中国歴史小説第一人者、宮城谷昌光の新境地『公孫龍』 これまでの全て、これからの新しさがつまった最高傑作シリーズついに開始! 気鋭の歴史学者が解き明かすその神髄とは

2021/02/22  株式会社 新潮社 

 2月22日発売の「小説新潮」3月号に、近代アジア研究家で京都府立大学教授の岡本隆司さんによる、歴史学者からみた宮城谷昌光『公孫龍』の解説が掲載されます。  大人気漫画『キングダム』より少し前の時代を描き、その理解にも役立つと若い読者を中心にその支持が高まっている『公孫龍』は、なぜ日本人の心を揺り動かすのか。その秘密が解き明かされます。


1月に単行本第一巻が刊行されるや「宮城谷文学の新境地」と話題を集める『公孫龍』(こうそんりょう)。主人公はとある陰謀に巻き込まれ、王子の身分を棄てて商人として生きることを決断します。戦乱の世に身を投じた若き青年は、運命に翻弄されながらもやがて大国と大国の戦争や事件の目撃者となっていきます。

群雄割拠の中国戦国時代、陰謀に巻き込まれた王子が自らの身分を棄て公孫龍として運命を切り拓く物語は、発売されるや「続きが気になって仕方ない!」と次巻の発売予定を尋ねる読者からの電話が殺到しています。これまでも中国古代史ものをたくさん書かれてきた宮城谷さん。その中でも、本作は最高傑作と呼べるほど、新たな挑戦、飛躍があるともっぱらの評判です。

それはなぜか――。「これまで宮城谷さんが書きたいと思い、何度も挑戦してきた人物をついに書いたからである」としたり顔で解説する人がいれば、「いやいや歴史上重要で人気の人物が多数登場するからだ」と気炎を揚げる人も。どの説もそれぞれに信憑性がありそうです。

今回、その魅力のヘソを歴史学者で数多くの中国史本を書かれてきた岡本隆司さんに解き明かしていただきました。歴史学者だからこそわかる、中国と日本の「任俠」の違い、歴史書はなぜ読まれず、小説がどうして多くの読者を獲得しているのかといった比較まで縦横無尽に展開されます。その中で、岡本さんは、小説は「ほんもの」を描けるといいます。そのココロとは----。


小説新潮3月号


【著者紹介】
岡本隆司(おかもと たかし)
1965年生まれ。京都府立大学文学部教授。専門は近代アジア・東アジア史。主な著書に、『近代中国と海関』(第16回大平正芳記念賞)、『属国と自主のあいだ―近代清韓関係と東アジアの命運』(第27回サントリー学芸賞)、『中国の誕生―東アジアの近代外交と国家形成』(第12回樫山純三賞、第29回アジア・太平洋賞特別賞)など多数。近著に、『教養としての「中国史」の読み方』。

【タイトル】「小説新潮」2021年3月号
【発売日】2020年2月22日(月)
【本体価格】909円(定価1000円)
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/shoushin/

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