第一線で活躍する建築家が選ぶ、優れた建築を生み出すことに貢献しうる建材・設備製品「みらいのたね賞」9製品と「ゲスト選考賞」1製品を決定!

2022/10/04  一般社団法人 日本能率協会 

住宅・建築関連専門展示会「Japan Home&Building Show 2022」で表彰・展示

 日本最大級の住宅・建築関連専門展示会「Japan Home&Building Show 2022」(2022年10月26日~28日、東京ビッグサイト)を主催する一般社団法人日本能率協会(JMA、会長:中村正己)は、同展の開催を前に、優れた建築を生み出すことに貢献しうる優れた製品、未来への布石となる製品に贈られる「みらいのたね賞」9製品と「ゲスト選考賞」1製品を決定しました。 同賞は「Japan Home&Building Show」の公式アワードで、建築分野で活躍する選考員が、毎年、同展の出展製品を対象に、テーマに基づき優れた建材・設備製品を選出しています。


6回目となる今年は、ゲスト選考員として宮崎 浩氏(株式会社プランツアソシエイツ 代表)を迎え、「プロダクトの一般解と特殊解」をテーマに、「Japan Home&Building Show 2022」の出展製品約180点の中から「みらいのたね賞」9製品を決定しました。「ゲスト選考賞」はゲスト選考員が注目する1製品を決定しました。

今回受賞した製品は、「Japan Home&Building Show 2022」の各受賞企業ブースに展示されます。

10月27日には、本賞の表彰式ならびに選考員による選評やトークセッションを行う「みらいのたね賞シンポジウム」を実施。 選考員らとともに受賞企業のブースを巡る「みらいのたね賞ツアー」も毎日開催します。 また、会期前の10月6日には、zoomウェビナーを使用し、「みらいのたね賞」選考員と、今年度の選考を終えてのオンライントークイベントを行います。

実施スケジュールなどの詳細は、「Japan Home&Building Show 2022」公式サイトにてご案内いたします(https://www.jma.or.jp/homeshow/)。


「みらいのたね賞」受賞製品(順不同) ※3~7ページで製品詳細、選評を紹介






「ゲスト選考賞」受賞製品







「みらいのたね賞」概要


「みらいのたね賞」は、建築家が選ぶ、優れた建築を生み出すことに貢献しうる優れた製品、未来への布石となる製品に贈られる賞です。 一般社団法人HEADが開催してきた「HEADベストセレクション賞」を継承して、一般社団法人日本能率協会が「Japan Home&Building Show」の公式アワードとして2017年にスタートさせ、今年で6回目を迎えます。 毎年ゲスト選考員を迎え、出展製品の中からテーマに基づき、約10製品を選定、表彰しています。
「みらいのたね賞」ロゴマーク
1.選考員

◆ゲスト選考員

株式会社 プランツアソシエイツ
代表 宮崎 浩 氏
株式会社プランツアソシエイツ 代表 宮崎 浩 氏
◆選考員

一般社団法人HEAD研究会
特別顧問 松永 安光(まつなが やすみつ) 氏


一般社団法人HEAD研究会 特別顧問 松永(まつなが) 安光(やすみつ) 氏
山本想太郎設計アトリエ
代表 山本 想太郎(やまもと そうたろう) 氏


山本想太郎設計アトリエ 代表 山本(やまもと) 想太郎(そうたろう) 氏
2.選考方法
 みらいのたね賞は「地球目線で考える受け継がれるものとは何か」をテーマに、「Japan Home&Building Show 2022」出展製品約180点の中から、1次選考で選考員が25点に絞り、ゲスト選考員を加えた最終選考で9点を決定しました。ゲスト選考賞はゲスト選考員の注目する1製品を決定しました。

3.「みらいのたね賞」受賞製品 (※順不同)
各製品の詳細や選評等の詳細は添付のリリースをご確認ください。

「家具用コンセント」株式会社石黒製作所(ブース番号:E4-H05)

デザインが良く、豊富なカラーバリエーションで安価、いろいろな仕様を選べるコンセントが欲しい・・・
お客様からのご要望と課題から、石黒製作所ではデザインを重視し、用途に合わせて選択できるコンセント製品を開発しました。豊富なラインナップで、あらゆるシチュエーションに対応します。後付可能で施工も簡単な製品もご用意しております。


ボイスアートBOIS-Art 「縫える木 シェード、ロールカーテン、壁紙」
株式会社 谷口(石川県木材産業振興協会ブース内)(ブース番号:E4-V13)


