株式会社インフォマティクスが、最新版GyroEye 2021.2をリリース

2022/04/06  株式会社 インフォマティクス 

~TS+※ のキャリブレーション時間を大幅短縮。従来比5倍の効率化を実現~

株式会社インフォマティクス(本社:川崎市幸区大宮町1310、代表取締役:齊藤大地)は、Mixed Reality(複合現実;以下MR)システムの最新版GyroEye(ジャイロアイ)バージョン2021.2の発売を開始しました。 本バージョン改訂のポイントは、GyroEyeのアドオンソフトである「TS+(ティーエス・プラス)」のキャリブレーション時間の大幅短縮で、従来比5倍の効率化を実現しています。また、このたび遠隔臨場・変状調査ソリューションXRoss野帳(クロスヤチョウ)の最新版1.2も同時にリリースしました。 ※TS+;ティーエス・プラスは、GyroEye Holoと測量機器トータルステーションとの連携システムです。


GyroEye(ジャイロアイ)は、Microsoft HoloLens2に対応したMRアプリケーションGyroEye Holo(ジャイロアイ・ホロ)やデータ変換ツール、コンテンツ管理システム(CMS;シーエムエス)等で構成されるMRシステムです。
このたびのバージョンアップのポイントは、GyroEye HoloのアドオンソフトTS+のキャリブレーション時間の効率化です。初期のセッティング手順を簡略化することで、大幅な時間短縮を実現しました。従来は、このセッティングに15分程度を要していましたが、本バージョンでは3分程度でできるようになり、従来比5倍の効率化を実現しています。
このたび、東京鋪装工業株式会社様ご協力のもとで行った性能試験では、簡略化された新たなキャリブレーション手順において良好な位置精度でMRモデルが表示できることを確認しました。(下図)
また、このたび遠隔臨場・変状調査ソリューションXRoss野帳も同時に最新版をリリースしました。


TS+ 位置精度の試験結果



既知点3、既知点7間33.059mを往復して位置精度を計測した結果、いずれも10mmから15mmの誤差に留まった。(上記は一定の環境下で行った試験による結果です。製品の性能を保証するものではございません。)

このたび、試験で協力くださった東京鋪装工業株式会社の白山様からは「新しいTS+はデータ準備とキャリブレーションが容易となり、現場実務への導入に目処が立ちました。」というコメントを頂きました。


試験協力:
東京鋪装工業株式会社
生産技術部 生産技術課 兼 DX推進室DX推進課
担当部長 白山公三様




特長と機能向上






各製品の入手方法

・GyroEye及びXRoss野帳の保守契約中ユーザ様には、それぞれのダウンロード方法をメールでご案内します。
・GyroEye保守未加入のユーザ様には、ご加入いただくことでダウンロード方法をメールでご案内いたします。
・TS+はコントローラアプリが必要です。ご購入者様にダウンロード方法をメールでご案内します。


インフォマティクスについて
株式会社インフォマティクスは、1981年の設立以来、建築・設計向けのCAD/CGシステムおよび地理情報システムの開発、販売、保守サポートを行うシステムインテグレータとして成長を続けており、本社(川崎市)、営業所(大阪、名古屋)の総勢約223名(2021年6月末現在)の社員から成る企業です。国内の中央官庁、地方自治体、社会インフラ事業者、建設・土木・エンジニアリングなどエンタープライズ企業に多数の導入実績があります。
*インフォマティクスは創立40周年を迎えました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000058.000034332.html

製品に関するお問い合わせ
担当:株式会社インフォマティクス 事業開発部 金野(こんの)、黒坂、高橋
Mail:gyroeye@informatix.co.jp TEL:044-520-0850 FAX:044-520-0845

ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社インフォマティクス 事業開発部 プレスリリース担当
〒212-0014 川崎市幸区大宮町1310 ミューザ川崎セントラルタワー27F
Mail:ifx-marketing@informatix.co.jp
TEL:044-520-0850 FAX:044-520-0845

※GyroEye、ジャイロアイ、XRoss野帳は、株式会社インフォマティクスの登録商標です。その他記載の製品名、会社名は各社の登録商標です。

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