開催を控えた「燕三条 工場の祭典」が『Red Dot Design Award 2022』にて、Best of the Best 2022 を受賞!

2022/10/02  公益財団法人 燕三条地場産業振興センター 

受賞作品:2021年実施の「Tsubame-Sanjo Factory Museum」

「燕三条 工場の祭典」実行委員会が開催した展覧会が、世界三大デザイン賞の一つとされる『Red Dot Design Award』ブランド&コミュニケーションデザイン部門において部門最優秀賞「Best of the Best」に選ばれました。 今回の受賞作品は、2021年11月5日(金)から21日(日)にかけて、初めて燕三条エリアで開催した展覧会「Tsubame-Sanjo Factory Museum」です。 授賞式はドイツ・ベルリンにて、2022年10月28日(金)に開催されます。 また、2022年10月7日(金) - 10月9日(日) に開幕を控えた「燕三条 工場の祭典 2022」は、新たなコンテンツも加わり、ものづくりの現場を開放し、見学、ワークショップなど多数ご用意しています。 また、今年は、お好みのコースを効率的に巡ることができるよう、地元に精通したタクシードライバーによるお得なKOUBAツアーを開催するなど、新たな試みも実施します。 皆様のお越しをお待ちしています。


Tsubame-Sanjo Factory Museum」キービジュアル (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会



Red Dot Design Awardについて

『Red Dot Design Award』は、1955年に創設された世界最大級のデザイン賞です。 ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター(Design Zentrum Nordrhein Westfalen)が主催しており、同じくドイツの『iF Design Award』、アメリカの『International Design Excellence Awards(IDEA)』と並ぶ世界三大デザイン賞として知られます。 プロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの三つのセクション に分かれ、審査は年に一度、国際的なデザインの専門家により、革新性、機能性、人間工学、エコロジー、 耐久性などの9つの基準から審査されます。


Tsubame-Sanjo Factory Museumについて

『Tsubame-Sanjo Factory Museum』は、「燕三条 工場の祭典」実行委員会が2021年11月5日(金)から21日(日)にかけて開催した展覧会です。これまで燕三条のものづくりの歴史や文化を伝えることを目的に、イタリア・ミラノ、イギリス・ロンドン、シンガポール、台湾・台北、東京といった国内外で展覧会 を開催してきました。本展は初めて燕三条で開催した展覧会で、2,000平方メートル 超の広さ、6m超の天井高をもつ研磨機を製造していた工場跡を舞台に、燕三条で生まれた職人の技術による高品質な製品、燕三条の歴史文化、『燕三条 工場の祭典』の歩みを紹介しました。 職人の技術が宿る製品、材料や器具を展示するとともに、製品が生まれる過程を紐解くために金属製スクリーンに作業風景の映像を投射するなど、新たなアプローチで工場の魅力を発信しました。さらに展覧会 をより深く掘り下げるギャラリーツアーや小中高校の学級単位による見学ツアーを実施したほか、ご来場いただけない方にも展覧会をお楽しみいただけるようライブ配信を行いました。


Tsubame-Sanjo Factory Museumのキービジュアルについて(1枚目のビジュアル)

本展の会場となった広大な廃工場に、ふたりの職人がピンクのラインを引き入れる姿をメインビジュアルとしました。稼働時の記憶を遺す場に引き込んだ太い一筋のピンクラインは、「燕三条 工場の祭典」のアイデンティティであるピンクストライプに発展する最初の一本であり、これから作り上げていく展覧会への強い意思を示すものです。燕三条を象徴する製品を作るふたりの職人は、師弟の関係にあります。熟練した技術をもつ名工から見習いの若手まで、職人たちが世代や立場を超えて力を合わせ燕三条の未来を築く姿を表現しました。


Tsubame-Sanjo Factory Museum 開催時の情報

タイトル:Tsubame-Sanjo Factory Museum(英) / 燕三条 ファクトリーミュージアム (日)
会 場:新潟県三条市西大崎1-1-18(旧 野水機械製作所 工場)
会 期:2021年11月5日(金)~21日(日)火曜日休館
開館時間:10:00-20:00
主 催 :「燕三条 工場の祭典」実行委員会


Tsubame-Sanjo Factory Museum 展示風景


Tsubame-Sanjo Factory Museum」の会場風景 (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会
Tsubame-Sanjo Factory Museum」の会場風景 (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会
Tsubame-Sanjo Factory Museum」の会場風景 (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会
Tsubame-Sanjo Factory Museum」の会場風景 (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会
Tsubame-Sanjo Factory Museum」の会場風景 (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会
Tsubame-Sanjo Factory Museum」の会場風景 (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会
Tsubame-Sanjo Factory Museum」の会場風景 (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会
Tsubame-Sanjo Factory Museum」の会場風景 (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会



「燕三条 工場の祭典 2022」について

「燕三条 工場の祭典」実行委員会は、2022年10月7日(金) - 10月9日(日) の3日間、新潟県三条市・燕市全域及び周辺地域にて、金属加工、鍛冶木工、印刷、農業をはじめとするものづくりの現場を見学・体験できるイベント「燕三条 工場の祭典 2022」を開催します。普段は閉ざされているものづくりの現場=KOUBAを一斉開放し、見学・体験できる機会を設ける本イベントは、2013年にスタートしました。 今年の「燕三条 工場の祭典 2022」は “Beyond KOUBA!祭典から聖地へ脱皮する3日間” をテーマに、82の拠点*(9月1日時点)を開放します。また、2019年以来3年ぶりにKOUBA を解放し、皆様にご訪問いただくこととなりました。工場見学に加え、特別ツアー、夜のレセプション、特別展示などのコンテンツもあわせてご用意しています。 2022年秋、10年目の開催を迎え大きな脱皮を遂げる各KOUBAが、みなさまのお越しをお待ちしています。今年の開催を区切りに、「燕三条 工場の祭典」は新たな姿へと形を変えていきます。活動の幅をさらに広げ、ものづくりの聖地として皆様をお迎えする準備を進めてまいりますので、これからの燕三条地域にも是非ご期待ください。

*82拠点の内訳 製品などをつくる「工場(KOUBA)」62拠点、農業などを営む「耕場(KOUBA)」7拠点、 KOUBAでつくられたアイテムを販売する「購場(KOUBA)」13拠点

今年ならではのコンテンツなども多数ご用意しています。詳細は下記プレスリリースよりご覧ください。
https://how-pr.co.jp/pressrelease/202209_KOUBA_final_guidance.pdf

「燕三条 工場の祭典 2022」キービジュアル (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会
工場の風景 (C)️「燕三条 工場の祭典」実行委員会

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