PowerCMS X に PDFのアクセシビリティチェックやフォームの reCAPTCHA対応など新機能を追加

2022/05/26  アルファサード 株式会社 

アップロードした PDFのアクセシビリティチェックを行う機能、フォームや会員登録時の reCAPTCHA対応、階層付きオブジェクトの一括管理、URLのリダイレクト管理などの新機能を追加しました。

アルファサード株式会社は、PDFのアクセシビリティチェック機能など複数の機能を追加した PowerCMS X Version 3.05 を本日より提供開始します。


PDFのアクセシビリティチェック


PDFのアクセシビリティチェック画面

アップロードしたPDFファイルのアクセシビリティをチェックできます。PDFの各種情報・構造の確認や音声読み上げ確認ができ、メタ情報は直接編集できます。以下の情報が確認できます。


1ページ目のプレビュー
ファイルのサイズ
用紙サイズ
ページ数
画像を含むかどうか
タグ付けがされているかどうか
暗号化されているかどうか
テキストが抽出できたかどうか
PDFバージョン
作成ソフト
タイトル (編集可能)
サブタイトル (編集可能)
キーワード (編集可能)
作成者 (編集可能)
抽出テキスト (読み上げ検証)
アウトライン (見出しの構造)
前景色(自動判別)
背景色(自動判別)
コントラスト比(自動判別)
コントラスト比の JIS X 8341-3 適合状況
Acrobatアクセシビリティレポート(添付されている場合)


※ このうち「タイトル」「サブタイトル」「キーワード」「作成者」は編集して上書き保存が可能です。
※ 自動判別された値は正しくない場合があります。色については1ページ目から判別します。各々の色をクリックして OSのカラーピッカーで選択し直すことが可能です。
※ 読み上げ検証については Acrobatや実際のスクリーンリーダーの読み上げ結果と異なることがあります。



階層管理画面の大幅な改良

オブジェクトの階層をドラッグ&ドロップで編集できる管理画面上で、新規オブジェクトの追加、既存オブジェクトの編集・削除が行えるようになりました。編集タイプ「リレーション」種類「階層」型のカラムを追加しているときは、関連元オブジェクトの編集時にダイアログで直接管理画面を呼び出すことができます(この機能はver.2.63にも追加されました)。




プラグイン「Recaptcha」を新規追加

reCAPTCHA(リキャプチャ)とは、ウェブサイトの制限エリアへのアクセスを試みるボットからサイトを保護する仕組みです。新しく追加されたRecaptchaプラグインにより、PowerCMS Xで作成しているフォームや会員専用ウェブサイトのサインアップ画面にreCAPTCHAを追加できるようになりました。

reCAPTCHAでフォームを保護できるように


プラグイン「URLRedirect」を新規追加

管理画面でリダイレクトの設定を行えるようになりました。相対URL、URL、正規表現による指定が可能、CSVによる一括登録も可能です。

URLリダイレクトの編集画面


一覧画面で差し替え予約状況を可視化

一覧画面に差し替え予約中のオブジェクトへのフィルタを追加し、一覧画面のステータスの横に差し替え予約されているオブジェクトの差し替え予約日時を表示するようにしました。差し替え予約日時をクリックすると、該当のリビジョンの編集画面に画面遷移します(この機能はver.2.63にも追加されました)。

一覧画面に差し替え予約中のフィルタを追加
一覧画面で差し替え予約状況を見えるように


やさしい日本語エディタを改良

やさしい日本語エディタを改良し、データの一時保存ができるようになりました。また、フォントの選択肢が増え、UDフォントを指定することもできるようになりました。

左から順にやさしい日本語、分かち書き、ふりがな、ふりがなの編集、ふりがなの削除、他言語への翻訳、一時保存、履歴を戻る、履歴を進む、履歴をクリアボタン

リリースノート

その他修正・改善された機能の一覧についてはPowerCMS X ver.3.05 / 2.63リリースノートをご覧ください。
https://powercmsx.jp/release_note/ver3_05.html

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※Microsoft Word は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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