世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会 審査員8名と招待作家2組が決定

2022/09/09  一般財団法人 プロジェクションマッピング協会 

プライズプレート制作は日本が誇る下町のシリコンバレー 大田区の複数工場が協力

一般財団法人プロジェクションマッピング協会(本社:東京都渋谷区、代表理事:石多 未知行)は、当協会が2012年より企画開催し、今大会で10回目を迎える世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会『1minute Projection Mapping Competition』(以下、国際大会)の審査員として、国内外の見識者8名を審査員メンバーに決定いたしました。また、招待作家2組も決定、昨年グランプリのインドネシアチームと、日本の気鋭若手クリエイターによる次世代のプロジェクションマッピングにご注目ください。 なお、入賞者に授与するプライズプレートは毎年こだわりを持って作成しており、今年は世界有数の先進的で独自技術が集積し、繊細な電子製品から宇宙産業に用いられるものまで世界中からオファーが集まる大田区の工場にご協力頂き、現在鋭意作成中です。完成品は都の木イチョウの葉を用いた唯一無二の特別なプレートとなります。



▷ 国際大会公式サイト:https://1minute-pm.com/

▼ 招待作家紹介
 ◆THE FOX, THE FOLKS(Indonesia)



前回大会グランプリ受賞のマルチメディアチーム。インドネシア/バンドンが拠点。フファジャール・クルニア(ヴィジュアルアーティスト)とラフィコ・リンガ(アニメーター)の二人により設立。国内外を問わず様々なアニメーションプロジェクトに携わり、Music Video、広告、プロジェクションマッピングなど多岐に渡る。 「2Dスタイル」と「ストーリーテリング」を追求するスタイルで業界に新鮮なビジュアルをもたらしている。

 ◆Yuta Okuyama(Japan)




前回大会に続き本年度も審査員を務める真鍋大度氏推薦の気鋭の若手クリエイター。筑波大学 理工情報生命学術院所属。プログラミングを用いて、システムの開発から、グラフィックまで一貫して制作を行う。複雑な対象から、単純な要素からなる美しさを抽出することや、簡単なルールを組み合わせて複雑な動きを生み出すなど、新しい見方を提示するような表現に探求している。

▼ 2022年度1minute Projection Mapping Competition 審査員8名が決定


 ◆ Gill Minervini(オーストラリア)
クリエイティブディレクター、プロデューサー、キュレーター、コンサルタント。フェスティバルや大規模イベントのディレクションに30年以上の経験を持つ。南半球最大の光、音楽、アイデアの祭典VIVID SYDNEYの2022年度フェスティバルディレクター。

 ◆ 日比野 克彦(日本)
東京藝術大学教授。今年4月1日、東京藝術大学長に就任。他の主な要職として、岐阜県美術館長、熊本市現代美術館長、日本サッカー協会社会貢献委員長を務める。

 ◆ 真鍋大度(日本)
アーティスト、プログラマー、DJ。2006年Rhizomatiks 設立。注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、様々な領域で活動している。

 ◆ MELISSA WEIGEL|Moment Factory (カナダ)
Moment Factoryはカナダのモントリオールが拠点のマルチメディア・エンターテイメント・スタジオ。
メリッサはクリエイティブディレクターとして世界最大級のショーやイベントを手がけ没入型マルチメディアデザインとエンターテイメントを専門にライブパフォーマンスとデジタルアートを融合してきた。

 ◆ YURI KOSTENKO(ウクライナ)
世界中の舞台、博物館、プラネタリウムに没入型体験と映像技術を提供するクリエイティブスタジオ、フロントピクチャーズの共同設立者であり、CEO。フェラーリ、メルセデス、LG、コカ・コーラ、マスターカード、ユーロビジョン・ソング・コンテスト、アメリカズ・ゴット・タレントなどを手掛ける。

 ◆ 古屋 遙(日本)
人間共通の感動や共感性をテーマに、身体・空間・技術が融合した総合演出を手掛ける。リアルとバーチャルを統合した体験設計や広告・教育番組・遊具のディレクション、MVの映像演出など様々な領域で「想像力を社会に実装する」試みを行っている。「大河ドラマおんな城主直虎」、「TWICE Dome Tour」など演出。

 ◆ THE FOX, THE FOLKS(インドネシア)
前回大会でグランプリを受賞したインドネシアのバンドンを拠点とするマルチメディアチーム。国内外を問わず様々なアニメーションプロジェクトに携わり、Music Video、広告、プロジェクションマッピングなど多岐に渡る。

 ◆ 石多 未知行(日本)
(一財)プロジェクションマッピング協会 代表、カラーズクリエーション(株)代表取締役、(株)NIGHT WAVE 代表取締役。映像を光として捉え、空間を表現するアーティスト・演出家として国内外で活動。プロジェクションマッピング協会を設立し、国際大会や企画展、国際事業、商業企画、観光、人材育成まで多岐に展開。

