福島県・相馬沖産の鮮魚を、タイ・バンコク向けに定期輸出・販売開始

2021/06/11  一般社団法人 東の食の会 

タイ・バンコクの寿司店にて、福島県・相馬沖で獲れたヒラメなどの鮮魚が販売開始され、今後も定期的に輸出されることになりました

一般社団法人東の食の会(東京都品川区)が進めている「東北グローバルチャレンジ」プロジェクトを通じて、福島県・相馬沖産の鮮魚(ヒラメ、メバル、スズキ)が、2021年6月4日(金)より、タイ・バンコクの「サイアム高島屋」にある寿司店「すし勝(Sushi Katsu)」で通常販売として提供開始されました。刺身として提供された魚の質・鮮度の良さに、現地の顧客の評価も高く、今後継続的に輸出・販売されていく予定です。






この取り組みは、一般社団法人 東の食の会と特定非営利活動法人 ETIC.が事務局となり、J.P.モルガンの協賛を受け、東北の食を世界に発信し輸出する「東北グローバルチャレンジ」プロジェクト(https://tohokuglobal.com)の一環として行われたものです。

「東北グローバルチャレンジ」プロジェクトでは、福島県産の鮮魚を含め、東北の食を、文化やストーリーと共に世界に伝えることで、輸出を拡大していくことに取り組んでいます。

福島県産の鮮魚は、この「東北グローバルチャレンジ」プロジェクトの下で、震災後初めてタイに輸出され、2019年11月21日から12月4日までタイ・バンコクの高級デパート「サイアム・パラゴン」にて開催された日本食材の催事イベント「ジャパン・プレミアム・フード・フェア」にて販売されました。
2021年3月には東北の食の事業者とバンコクの飲食店等とのオンライン商談会を実施、今回の福島県産の鮮魚の通常販売に繋がりました。

今後は、7月下旬にパリにて、東北の食の事業者とパリのシェフやバイヤー、食のインフルエンサーをオンラインで繋いで、東北の生産者の食と酒のマリアージュを提供しながら、東北の食文化と共に震災から10年の軌跡と想いをプレゼンテーションするイベントを開催予定です。


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【東北グローバルチャレンジとは】https://tohokuglobal.com
岩手、宮城、福島の3県で「食」に関する事業を行う農業・水産業・食関連事業者(食品加工業や流通業等)を対象とした海外展開支援プロジェクト。2019年9月から2021年3月をプロジェクト実施期間として、欧州やアジアの貿易規制、マーケット分析および事業課題の分析などの座学や現地試食会・商談会の開催を通じた輸出促進の機会を図る。本プロジェクトは米金融大手のJ.P.モルガン協賛の元、特定非営利活動法人 エティックおよび一般社団法人 東の食の会が事務局として運営。

【JPモルガン・チェースについて】http://www.jpmorganchase.com
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日本におけるJ.P.モルガンの歴史は、関東大震災の翌年に日本政府が初めて発行した震災復興公債を引き受 けた1924年に遡ります。日本においては、JPモルガン証券株式会社、JPモルガン・チェース銀行東京支店、JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社が事業を展開しています。投資銀行、債券・株式・為替取引、資金決済・貿易金融、資産管理の媒介、資産運用など幅広いサービスを法人のお客様に提供しています。

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J.P.モルガンは、グローバルに広がるネットワーク、人材、リソースを活用して地域および世界でインクルーシブな経済成長を実現することをミッションとしています。また、世界各国が直面している社会の課題には、政府だけでなく、企業や非営利団体等が一丸となって解決の一端を担うべきという考え方をベースに企業責任(CR)活動を展開しています。同時に、社員もそうした社会課題を理解し、専門力を活かしたプロボノやボランティア活動に積極的に参加しています。日本では、若年無業者や女性に対する就労支援、起業家やスモールビジネスへの支援、金融リテラシーの向上につながる取り組み、地域コミュニティの活性化、の4つの分野に注力しています。また、東日本大震災の被災地復興支援にも継続して取り組んでいます。

【特定非営利活動法人エティックについて】www.etic.or.jp
1993年設立、2000年にNPO法人化し、人口減少、経済縮小、超高齢化社会における都市と地方の関係や、日本や世界の未来を考え、実践し、支え合い、学びを共有し、また次の未来を描く、未来をつくる人たちのコミュニティづくりの活動を推進しています。日本初の長期実践型インターンシップの事業化や若手社会起業家への創業支援を通じこれまで約9,700名の若者たちが変革・創造の現場に実践者として参加、1,600名を超える起業家を輩出。またその仕組みを全国30地域の連携組織へ広げています。東日本大震災を受け、「震災復興リーダー支援プロジェクト」を開始(11年~)するとともに、東北のリーダーを支えるための「右腕プログラム」を立ち上げ、これまでに154のプロジェクトに対して、262名の右腕人材を派遣しています。また、長期的な復興の担い手となる地域のハブ組織の強化にも力を入れ、2013年度からはハブ機能強化のための日米交流プログラムや、モデルとなりうるハブ組織への助成プログラムも実施しています。

一般社団法人東の食の会とは?

「東の食に、日本の力を。東の食を、日本の力に。」をモットーに、東日本大震災によって被害を受けた東日本の食産業の長期的支援を目的として2011年に創設された一般社団法人です。東北の食の販路開拓や、商品プロデュース、人材育成を行い、当初の5年間で約150億円の流通総額を創出することに成功。これまで累計600万缶、20億円以上を売り上げている岩手発のサバの缶詰「サヴァ缶」や、スーパー海藻「アカモク」、福島の寄付つきドライフルーツ「りんごポリフェノールのチカラ」、福島の伝統的漬け床三五八(さごはち)」をリブランディングした「358 (サゴハチ)」といった商品開発のプロデュースを行い、東北の食からヒット商品を生み出している。

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