小田急グループの駅・施設を活用しアーティストが自由にアート表現するプロジェクト『PARK』を始動

2022/03/31  株式会社 小田急エージェンシー 

~ “創ると観るの間に生まれる何か”をコンセプトに ~

株式会社小田急エージェンシー(本社:東京都新宿区、取締役社長:山口 淳)と小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区、取締役社長:星野 晃司)は、小田急グループの駅・施設等を活用し、自由にアート表現する場を創出するプロジェクト『PARK』を始動します。プロジェクトの第一弾として2022年3月31日(木)~5月6日(金)に小田急新宿駅を利用し、アートを学ぶ学生8人の作品を展示します。




このプロジェクト『PARK』は、小田急グループが推進する「ゆたかなくらし」の実現に向けた取り組みの一環として「創ると観るの間に生まれる何か」をコンセプトに駅・施設の空間を活用し、若いアーティストが思いのこもった作品を自由に表現・発信するプロジェクトです。日々何気なく通り過ぎる場所・空間がアートを身近に楽しんでいただくことができるリアルなスペースとなることを目指しています。

今回展示する作品は、クリエイターがコンテンツを発信するメディアプラットフォーム「note」を通じて展示作品の世界観を解説すると共に、アーティストとのコミュニケーションの場として展開します。

■概要は以下の通りです。
名称:『PARK』~創ると観るの間に生まれる何か~
主催:株式会社小田急エージェンシー、小田急電鉄株式会社
製作協力:富士フイルムイメージングシステムズ株式会社
期間:2022年3月31日(木)~5月6日(金)
展示場所:小田急線新宿駅 6番ホーム壁面
電飾看板8面(1450mm×2500mm/1面)
内容:8人の学生アーティストが駅の電飾ボードを利用し、それぞれのアート作品を展示。
note URL:https://note.com/park_art


【作品概要】
アーティスト:京都芸術大学 川口春瑠
作品タイトル:カテゴライズへの違和感
《作品説明》
21人の「女性」に対し、彼女たちが抱えているコンプレックスとそれが生まれた経緯についてヒアリングを行った。そして、私の視点から彼女たちの美しいと感じる身体に焦点を当てて撮影を行っている。この作品は、生まれ持って与えられた女性の身体と、それに伴う社会的に構築された「らしさ」へと拘束されている自分自身を解放するためのプロセスである。


アーティスト:京都芸術大学 平等菜々理
作品タイトル:Time and , Flowers and people
《作品説明》
花は身近な存在であるがゆえに、人々は一般的な関心しかもたず、「綺麗」「力強い」「儚い」といった一般的な感想として消化される。私はそこに疑問を持っていた。実際には瞬間の状態ではなく、時間の経過と物質がもたらす変化の過程こそが重要であると考えるからだ。この作品では、写真を劣化させ、目に映ることのない時間の経過と物質の瞬間の状態、異なる二つの時間を共存させ、花の本質を模索することを目的としている。


アーティスト:都立工芸高校 森亮憲(カタツムリ)/  糸永彩乃(ソフトクリーム)
作品タイトル:時に住まう
《作品説明》
(森亮憲)時間の中に生きる世界の形をカタツムリと時計塔で表現しました。
(糸永彩乃)自分の思う「かわいい」を生活に取り入れながら表現するために、ソフトクリームの形の香炉を作りました。


アーティスト:都立工芸高校成瀬凛
作品タイトル:未来 ン the sky
《作品説明》
鏡は私がそこに存ることを写し出してくれる。移り変わる空と写り変わる私。今、この瞬間しか撮れない空と私。


アーティスト:日本工学院専門学校 福島隼
作品タイトル:情伝導
《作品説明》
煌びやかで冷たく、すし詰め状態の都会で、感情や行動が連鎖する現代社会を表現した作品です。1人の負の感情や行動が金属の熱伝導のように様々な影響を及ぼし、人々を苦しめる。新宿では様々なコミュニティの中で仕事をする人が、神経をすり減らしながら生きていると思います。そんな人達が、少しでもその異常性に気が付き、自分の磨き上げた輝きを大切にして欲しいという思いを込めました。


アーティスト:日本工学院専門学校 山之内陽菜
作品タイトル:We can make our dreams come true !!!
《作品説明》
子供の頃に月にうさぎがいると信じた女の子が「月のうさぎ」に会う夢を叶えるストリーを描きました。主人公の女の子はきっといろんな人に否定されてきたと思いますが信じて諦めずに夢を叶えました。自分を含めた夢を追う人を肯定したいと思いこちらを制作しました。また、作品を掲示する枠を窓に見立て奥に別の世界が広がって見えるようなイメージで描きました。


アーティスト:日本大学 東尾文華
作品タイトル:女神の憂鬱
《作品説明》
私は作品を通して、生きることの喜びや辛さなどを伝えたいと考えている。そして、メイクや髪の毛、服、などもこだわって作品を制作している。人によって違いはあるかもしれないが、辛いことや悲しいことがあった時、何か小さな幸せを見つけて生きているのではないかと思っており、私の場合、それはメイクやお洒落をすることである。そういう、少しの自信と小さな勇気を身につけて前に進んで欲しいと、自身や鑑賞者に願いながら、制作をしている。


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