▼ 各賞と副賞について
世界一の東京都知事賞(GRAND PRIZE)は、優勝賞金200万円と、副賞には特別に作られたプライズプレート、そしてプロジェクションマッピングのソフトウェアなどが贈られます。

なお受賞者に贈られるプライズプレートは、毎回その地域の特色を活かしたこだわりのデザインで制作されます。伝統と革新を併せ持つ東京で2回目の開催となる本年度は、昨年の江戸切子という“伝統”に対し、今年は”革新”の金属特殊加工技術を用いた金属製プレートで作られます。


大田区には世界有数の先進的で独自技術が集積し、繊細な電子製品から宇宙産業に用いられるものまで世界中からオファーを持つ工場が多数あります。そうした特色や高度な技術を融合し、更に都の木であるイチョウの葉を用いた特別なプレートです。




◆ 各賞詳細

第10回大会プライズプレート
・グランプリ:200万円、プライズプレート、副賞、
 次回大会でのゲスト作家として招聘
・準グランプリ:50万円、プライズプレート、副賞
・審査員特別賞:20万円、プライズプレート、副賞
・主催者賞:10万円、プライズプレート、副賞
・オーディエンス賞:10万円、プライズプレート、副賞


◆ オーディエンス賞の選出方法について
オーディエンス賞の選出は専用サイトから気に入った作品に「高評価」を押すことで投票が完了、高評価数で「オーディエンス賞」を選出します。現地で観覧できない場合もTOKYO LIGHTSの公式YouTube チャンネルより、本大会ファイナリストの19作品をご覧いただき、投票が可能です。
 投票サイトURL▷https://tokyolights.jp/vote
 【投票期限】2022年9月18日(日)22:00まで
 ※最終日は公式YouTubeチャンネルで、全作品の上映と授賞式の模様をライブ配信します。

▼ 1minute Projection Mapping Competition について

1minute Projection Mapping Competitionは世界各国から集まるハイレベルで個性豊かな作品を、同じ会場で一度に見ることができる、唯一無二のプロジェクションマッピング国際大会です。毎回異なる制作テーマと、1分台という短いプロジェクションマッピング作品で世界一の称号と優勝賞金200万円を競います。
全世界から注目を集めるこのコンペティションは、上位入賞者が世界を舞台に活躍するきっかけになるなど、世界的にも非常に影響力のある映像祭典です。
本年度は世界55の国と地域から241組ものエントリーがありました。このうち19作品がファイナリストに選出され、それらの映像作品を重要文化財である、聖徳記念絵画館をスクリーンとしてプロジェクションマッピングします。

▼ TOKYO LIGHTSについて
2021年より始まった『TOKYO LIGHTS』は、東京の新しい風物詩として未来へのメッセージを発信する光の祭典です。TOKYO LIGHTSの『LIGHTS』には、未来の可能性を示す「ビジョン」、表現技術を示す「先進性」、これからを担う「人材」、それらを育み集まる「コミュニティ」など様々な意味が込められています。こうした「光」を集め、その化学反応によって輝く希望のメッセージを東京から世界へ届けるイベントです。目玉となる世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会は、世界各国から集まった作品が聖徳記念絵画館という歴史ある巨大な建物へ投映され、圧倒的で上質な映像体験ができる貴重な機会となります。
光の祭典エリアでは、非日常感のある光の世界を旅する様に、光のアートや先進的なエンターテインメントコンテンツが配置され、エリア全体で多種多彩な体験をすることが出来ます。

 ▶開催日時:2022年9月17日(土)~9月19日(月/祝)
 ▶入場の際は事前にチケット(無料)の予約が必要です。公式HP:https://tokyolights.jp
  ※当日の使用電力は自家発電を使用することにより、電力の供給に影響や追加の負荷を与えないよう工夫をしています。また、燃料の一部にバイオ燃料を使用することにより低炭素の取組を進めています。
  ※ 燃料電池車(FCV)、電気自動車(EV)等の電気も活用し、HTT<電力をH減らす・T創る・T蓄める>の理解や普及促進を進めます。

▼ プロジェクションマッピング協会 について
さまざまなクリエイターを中心に作られた業界団体として、石多未知行が代表となり2011年に発足、2012年に一般財団法人化。プロジェクションマッピング表現の普及啓発、新たな技術による表現フィールドの拡大、行政や地域団体との連携による観光資源の創出や地域ブランディングなどを手掛けています。また表現の追求や人材育成を進め、世界最大級となるプロジェクションマッピング国際大会を長年にわたり実施するなど、国内外で業界の広がりに貢献しています。公式サイト:https://projection-mapping.jp/

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