AJA 社、最新の NDI(R) と HLS の互換性を備えた BRIDGE LIVE v1.12 を発表

2021/09/15  株式会社 アスク 

I/O およびトランスコーディングの新機能を追加、ビデオプレビューとユーザーインターフェイスを向上し、その他の機能も拡張

AJA 社はマルチチャネル対応ターンキーライブビデオソリューション BRIDGE LIVE の、新しいファームウェア v1.12. を発表しました。今回のメジャーアップデートで NDI (ネットワークデバイスインターフェイス) の双方向の入出力と変換に対応し、HLS 出力への対応も追加されました。ビデオプレビュー機能が向上され、より直感的に構成可能なユーザーインターフェイスに刷新されています。AJA 社初の NDI 対応製品となった BRIDGE LIVE はファームウェア v1.12 の登場により、リモートでの映像制作、伝送、制作連携、ストリーミング、配信現場で活躍するソリューションとなります。




株式会社アスク (本社:東京都千代田区) は、同社が日本正規代理店を務める AJA Video Systems 社の最新の製品情報を公開しました。

AJA Video Systems 社は本日、BRIDGE LIVE v1.12 を発表しました。今回のソフトウェア・アップデートは、リモートでの映像制作、伝送、制作連携、ストリーミング、配信を可能にする AJA のマルチチャネル対応ターンキーライブビデオソリューション BRIDGE LIVE に適用されます。

今回のリリースにより、NDI(R) (ネットワークデバイスインターフェイス) の双方向の入出力と変換に対応、HLS 出力が可能となり、ビデオプレビュー機能を向上、そしてより直感的に構成可能なユーザーインターフェイスへの刷新されました。

BRIDGE LIVE v1.12 では、リモート制作、双方向のインタビュー、ライブイベントのストリーミング、複数カメラの映像伝送、配信現場での連携、プログラム出力の送り返し、信頼性の高いモニタリング、共同制作向けの機能、OTT をパッケージ化する ABR ラダープロファイルの受け渡しを可能にするパワフルな新機能が追加されています。

NDI の双方向サポートにより、SDI 入力を NDI に変換しネットワークへ出力すると同時に、受信した NDI を SDI で出力するワークフローを簡単に実現できます。

また、IP ビデオストリームを NDI へ、NDI 入力を IP ビデオストリームへ変換する機能により、数多くの新しいワークフローが可能となりました。たとえば、NDI ネットワークを取り入れているイベント会場または施設に BRIDGE LIVE を導入した場合、そのイベント会場や施設から NDI ビデオをストリーミング可能な形式でアウトバウンド伝送、またはリモート制作現場でそのストリームを NDI に戻して使用できます。

<BRIDGE LIVE v1.12 の主な機能>


NDI - SDI 間の相互変換

受信した NDI を SDI にデコード
SDI 入力を NDI にエンコード


NDI - IP ビデオストリーム間の相互変換

受信した NDI を IP ビデオストリーム (H.265 および H.264 など) に変換
受信した IP ビデオストリーム (H.265 および H.264 など) を NDI に変換


RTP/UDP/SRT を介してリモートの NDI ネットワークと NDI 非対応の機材 / 設備を統合
NDI ネットワークに直接入力し、CDN または他の配信機構へ配信経路を提供
HLS 出力 (HD) : BRIDGE LIVE に入力した SDI ソースや IP ビデオストリームを様々な既存の機器やソフトウェア向けにエンコードし共有、また iOS / iPadOS デバイスでの画面共有向けに HLS を出力
ビデオプレビュー : BRIDGE LIVE の GUI 上で SDI 入力のビデオプレビュー用のサムネイル表示に対応、「go live (ライブ配信)」の最中でコンテンツを安全に確認できない場合でも、適切な SDI 入力 / コンテンツをエンコーディングしているか視覚的に確認可能
ユーザーエクスペリエンス (UX) を向上 : 「start detecting input (入力の検出開始) 」「set as input (入力に設定)」ボタンなど、より直感的なパイプライン構成と選択肢を提供、応答性も改善
工場出荷時へのリセット方法を新たに追加 : 起動メニューから工場出荷時へのリセットに直接アクセス可能となり、素早くリセットに対応


