」が最も高い結果が出ています。では、習い事を始めた理由はどうでしょうか?「子どもの頃(3歳~小学6年生まで)習い事を始めたきっかけを教えてください。」を聞きました。
 習っていた方が1番多かった「毛筆習字、書道」に関して見てみます。(図表7) 最も高いのは、「親に勧められたから始めた」(49.6%)でした。次いで「自分がやりたかったから始めた」(18.3%)、「親に強制されて始めた」(12.6%)、「先に習っていた家族の影響で始めた」(7.0%)と続いていました。多くの習い事が「親に勧められたから始めた」が動機となる中で、「自分がやりたかったから始めた」という回答が多かった習い事もありました。具体的には、「パソコン」が51.7%、「バイオリンなど鍵版以外の楽器」が40.8%、「将棋・囲碁」が46.4%、となっています。(図表8)
 スポーツ系では「剣道、空手などの武道系」(33.5%)、「スイミング」(43.0%)、「体操」(36.0%)と「親に勧められたから始めた」きっかけが高く、「野球」(62.7%)、「サッカー」(55.4%)、「ダンス、バレエ」(41.9%)が「自分がやりたかったから始めた」と回答した割合が高い項目でした。教育系はほとんどの項目が「親に勧められたから始めた」という回答が高く出ていましたが、一方で「補習のための通信教育」(41.5%)、「英才教育系の通信教育」(47.8%)、「カルチャー系の通信教育」(46.2%)は「自分がやりたかったから始めた」という回答が高い値を示していました。「受験に役立つもの」「しつけに役立つもの」は親の意向が強く反映される傾向が見てとれます。





世相を反映している野球vsサッカー

 「子どもの頃の習い事」。この質問で世代差が出た項目を比べてみます。(次項目 図表9、図表10)
「野球」のグラフと、「サッカー」のグラフを見比べてみると、だんだん若い層がサッカーに移行している様子が見てとれます。しかし、それでも野球人気も一定の比率が残っています。50代までは少数派だったサッカーが、40代から増加して、20代では野球を抜いてしまっています。「珠算などそろばん教室」と「スイミング」にも同じような関係性が見てとれました。平成生まれの世代から、習い事に対する考え方が、変わってきている様子がうかがえます。



リーナブル志向? 習い事にかけてよい金額は・・

 では、習い事にかけられる予算はどれくらいなのでしょう。「あなたご自身の習い事にかけてよいと考えている月額予算を教えてください。」を聞きました。(図表11) 習い事の許容月額予算について最も高いのは、「無料ならやっても良い」(45.5%)が約半数で第1位。次いで「3,000円以上~10,000円未満」(26.6%)、「1円以上~3,000円未満」(21.4%)、「10,000円以上~30,000円未満」(5.3%)と続いています。コロナ流行下での学びの必要性を感じていつつも、実際にかけられる予算はなるべく抑えたいという意識が見てとれます。一方で、5万円以上(0.3%)、10万円以上(0.2%)と、学びに投資する層も少数ながらいらっしゃいました。価値観の多様化の時代と言われる中で、あなたはどれくらい学びに投資ができますか?





自由回答 習い事した思い出、良かったこと

 最後に、「あなたが習い事に関して思うことや、学んでみて良かったこと、悪かったと思ったことを教えてください。」を教えていただきました。同じような体験をされている方はいらっしゃるでしょうか?




調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「習い事」に関する意識調査を実施。
期間:2020年12月2日~12月7日、インターネットで4,000人から回答を得ています。

株式会社プラネットと https://www.planet-van.co.jp/ 
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

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