小学生が「個人情報を探る側」の視点で学ぶ SNSの使い方・情報モラルの授業を実施

2021/06/10  奈良県生駒市 

~奈良県生駒市の教育改革担当者が開発した独自プログラム~

奈良県生駒市は、SNSの使い方・情報モラルに関する独自の授業コンテンツを開発し、昨年度から市立小学校で順次開催しています。今年度は6月16日(水曜日)・17日(木曜日)に生駒南小学校(萩原町335)で、6月18日(金曜日)に桜ヶ丘小学校(桜ケ丘7-15)で実施します。 ICTの活用によって私たちは、時間や場所の制約を超え、世界中とつながって学べるようになりました。学校でも調べ学習やオンライン授業など様々な場面で一人一台のタブレット端末を活用しています。しかし、どんなにセキュリティを設定しても、扱う人が上手な使い方を知っていなければ「知らない人とつながってしまう」リスクを回避できません。このリスクを自分事として実感し、子どもたち一人ひとりがSNSの使い方・情報モラルを考えられる新しいプログラムです。



生駒市独自の「SNSの使い方・情報モラル」授業の3つの特徴


1 与えられた3つのキーワードから個人情報を検索・特定する
顔を隠し、声を変えた講師がオンラインで、自分に関する3つのキーワード(苗字、役職、地名)を提示します。子どもたちはそれを頼りに30分間インターネットで講師の個人情報を検索し、10問のクイズ(講師の住所、名前、子どもの名前、生年月日など)に解答します。Googleフォームから解答を入力し、送信すると瞬時に点数が出てくる仕組みになっています。
自分たちが30分検索するだけで他者の個人情報を簡単に検索できることを体感すると同時に、悪意のある大人に検索される危険性も実感できる仕組みです。

2 SNSの可能性と危険性の両面を紹介する
講師の家族はSNSのおかげで出版やテレビ出演が叶ったり、フリマアプリの社長と会えたりするなど奇跡的な出来事を体験しています。同時に、SNSで言葉の暴力を受けたことも紹介し、SNSや情報と上手に付き合う5つのポイントを伝えます。

3 実際のSNS投稿画面を教材に、「SNSの定義や特徴、機能」を説明する
Facebook、LINE、Instagram、TikTok、Twitterなどの実際の画面を映しながら、SNSの定義や各SNSの特徴を解説。実際に知らない人から講師に来たメッセージなどを用いながら、最低限知っておきたい「自分を守るための機能」も説明します。



授業の実施


<生駒南小学校> 6月16日2・3・4時間目…5年生、17日1・2・3時間目…6年生
<桜ヶ丘小学校> 6月18日1・2時間目…6年生、3・4時間目…5年生

※授業の時間はお問い合わせください。また、取材を希望される方は、駐車場の準備や取材可能な教室をご案内しますので、前日までに教育指導課へご連絡ください。



過去に授業を受けた児童の感想


「SNSは楽しいだけだと思っていたけど、実際話を聞いてみて楽しいだけじゃなくて、事件などこわいことにも巻き込まれるのだなぁと思った」(5年生児童)
「住所を見つけた時、正直すごくびっくりしました。Googleはここまでのっているの!!と思いました」(5年生児童)
「SNSをやる時は親と『なぜ使うのか?』『どんなメリットがあるか?』『デメリットを避けるために何をどうするか?』などを話した上で、やるかやらないかをきめようと思います」(6年生児童)
顔をイラスト化し、声を変えてヒントを出す講師と、タブレットを利用して個人情報を探る子どもたちの様子

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