ベッコフオートメーション日本法人・横浜オフィス、全面リニューアル

2022/06/07  ベッコフオートメーション 株式会社 

新しい働き方に合わせた最先端のオフィスに

ドイツの大手制御機器メーカーベッコフオートメーション株式会社(神奈川県横浜市 代表取締役社長 川野俊充)は、日本法人設立10周年を契機にオフィスリニューアルに着手し、本社横浜オフィスを全面リニューアルいたしました。




 コロナ禍を契機に、在宅ワークが定着しつつあります。今回のリニューアルにあたって私たちは、働き方の変化に合わせ、また個人の生産性を上げる手段として、「より良いオフィスのあり方」を全社員で検討いたしました。具体的にはオンライン会議の実施やアンケートの集計により、新オフィスのコンセプトづくりを行っています。


オフィスのコンセプトは 「The“ x Co” Place」(ザ・クロスCo・プレイス)

 今回のオフィスリニューアルでは、場所を選ばず柔軟な働き方を実現するべく、「オフィスは働く場所の選択肢のひとつ」と定義。そのベースには、オフィスは「コミュニケーションを図る場として重要な場所」という考え方があります。オフィスの価値は、コロナ前に比べて薄れているものの、無意味かと言えばそうではない。働く人がそこで会い、会話をすることで生まれる知恵やアイデアは注目すべきものがある。そうした発想をコンセプトに込めました。

 新オフィスのコンセプトは、気軽なコミュニケーションによる刺激のINPUTと、作業効率の良い円滑なOUTPUTが行える「The “ x Co” Place」です。

なお、“ x Co”のCoとは、

Communication(意思の疎通)・・・直接会って会話が行える場所
Connect point (接点)・・・人と人、人と者、人と体験などの接点となる場所
Co-creation (共創)・・・複数人で作業が行える場所
Common area (共用)・・・業務に必要な機材の充実した場所

の4つを指します。

 オフィスは3つの空間から構成されています。オフィスの中央部には、人やものが集まり、関係性を構築する場の象徴として「コネクトサークル」を配置しました。製品ディスプレイも兼ねたエントランス側は、「クライアントと社員の接点」「クライアントと製品の接点」、執務側となるリラックスコミュニケーションエリアは「社員同士の接点」としました。

 さらに執務エリアは、業務に応じて執務場所を自由に選択できるように、「パーソナルワーク」、「コミュニケーションワーク」、「リラックスコミュニケーション」の3つのスペースを設けています。
なお、今回のリニューアルのコンセプト設計、構想デザイン、空間デザインは、京都に拠点を構える総合デザイン会社 GK京都が行いました


 ベッコフオートメーション代表取締役社長の川野俊充(かわの としみつ)は、今回のオフィスリニューアルが目指す効果を以下のように述べています。

「時間・空間・機材を、必要な人たちが必要な時に自由に共有できるオフィスを作ることで、生産性向上を目指しています。また、コロナ禍をきっかけに多様になった働き方を持続的に発展させられる基盤となることも期待しています。 オフィスに来るときは「来ないとできない仕事、来ないととれないコミュニケーション」に専念できるため、社員の間では仕事のメリハリがつけやすくなったとの声が出てきています。」

 また、GK京都 プロジェクトマネージャーの谷本吏(たにもと つかさ)はリニューアルにおけるデザインの工夫点について、以下のようにコメントしています。「横浜のシンボルでもあるベイブリッジが見える景色を、社員や来訪者にも感じてもらえるように、エントランス部からも視線を景色側に誘導するため、大テーブルを斜めに配置しました。リラックスして執務が行える様に、オフィス全体は明るめのモノトーン+木目とし、シンプルに仕上げました。コーポレートカラーである「Red」をアクセントとすることで、「堅実さ」を感じさせながら「創造性」や「美意識」といったブランドイメージを感じさせるインテリアとしています。」

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