白川郷伝統の石豆富を未来に残したい!コロナ禍で閉店した白川村の深山豆富店を(株)ヒダカラが事業承継。

2021/08/31  株式会社 ヒダカラ 

新型コロナの影響を受ける世界遺産の村、白川郷でネット通販のノウハウを活用し、新たな販売に挑戦!

株式会社ヒダカラ(岐阜県飛騨市、代表取締役:舩坂康祐)は有限会社帰雲商事(岐阜県大野郡白川村 代表:大野誠信)より白川村伝統の石豆富を作る、深山豆富店を8月31日に事業承継します。今年3月にコロナの影響で惜しまれながら閉店した深山豆富店が作っていた伝統食材「石豆富」「すったて」を途絶えさせてはいけないという思いから、事業承継を決意。ヒダカラとしては初めての製造業へのチャレンジとなります。今後はこれまでの店頭販売に加え、ヒダカラの得意とするネット販売を強化し、全国へ販売する予定です。





▼事業承継にあたってのムービー




事業承継について


有限会社帰雲商事が運営する深山豆富店を(株)ヒダカラへ第三者承継。

・被承継事業者:(有)帰雲商事
 石豆富などの製造方法・ノウハウ、設備等を引継ぎ。新型コロナによる売り上げの低下、経営者の高齢化により2021年3月に閉店し、事業承継を検討。

・承継事業者:(株)ヒダカラ
 培ってきたネット販売の販路、商品開発のノウハウの活用。製造業への新たなチャレンジ。深山豆富さんの豆富に惚れ込み、2021年4月から(有)帰雲商事と事業承継の商談をスタート。事業責任者の古田を中心に社内デザイナーなどを含むチームを作り事業に取り組む。

 事業責任者:古田智也(ふるた ともや)
 総合商社で化学品の輸出を担当。2021年7月地元飛騨へUターンしヒダカラへ転職。豆富事業の責任者として、先代から豆腐作りを学びながら、事業再建の戦略策定を行っている。




今後の予定とメディア向けのご案内



・8月31日(火):事業譲渡の締結
・9月10日(金):オープンセレモニー 13時~14時 @白川村
 メディアの方向けの記者会見、被承継者、承継者からの挨拶、試食、またクラウドファンディングでの販売のお披露目などを予定しております。(場所:岐阜県大野郡白川村保木脇260-14)  

・9月中旬~ :週1-2回店頭販売しながら、ネット販売、商品開発の準備。

※現在は弊社本社(飛騨市)で事業戦略を練り、ネット販売等の準備をしながら、白川村で豆富作りの修業をしています。随時、メディアの方からの取材を受け付けておりますが、白川村の深山豆富店を不在にする場合もございますので事前にご連絡ください。


石豆富とは?

世界遺産の村、白川郷の伝統食材「石豆富」は縄で縛っても崩れないほど硬いのが特徴の豆腐です。国産大豆とにがりを使い、水分をしっかり絞った豆腐は大豆本来の味がしっかりと残り、全国にもファンが多い豆腐でした。白川郷産品に選ばれ、白川郷を代表する地場産品です。


硬い豆腐は薄く切って刺身として食べたり、豆腐ステーキとして焼いて食べるのがおすすめです。

薄く切って豆富ステーキに



修行風景

 現在は被承継者の大野氏から指導を仰ぎ、石豆富の作り方について学んでいます。これまでの設備を譲り受け、先代の技術や味を守ること、また時代に合わせた新商品の開発に試行錯誤しています。

修行風景
 事業承継の手続きを進めながら6月より修行をスタートし、9月10日のオープニングセレモニーでは古田が作った石豆腐を皆様にお披露目します。



株式会社ヒダカラとは

私たちは岐阜県飛騨市で「“おいしい“と”オモシロい“未来を創る」というミッションのもと、飛騨の食材に特化した通販サイトの運営、EC販売支援、商品開発、ブランディング、自治体支援などを行っている会社です。地元の鮎をブランド化した「飛騨のあばれ鮎」桃をブランド化した「飛騨のたから桃」、またコロナ禍で行き場を失った飛騨のお土産を詰め合わせて全国に「飛騨のたから箱」として2万件以上お届けしてきました。

今回はこれまで培った商品開発、ネット通販のノウハウを活用し、深山豆富店の事業承継、また製造業という新たな業種に挑戦します。

株式会社ヒダカラ
https://hidakara.com/

住所:岐阜県飛騨市古川町幸栄町12-12
創業:2019年 従業員:15名
TEL : 0577-54-1800
FAX:0577-54-1801

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