写真表現の現在を切りとる企画展と、収蔵する約1万件の「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション」を様々な切り口で紹介するコレクション展を同時開催。「あざみ野フォト・アニュアル」1月23日(土)開幕!

2021/01/13  公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団 

あざみ野フォト・アニュアル「とどまってみえるもの」、「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真とプリント」1月23日(土)~2月14日(日)開催。

横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市・青葉区)では毎年、写真表現の現在を切りとる企画展と、収蔵する横浜市所蔵カメラ・写真コレクション約1万件を活用し、様々な切り口で紹介するコレクション展を「あざみ野フォト・アニュアル」として同時開催しています。 今年は1月23日(土)~2月14日(日)に、企画展「とどまってみえるもの」、横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展「写真とプリント」と題して開催。入場無料、会期中1月25日(月)のみ休館します。例年より会期を短縮しての開催となりますので、どうぞお見逃しなく!


商業写真発祥の地である横浜がイベントや展示でにぎわう写真映像月間「フォト・ヨコハマ2021」のパートナーイベントでもある「あざみ野フォト・アニュアル」。コロナ禍という常態ではない事態における写真表現の在り様と、19~20世紀の様々な技法で制作された「写真とプリント」の関係性と、新古両方の写真表現を同時に鑑賞できる本展は、この冬必見の展覧会です。


デジタルネイティブ世代の7名の若手写真家を通じて、現代の写真表現の可能性を探る。

あざみ野フォト・アニュアル とどまってみえるもの

[出品作家]宇田川直寛、川島崇志、木原結花、チバガク、新居上実、平本成海、吉田志穂
[コ・キュレーター]菅沼比呂志


宇田川直寛/Backward Walking Problem(後ろ歩き問題)シリーズより/2020/インクジェットプリント

2000年以降、写真表現はデジタル技術の進歩やオンラインネットワークの普及によって、新たな可能性を示してきました。そして2020年、コロナ禍において外出が制限されるなどの条件下、その表現形態にも新たな側面を見せつつあります。 4月に緊急事態宣言が出され、人々は移動を制限され、多くがその影響を受けるなか、外界の世界をモティーフとする写真家へも様々な影響を及ぼしました。写真を学ぶ学生たちも、自宅から出ないで写真を撮ることを余儀なくされ、“家の中で何かを撮れ”という新たな課題が課せられたのもその一例です。
現代の写真表現を紹介するシリーズ「あざみ野フォト・アニュアル」2020年度の企画展では、写真の在り様を拡張し続けている宇田川直寛、川島崇志、木原結花、チバガク、新居上実、平本成海、吉田志穂の7人の若手作家を紹介しながら、こうした状況下における写真表現の可能性について探ります。
会期中は出品作家とコ・キュレーター菅沼比呂志氏を中心とたクロストーク(1月23日、30日 14:00-16:30 )を開催します。本展を通じて、常態ではない事態における表現の在り様、コロナ禍で生活様式も活動も変容を迫られた写真家たちが今どのように写真と向き合っているかを感じていただけると幸いです。





横浜市所蔵カメラ・写真コレクションから19~20世紀の様々な技法で制作された写真とプリントの関係性を探る。

あざみ野フォト・アニュアル 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 写真とプリント

夫婦像/制作者・制作年不詳
横浜は日本における写真発祥の地の一つとして、近代日本の写真映像文化の歴史に大きく貢献したと言われています。横浜市ではこうした歴史を踏まえ、映像文化都市づくりを進めるため、アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が40年にわたって世界各地から収集したカメラ、写真、写真関連アクセサリー、資料及び文献のコレクション約1万件を平成5・6年度に取得しました。世界のカメラと写真の歴史が総合的にたどれるものとして高く評価されているこのコレクションを、 横浜市民ギャラリーあざみ野では、年1回のコレクション展、アートフォーラムあざみ野エントランスホールの小展示、WEBなどを通じて、皆様にご紹介しています。

2020年度コレクション展では、本コレクションから、「写真とプリント」をテーマに、約150点をご紹介します。 19~20世紀の様々な技法で制作された写真、関連の深いカメラや資料を通して、プリントと写真表現の関係性を探ります。会期中の関連イベントとして、写真と版の技術をテーマに、コレクション担当学芸員による特別無料講座、あざみ野カレッジ「写真と版」(2/11(木・祝)※要事前申込/先着順)を開催します。展覧会と合わせて、ぜひご来館ください。

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