JAグループ広島の新たな食農教育プロジェクト、「起農みらい塾」開校!

2022/07/07  広島県信用農業 協同組合連合会 

子どもの起業家精神を育む、食農教育×金融教育

JAグループ広島は10年後の食と農、地域に貢献できる次世代の育成を目指し、「起農(きのう)みらい塾」を開校しました。 食農教育に金融や経営の視点を取り入れ、お金の様々な働きを理解し、社会に関わる力や自立する力を育てるカリキュラムで、子どもたちの未来をサポートします。 農産物の生産・加工・流通の現場訪問での学びから実際の商品販売まで、お金を稼ぐビジネス型体験学習を基本に展開していきます。


未来を創る、子どもたちの挑戦!
2022年7月3日(日)に「起農(きのう)みらい塾」の入塾式と第1回授業がイノベーション・ハブ・ひろしまCamps(広島県広島市)で開催されました。
入塾したのは小学校4~6年生の子どもたち20名で、これから11月までの5か月間で全10回の授業を通じて、食農教育と金融教育から起業家精神を学びます。

第1回授業では、子どもたちの緊張を和らげるため、自己紹介、チームづくりが行われました。また、JA広島信連の鈴木雄太(すずき・ゆうた)氏からは「お金のキホン」と題して、「世の中のお金の流れ」や「モノ・サービスに対する価値観」について授業も行われ、日頃からなじみのあるお金についてあらためて学習する機会になりました。




そして最後に、これから活動するグループのチーム名と目標を決め、それぞれ発表しました。「チームで未来の農業を変えていこう!」「がんばるぞ!このチームでやりとげる!」など、子どもたちの意気込みは熱く、次回生産現場での現地訪問授業に期待が高まります。



「起農みらい塾」は、未来を創る、子どもたちの挑戦です。今後、授業を通じて成長していく子どもたちが、どのようなソーシャルイノベーションを起こしていくのか、ワクワクするプロジェクトにご注目ください。
子どもたちの学びの様子は、ホームページにて「授業レポート」として紹介していきます。
起農みらい塾HP:https://www.jabankhiroshima.or.jp/mirai/miraijuku/


■~食と農で学ぶ、生きるチカラ~「起農みらい塾」について
「起農みらい塾」は食や農、地域が直面する課題に子どもたち自身が気づき、問いを立てることからはじまります。実際に現場でリアルな声を聞き、お金の働きを意識してビジネス視点で解決への手がかりを探し、解決策を立案、実践、検証、すべてのプロセスを自主的に行います。学びの楽しさと達成感を得ながら発想力・思考力を養う、変化と成長を促す探究サイクルを基盤にしたカリキュラムです。社会とのかかわりを理解し、起業家的な素養や能力を磨き、これからの未来のため、社会に役立つ行動を積極的に起こせる力をもつ子どもたちを育てます。
◎カリキュラム作成・運営/ディレクター:大野圭司(おおの・けいじ)氏 株式会社ジブンノオト(本店:山口県大島郡周防大島町)代表取締役 キャリア教育デザイナー
◎運営サポート:豊永大将(とよなが・だいち)氏〈他 大学生スタッフ〉 学習塾エデュパーク(本部:広島市南区)、キャリア教育講座『ミラコラプロジェクト』統括責任者

地元メディアと連携した次世代教育
「起農みらい塾」は、地元メディアの中国放送(本社:広島県広島市)の70周年事業「RCCスクール」と連携しています。「RCCスクール」は広島県内の小中高生を対象に、著名人やその道のプロを講師として迎え、スポーツ・文化芸術・環境問題など様々なジャンルをテーマに、広島の未来を創造する学びを提供する仮想学校で、次世代教育をともに担っていきます。


「起農みらい塾」の授業にはRCCのアナウンサー・唐澤恋花(からさわ・れんか)さんも訪れ、子どもたちといっしょに学ぶ機会もあり、その様子や子どもたちの成長をメディアで随時紹介していきます。
RCCスクールHP:https://rcc.jp/rcc70th/rcc-school/


「起農みらい塾」の概要
名称:JAグループ広島 食農教育プロジェクト「起農みらい塾」
開催日程:2022年7月~11月
開催場所:広島県内(広島市、世羅町、江田島市)
主催:JAグループ広島
協力:エデュパーク、広島県商工労働局イノベーション推進チーム 連携:RCCスクール(中国放送)


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