木を極限まで薄くスライスし特殊な加工を施し、割れずに柔らかく曲げられる製品を開発。開発した木のシリーズ【BOIS-Art】は、1.ミシンで縫製ができ2.丈夫で3.サステナブル素材。木の香が広がり「癒し」の効果があります。本シートを使用したシェードやロールカーテンの他、今後、多彩な分野への使用が期待できます。摩擦・引張りの強度試験済・水濡・クリーニングテスト済・防災認定番号取得・ホルムアルデヒド等級F☆☆☆☆


「エフネン耐火集成材・CLT」
株式会社 中東(石川県木材産業振興協会ブース内)(ブース番号:E4-V13)


今までRC造・鉄骨造で作られた建物を木造にするうえで欠かせない技術が耐火性能です。エフネン耐火集成材・CLTは独自の技術で2時間耐火試験に合格し国土交通大臣認定を取得しており、木材の質感と木目の美しさを『現し(あらわし)』で用いることが可能です。(株)中東は「ただの木材会社ではなく、他ではやらないものをやろう」という掛け声の下、此れまでにない価値観を提供し持続可能な社会に貢献して参ります。

「グランドグリッド(tm)」
株式会社グリーンフィールド(ブース番号:E6-A08)


グランドグリッド(tm)は米国デュポン社が地盤安定を目的に開発した特殊不織布製のハニカム構造材です。グランドグリッド(tm)を駐車場、仮設道路、舗装路盤に使用すると、砂利の沈下散失の防止や路盤変形、陥没を防止し、丈夫で安全な路盤を作る事が可能です。また、グランドグリッド(tm)は傾斜面の保護にも対応可能で、斜面の土砂流出やそれに伴う斜面下の土砂の堆積を防止します。
素材にはデュポン社が開発した強靭なポリプロピレン不織布のザバーン(r)を採用しており、非常に高い強度と高い透水性能があるため、暗きょ排水層としてもご使用可能です。 その特徴を活かし様々な工事に対応可能となっております。

「漆 内装材」
天龍木材株式会社(静岡県木材協同組合連合会ブース内)(ブース番号:E5-V01)

漆塗りは日本を代表する工芸品の一つであり、漆器の産地として有名な「越前 河和田」にて、漆塗りの特徴を活かした近代的な技法によって、弊社取扱商品の「ラフウォール」に漆塗りを施しました。
「ラフウォール」は木材の表面を削る加工である「なぐり加工」を施し、立体感のある美しい仕上がりで空間を演出する商品ですが、そこに漆塗りを施すことにより、木目を活かしながらも漆特有の深みのある輝きを表現いたしました。

「おうちまるごと制震シェルター」
なかやしき株式会社(ブース番号:E4-K16)


熊本地震では二度の強震によって倒壊する家屋が多く見られました。「耐震を超えていかなくてはいけない」と西日本工業大学古田教授が開発されたダイナミックファスナーと、最適な設置箇所を算定する揺れ幅解析ソフト、さらに工務店様向けのわかりやすい工法プログラムを合わせた商品「おうちまるごと制震シェルター」をこの春発表いたしました。日本中、世界中で、強い木造住宅によるしあわせな暮らしを目指して参ります。

「家具設置型ワイヤレス給電ユニット」
株式会社 ビー・アンド・プラス(ブース番号:E5-Q12)


家具の上や内部へ設置できる自由度の高い新感覚のワイヤレス給電ユニットです。電力を送る送電部と電力を受ける受電部が近づくことによりコードレスで電力を送る事ができます。例えば、テーブルの内部へ組込み、テーブル上の食器を光らせたり小型家電を動かす、テーブルランナーのように敷くことで専用のワインクーラーやグラスをライトアップするなど、アイデア次第で色々なスタイリッシュな空間を演出できます。

「444+H」
株式会社よし与工房(ブース番号:E4-T16)


1969年創業のよし与工房はロートアイアンを日本で最も早く導入し、オーダーメイドの装飾金物に取り組んでまいりました。2014年アイアンを住宅や店舗に、より気軽に取入れて頂けるよう、レディーメイドブランド444+H(トリプルフォーエイチ)を発表いたしました。生活空間をグレードアップするメタルアイテムをご提案しております。シンプルながらも職人の手仕事を味わえる製品をお楽しみください。


「NIGHT BOOK」
株式会社ワイ・エス・エム(JCD 日本商環境デザイン協会ブース内)(ブース番号:E6-H08)


本のように引き出すだけで本の隙間からやさしい光が広がるLED照明。JR九州クルーズトレイン「ななつ星in九州」にも採用された上質な明かりを「一冊の照明」というコンセプトに込め、まるで物語の始まりを予感させる詩的な体験をデザインしました。本棚や積み重ねた本の間に置くことで、空間を詩的に演出します。




4.「ゲスト選考賞」受賞製品


「HaymesPaint/ヘイムスペイント)」
株式会社スタジオアナグラム(みらいのたねブース内))


