多摩美術大学との産学共同研究を実施のお知らせ

2022/01/12  グラフィック・パッケージング・インターナショナル 株式会社 

AquaKote(アクアコート)の板紙を使用し「AQUA」をテーマに素材を活かし、その可能性を探る。


グラフィック・パッケージング・インターナショナル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:権藤 嘉江子)は、多摩美術大学 生産デザイン学科プロダクトデザイン研究室と2021年7月から11月の期間で、産学共同研究を実施したことをお知らせいたします。

本研究は「AQUA」をテーマに、当社主要製品であるAquaKote(アクアコート)の板紙を使用し、その素材を活かし、新たな能性を探ることを目的に、プロダクト開発の研究をしました。

研究概要について

本研究には、多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン専攻の3年生14名が参加し、同大学プロダクトデザイン研究室 安次富 隆(あしとみ たかし)教授の指導のもと、テーマである「AQUA」を軸に、色々な側面より考察を行い、試行錯誤しながら作品を制作し、最後に成果を発表するという流れで実施いたしました。具体的には、まずテーマである「AQUA」という言葉について、単なる水を形容する意味だけでなく、「地球の70%は海で覆われている」、「子供の70%・成人の60~65%は水でできている」など私たちは「AQUA」なしには生きていくことができないということを安次富教授よりご説明をいただき、発想を豊かにした中でこの取組みが始まりました。参加14名の学生は、作品制作に入る前に、 AquaKote(アクアコート)の特徴である強度・耐水性について、実際に紙を千切る・破る・水につけるなどの実験を各自で行い、素材の特徴について理解を深めてきました。
作品発表

研究成果の作品について
2か月ほどの研究の成果は、11月の最終発表という形でプレゼンテーションされました。
どの作品も独自性が高く、またAquaKote(アクアコート)の素材特徴をしっかり理解した上での作品制作であったため、当社としても新たな気づき・発見のある非常に良い共同研究となりました。今後は、完成した作品について当社内で検討を行い、商品化に向けた準備も進めていく予定です。

制作作品

2022年度も大学や研究機関等と連携し、イノベーティブな商品や環境に配慮した商品の実用化に向けた事業活動を行い、より一層の社会貢献を目指してまいります。

・多摩美術大学について
生産デザイン学科プロダクトデザイン研究室 http://www.tamabi.ac.jp/dept/pd/

・AquaKote(アクアコート)について
100%バージンパルプで造られた強度に優れた板紙 https://www.graphicpkg.jp/products/kraft/aquakote/



【会社概要】
GPIの本社は、米国アトランタに位置する米国大手製紙メーカーであり、今朝のコーヒーを入れる紙コップ、先週末に楽しんだクラフトビールのボトルを運ぶバスケット、昨夜のグルメ料理を温める電子レンジトレイ等を製造する紙パッケージの大手メーカーでもあります。
日本市場においては、スーパーなどでよく見かけるビール飲料等の6缶パック(通称マルチパック)の板紙を供給しています。このマルチパックの板紙は、耐水性・強度のあるAquaKote(アクアコート)という特殊な紙です。このパッケージ市場のリーディングカンパニーとして、関係企業のみなさまと共に事業拡大を進めて参りました。
また私たちは現代社会において、企業も持続可能性(サステナビリティ)を追求することが大変重要だと考えています。地球温暖化防止をはじめ、持続可能な将来のために環境保全はパッケージ業界にとっても重要な課題です。



会社名:グラフィック・パッケージング・インターナショナル株式会社
〒105-0004 東京都港区新橋 5 丁目 20-4 新虎サウスビル 5 階
TEL : 03-5401-1225 (平日 9:15~17:30)
URL: https://www.graphicpkg.jp/

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