株式会社 hide kasuga 1896(本社:東京都港区、代表者:春日 秀之、以下当社)は、建築家である隈 研吾氏(建築家、東京大学特別教授・名誉教授)が 10 月 1 日より当社企業顧問へ就任することをお知らせいたします。また同時に当社が運営する“素材を軸とした”サーキュラーエコノミーの構築を目指すコンソーシアム「グリーン・コンポジット・ヒルズ by hide k 1896 」プロジェクトなどにアドバイザーとしても参画いたします。
■隈 研吾氏のコメント
「はじめてhide kasuga 1896 社の表参道のショールームに伺った際、カーボンファイバーをはじめとする新しい素材から、日本の伝統的素材である麻などの自然素材まで、様々な素材を新しい手法で再構築し、リユース・リサイクルを目指す考えに深く感銘を受けました。今回、同社の顧問をお受けすることにしたのも、そのコンセプトをもとに、プロダクトや家具、建築や都市環境に至るまで、私がデザインするものとhide kasuga 1896 社の新しい素材の相乗効果で未来への提言ができると考えたからです。
今後は、まずは持続可能でかつ質感の高い素材を共に開発し、その素材から何をつくることができるか可能性を探求したく、新しいチャレンジを楽しみにしております」
■ 隈 研吾氏について
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1954 年生。東京大学建築学科大学院修了。1990 年隈研吾建築都市設計事務所設立。2009 年 ~ 2020 年 3 月、東京大学教授。2020 年 4 月より東京大学特別教授。1964 年東京オリンピック時に見た丹下健三の代々木屋内競技場に衝撃を受け、幼少期より建築家を目指す。大学では、原広司、内田祥哉に師事し、大学院時代に、アフリカのサハラ砂漠を横断し、集落の調査を行い、集落の美と力にめざめる。コロンビア大学客員研究員を経て、1990 年、隈研吾建築都市設計事務所を設立。これまで20 か国を超す国々で建築を設計し、(日本建築学会賞、フィンランドより国際木の建築賞、イタリアより国際石の建築賞、他)、国内外で様々な賞を受けている。その土地の環境、文化に溶け込む建築を目指し、ヒューマンスケールのやさしく、やわらかなデザインを提案している。また、コンクリートや鉄に代わる新しい素材の探求を通じて、工業化社会の後の建築のあり方を追求している。
■ サーキュラーエコノミーコンソーシアム「Green Composite Hills by hide k 1896」について
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「 Green Composite Hills by hide k 1896(グリーン・コンポジット・ヒルズ)」(以後 GCH )は素材・製品・消費者・再生が循環する産学官連携によるサーキュラーエコノミー構築コンソーシアムです。
「 GCH 」では人工繊維および天然繊維と環境調和型のプラスチックからなる柔らかい複合材“コンポジット・テキスタイル”を軸に、最終製品メーカーやマーケットと連動して“トレーサビリティ”を構築。同時に複合材の分離技術の確立を進め、循環(サーキュレーション)の仕組み構築を目指します。
2020 年から信州大学繊維学部が参画。 2021 年には三井化学社が参画し、今後様々な企業、学術・行政機関の参画を予定しています
■マテリアルシンクタンク「株式会社 hide kasuga 1896 」について
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株式会社 hide kasuga 1896 はサーキュラーエコノミー構築を推進する事業家「春日 秀之」が 2012 年に設立したマテリアルシンクタンクです。
2018 年、素材の研究所「 hide kasuga LABO 」を信州大学国際科学イノベーションセンター内に開所。 2019 年に東京表参道に素材をベースとしたサーキュラーギャラリー「 gallery de kasuga 」を開業し、 2020 年にはサーキュラーエコノミー構築コンソーシアム「 Green Composite Hills by hide k 1896」を組成。また、2 つの循環型マテリアルブランド「 hide k 1896 」「 BLANC BIJOU PARIS 」も運営しています。