1890年創業のオーストラリア塗料メーカー。化学顔料をほとんど使用しない低VOC水性塗料。オーストラリアで採取された鉄、銅、アルミ、珪砂などの鉱物を配合し、紫外線への耐久性も高く、素晴らしいテクスチャーが表現できる。2016年にPaintBack協会設立、3600万kg以上の廃塗料及び塗料缶等を回収処理している。受注後の調色により、無駄な塗料を生産しない仕組みを日本でも採用。オーストラリアにおいて、2018-2022の5年連続最高品質賞を受賞(CANSTAR賞)


5.授賞式、「みらいのたね賞シンポジウム」開催概要

・開催日:2022年10月27日(木) 14:00~15:30
・会場:東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場) 東展示棟会場内 講演会B(東6ホール)
・登壇者:宮崎浩氏、松永安光氏、山本想太郎氏
・申込方法:https://www.jma-onlineservice.com/10all/jp/registration_seminar.phpからの事前申込制(無料)

6.「みらいのたね賞ツアー」開催概要

・開催日:
2022年10月26日(水)13:30~(1時間を予定)
10月27日(木)15:15~(1時間を予定)
10月28日(金)11:15~(1時間を予定)

・同行者:宮崎浩氏(27日のみ)、松永安光氏、山本想太郎氏
・申込方法:https://www.jma-onlineservice.com/10all/jp/registration_seminar.phpからの事前申込制(無料)

7.「みらいのたね賞~未来に繋がる建材とは~ 会期前トーク!」開催概要

初開催!みらいのたね賞の会期前トークをオンラインにて開催いたします。みらいのたね賞選考員 宮崎浩氏、松永安光氏、山本想太郎氏と一緒に、今年度の選考を終えてのトークを行います。

・開催日:2022年10月6日(木) 18:00~18:50
・場所:オンライン(zoomウェビナーを使用します)
・申込方法:https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_Pz0fYIORRKCfGzaMuPg93wからの事前申込制(無料)


「Japan Home&Building Show 2022」開催概要


総  称 Japan Home & Building Show 2022
展示会名称
●第44回 ジャパンホームショー
●第17回 ふるさと建材・家具見本市
●第8回 店舗・商業空間デザイン展
●第8回 トイレ・バス・キッチン空間・設備フェア
●第6回 団地・マンションリノベーション総合展
●第8回 トイレ産業展
●第5回 イノベーションオフィス総合展
●第1回 解体・リノベーション総合展

主  催 一般社団法人日本能率協会

共  催  一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会/一般社団法人リビングアメニティ協会/一般社団法人住宅生産団体連合会/公益社団法人日本建築家協会

後  援 外務省/経済産業省/国土交通省/林野庁/独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)/独立行政法人住宅金融支援機構(順不同)

協  賛 関連130団体(予定)

会  場 東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場) 東展示棟

会  期 2022年10月26日(水)~28日(金) 10:00~17:00

出展規模  215社/478ブース(9月28日現在)

公式サイト  https://www.jma.or.jp/homeshow/

来場方法  https://www.jma-onlineservice.com/11all/jp/registration.phpから事前登録をお願いします

来場予定者数  約20,000人(同時開催展含む)

同時開催 第41回JAPANTEX 2022/第6回アジア・ファニシングフェア



取材申請について


 取材にあたってはプレス登録が必要です。円滑な入場手続きのため、事前のプレス登録へのご協力をお願いします。※プレス登録いただいた方には、「プレスバッジ」「会場案内図」「取材に際してのお願い」をお渡し
します。

事前登録:「取材お申込みフォーム」からご登録ください。 https://www.jma.or.jp/press/
『事前登録いただいた際の返信メール』のプリントアウトとお名刺2枚をご用意の上、
「プレス受付(登録所内)」にお越しください。

※プレス登録は、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、Web媒体などの取材/編集/報道に関わる方が対象です。
報道機関の広告・営業部門、広告代理店、マーケティングリサーチ会社の方はご遠慮いただいております
(上記の方は、一般登録でご入場いただけます)。ご理解の程、よろしくお願い申しあげます。

◆講演・セミナーをご取材される際のお願い
取材される場合は、対象者の了解のもと行ってください。
講演に使用された投影パワーポイント、配布資料およびテキストなどの無断転載は固くお断りいたします。
講演内容を掲載する場合は、必ず講演者に許可を得てください。ご協力のほど、よろしくお願い申しあげます。

■場内マップ


【展示会に関するお問い合せ先】
一般社団法人日本能率協会 産業振興センター 展示会ヘルプデスク
E-mail:helpdesk@k3c.co.jp ※件名に「展示会名」を入力してください。
TEL:03-6809-1635 (受付時間9:30 ~18:00 土・日・祝日を除く)

◆詳細プレスリリースはこちらからダウンロード可能です。

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