～ 霧で育てた珍しいトマト ～
株式会社いけうち（霧のいけうち、本社：大阪府大阪市西区）は食味の良い中玉トマト品種「フルティカ」を、セミドライフォグ噴霧水耕システム「IKEUCHIPonics（イケウチポニックス）」で栽培することによりGABA機能性を付与、「霧のGABA（ギャバ）トマト」として機能性表示食品の届出を行い、消費者庁に受理されました。
1）プレスリリース概要
霧のGABAトマトを栽培した
「セミドライフォグ噴霧水耕システム IKEUCHIPonics」は、緻密なストレス管理を通じて、野菜に含まれる機能性成分を安定的に増加させることができる栽培システムです。
自社農場においてIKEUCHIPonicsで生産したトマト（フルティカ）について、機能性表示食品として消費者庁に届出を行い、2022年5月23日に受理されました。
2022年夏頃より「霧のGABAトマト」として小売店等で販売する予定です。
弊社では、今後もIKEUCHIPonicsの研究開発と実証を通じて、トマトだけでなく多種多様な作物の機能性成分を高める栽培管理を実現し、高機能野菜の生産プラットフォームとして社会に提供して参ります。
2）セミドライフォグ噴霧水耕システム「IKEUCHIPonics」について
養液を微細な霧（セミドライフォグ,平均粒子径約30μm以下）にして根域に充満させる新しい栽培システムです。
植物の根はこのセミドライフォグを捕集するため綿毛状の根毛を発達させることで、表面積が広く、養液吸水効率の高い健康な根を形成します。
給液タイミングも緻密に管理でき、日射量に応じて給液（ウェット）と水切り（ドライ）を秒単位で制御可能。
特徴的な根と、気相率の高い根域環境、緻密な給液制御が、従来にないストレス栽培管理を実現します。
これにより植物の二次代謝を高め、機能性成分を高蓄積させることができる栽培システムです。
3）IKEUCHIPonicsで栽培したミニトマトの成長記録
セミドライフォグで発達した吸水効率の高い根により、蒸散量が多くなる環境下でも体内水分を維持し、気孔の閉塞を抑制することで光合成を促進します。
4）施設園芸・植物工場展 (GPEC 2022) 出展
東京ビッグサイトで7/20（水）～ 22（金）に開催される施設園芸・植物工場展（GPEC）に、
セミドライフォグ噴霧水耕システム「IKEUCHIPonics」及び、
冷房/加湿/防除システム「CoolPescon（クールペスコン）」を出展します。
［小間番号］K-17 (南3・4ホール)。
ご来場予定の方並びにご検討中の方へ、無料招待状の発送を行っています。
ご希望の方は下記よりお申込みください。
URL ：
https://www.kirinoikeuchi.co.jp/info/163
5）関連リンク
セミドライフォグ噴霧水耕システム「IKEUCHIPonics」特設サイト
URL ：
https://www.kirinoikeuchi.co.jp/products/unit-system_nogyo/lp/agro/ip/
6）株式会社いけうちについて
広島県呉市で精度保証付きセラミックノズルの製造販売メーカーとして創業いたしました。
以来「霧を工業製品として利用できるように分級」「世界最小レベルの細かな霧が出せるノズル（ドライフォグノズル）の開発」「霧を用いたさまざまなアプリケーション事業」等、常に「霧」を中心として、その発生方法と活用方法を開発し続け、社会に提供することで、豊かで潤いのある社会形成に貢献しています。
所在地 ：大阪府大阪市西区阿波座1-15-15第一協業ビル
代表者 ： 代表取締役 松井 精朗
事業内容： 産業用スプレーノズル・工業用加湿器ならびに応用機器・システムの製造販売および輸出入
URL ：
https://www.kirinoikeuchi.co.jp/