AJA 社、社長 Nick Rashby 氏は以下のように述べています。
「BRIDGE LIVE v1.12 は 1 年ほど前にこの製品を発表して以来、2 度目のメジャーアップデートです。制作現場でのオペレーションの合理化とワークフローの柔軟性の向上を行うために、主要なお客様が求める機能を搭載しました。今回のアップデートにより、BRIDGE LIVE は当社にとって初めての NDI 対応製品となりました。世界中の幅広い NDI ユーザーの皆様に BRIDGE LIVE の類まれな機能を提供できるようになり、大変嬉しく思っています。BRIDGE LIVE の双方向 NDI 入出力と HLS 出力への対応により、幅広いハードウェアとソフトウェアの統合を実現し、離れた場所に数多くの人員やリソースを配置する代わりに、よりシンプルで費用対効果の高い方法をプロの制作現場に提供できます。」

<価格と発売時期>
BRIDGE LIVE v1.12 は、本日より AJA のウェブサイトから無料でダウンロードいただけます。
新たにご購入いただく BRIDGE LIVE には、最新のファームウェアが適用されています。既に BRIDGE LIVE をお使いのお客様は、v1.12 でのバグ修正を適用可能です。さらに、メンテナンス契約をいただいている場合には、v1.12 の新機能もご利用いただけます。

BRIDGE LIVE は、全世界の AJA 販売代理店ネットワークを通じご注文いただけます。メーカー希望小売価格は 2,310,000 円 (税込) です。

詳細は製品ページにてご確認ください。 https://www.aja-jp.com/products/bridge-live

<BRIDGE LIVE について>
ストリーミングソフトウェアを専門とする Comprimato 社と共同で開発された BRIDGE LIVE は、重要なストリーミングや伝送アプリケーション向けのターンキーソリューションで、高性能な 12G-SDI ビデオエンコーディング / デコーディング、ストリームベースのトランスコーディング、多数のメタデータ、クローズドキャプションに対応しています。コンパクトな 1RU のフォームファクターで、冗長化電源を備えています。

BRIDGE LIVE 製品ページ : https://www.aja-jp.com/products/bridge-live

※ 当資料は、現地時間 2021 年 9 月 14 日にメーカー発表されたプレスリリースの抄訳版です。
メーカーリリース原文 : https://www.aja.com/news/story/1990-aja-releases-bridge-live-v112-with-new-ndi-and-hls-compatibility

<BRIDGE LIVE 製品紹介ビデオ>




<AJA Video Systems について>
AJA Video 社はビデオインターフェイス技術や、変換、デジタルビデオレコーディング、プロ用カメラ向けのソリューションを提供する大手メーカーで、1993 年の創業以来、プロフェッショナルな放送、ポストプロダクション業界に向けて高品質で費用対効果の高い製品を供給しています。AJA 製品の設計・製造はカリフォルニア州グラスバレーにある自社の施設内で行われ、世界中のリセラーやシステム インテグレーターを通じて広範囲なチャネルに販売されています。詳細については、同社のウェブサイトをご覧ください。
• ウェブサイト : https://www.aja.com/
• ウェブサイト [日本語] : https://www.aja-jp.com/

<株式会社アスク 概要>
株式会社アスクは、目的に応じたソリューションとサービスを提供する総合商社です。主に米国、ヨーロッパ、台湾、韓国などの最先端かつユニークな製品を皆様に紹介・提供。取り扱い製品はコンピュータ周辺機器、携帯電話周辺機器、サーバ・ストレージ関連機器、業務用映像機器と多岐にわたり、Advanced Micro Devices, Inc.(AMD), AJA Video Systems, ASUSTeK Computer, ASRock, ATTO Technology, AVerMedia, CORSAIR, Cooler Master, Crucial, ELSA JAPAN, HTC VIVE, Micro-Star International(MSI), Micron, NVIDIA, NewTek, Synology, SAPPHIRE TECHNOLOGY, Supermicro, Tripp Lite(旧Keyspan), Thermaltake, ZOTAC Technology Limited など多数の海外メーカーの代理店をしております。
URL:https://www.ask-corp.jp/

<本ニュースリリースに関するお問い合せ先>
株式会社アスク 製品担当:前田 善弘
TEL:03-5215-5676、FAX:03-6672-6858
〒102-0076 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11階
株式会社アスク WEB URL:http://www.ask-media.jp/

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